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2025.1.31 「精一杯前を向いて歩いて行く」 長野駅前殺傷事件、遺族が県警通じコメント
長野市のJR長野駅前で男女3人が刺された殺傷事件で、亡くなった同市内の会社員丸山浩由さん(49)の遺族が31日、長野県警を通じて報道機関向けのコメントを発表した。全文は次の通り。
報道関係の皆様ヘ
新しい年を迎えて早々、1月22日の突然の出来事は、通夜・告別式を終えてもなお、私たち家族にとって現実の事とは受け入れ難いものですが、周囲の皆様方からは、故人のために献花・供物等を頂いただけでなく、事件に関する情報をお寄せくださったものと承知しております。
本当にありがとうございました。
私たち家族にとって、周囲の皆様方から頂いた大きく温かなお気持ちは、これからの人生を、故人の分まで精一杯前を向いて歩いて行くための勇気となりました。
どうか周囲の皆様方におかれましては、これまでどおり私たち家族に接していただき、私たち家族と一緒に故人を偲んでいただければ幸いです。
丸山家一同

2025.1.31 兵庫 芦屋 強盗殺人未遂事件 近所に住む容疑者を新たに逮捕
今月、兵庫県芦屋市の路上で30代の男性に大けがをさせた上、スマートフォンを奪ったとしてマレーシア人2人が逮捕された事件で、警察は現場近くに住む28歳の中国人を、新たに強盗殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、中国籍で兵庫県芦屋市に住む無職のマ・アーノルド容疑者(28)です。
今月16日、芦屋市涼風町の路上で35歳の男性が2人組の男に突然、刃物で刺されるなどして大けがをした上、スマートフォンを奪われました。
警察はいずれもマレーシア国籍で58歳のイー・テン・ホウ容疑者と、タン・ファン・チュン容疑者をその日のうちに強盗殺人未遂の疑いで逮捕しましたが、捜査関係者によりますと2人は調べに対し「現場近くの住人を襲撃するよう依頼され、来日した」などと供述しているということです。
このため警察がさらに捜査を進めたところ、マ容疑者が2人に対し、襲撃の現場を事前に伝えていた疑いがあることが分かったということで、30日新たに強盗殺人未遂の疑いで逮捕しました。
容疑者は現場から数百メートルの場所に住んでいるということです。
一方、被害者の男性は事件当日、車の清掃を依頼されてたまたま現場を訪れていたということで、警察は別の人と間違って襲われた可能性があるとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。
マ容疑者は調べに対し、「何も言いたくありません」と話しているということです。

2025.1.31 男性は死亡後に切断されたか 発見現場に争ったような形跡なし 東大阪市の山中に遺体
大阪府東大阪市の生駒山中で、切断された男性の遺体が見つかった事件で、現場に争ったような形跡がなかったことが新たにわかりました。
1月25日午前、東大阪市山手町の生駒山中で、行方不明者の捜索をしていた警察官が頭・両腕・両足などが切断された男性の遺体の一部を複数発見しました。40代~50代前半とみられ、衣服は身に着けておらず、去年12月下旬ごろに死亡したとみられるということです。
警察のその後の捜査で、現場に争ったような形跡はなく、遺体の傷には生きている時に確認される反応がないことから、男性が死後に切断され遺棄されたとみられることが新たにわかりました。警察は死体損壊事件などとして捜査するとともに殺人容疑も視野に捜査しています。
2025.1.29 宅配業者装い強盗目的でマンション侵入 暴力団組員ら男女4人逮捕 住民が不審に思い警察に相談し発覚
強盗予備と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団二代目東組傘下組織の組員、橋爪和治容疑者(52)ら男女4人です。
橋爪容疑者らは、去年11月、大阪市天王寺区のマンションに宅配業者を装って侵入し、マスクなどで変装した上で、強盗に入る機会をうかがっていた疑いが持たれています。
警察によると、インターホンに応じた住民が不審に思い、ドアの前に荷物を置くよう伝えたことで、橋爪容疑者らは部屋に入れず、マンションを後にしたということです。
玄関には荷物が置かれていなかったことから、住民が警察に相談し事件が発覚しました。
警察は、橋爪容疑者が指示役とみていますが、4人の認否を明らかにしていません。
また、他にも事件に関わっている人物が2人いるとみて、行方を追っています。
2025.1.29 【長野3人殺傷】挫折、孤立、生活困窮…自暴自棄型「ローンオフェンダー」の特徴 専門家「社会や家族、他人のせいだと思い込み社会に復讐」 “孤立”を生まない社会にすることが重要と指摘

NBS長野放送ニュース1/29(水)12:03

長野市のJR長野駅前で男女3人が襲われ1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件から1月29日で1週間。逮捕された容疑者は、自宅の電気と水道が止められ、生活が困窮していたとみられることがわかりました。一方、現在も黙秘を続け動機などについては分かっていません。専門家は「社会から孤立し生活が困窮することで自暴自棄になって凶行を起こす『ローンオフェンダー』の特徴がある」と話しています。

■3人を無言で背後から

1月22日夜、JR長野駅前で発生した3人殺傷事件。男女3人が刃物で次々と刺され、49歳の男性が死亡、37歳の男性が重傷、46歳の女性が軽傷を負いました。

事件から4日後の1月26日、女性に対しての殺人未遂の疑いで無職・矢口雄資容疑者(46)が逮捕されました。

これまでの調べでバスを待っていた3人を無言で背後から刺したということです。

警察は「被害者3人と面識はなく通り魔的な犯行」とみています。

■「ローンオフェンダー」の特徴

テロ犯罪などを研究する日本大学危機管理学部の福田充教授は、組織に属さない個人が単独でテロ行為などに及ぶ「ローンオフェンダー」の特徴があると言います。

日本大学危機管理学部・福田充教授:
「昨今増えているのは社会から引きこもって社会不適応になり、そして生活が困窮したり行き詰って自暴自棄になり、今回の事件も(「ローンオフェンダー」の)自暴自棄型の犯罪に当てはまる可能性が高い」

福田教授によりますとローンオフェンダーは政治的思想が動機になる「テロリズム型」。

差別的思想を持つ「ヘイトクライム型」。

そして、生活に行き詰まるなどして他者を攻撃する「自暴自棄型」の3つに分かれるとしています。

2022年の安倍元首相銃撃事件は「テロリズム型」。

2016年に神奈川県の障害者施設で入所者19人が殺害された事件は「ヘイトクライム型」。

2023年長野県中野市で住民と警察官合わせて4人が殺害された事件は「自暴自棄型」に分類されるということです。

■挫折、孤立…「自暴自棄型」

福田教授は今回の事件は中野市の事件と「共通点があるのでは」と指摘します。

日本大学危機管理学部・福田充教授:
「(2つの事件では)挫折による社会的な孤立という共通点がある。その結果、自暴自棄になって厳しい苦しい状況に陥っているのは、社会や家族、他人のせいだと思い込むことで復讐を社会にしてやろうと」

中野市の事件の青木政憲被告は成績もよく東京の大学に進学しましたが、中退して地元に戻ってきました。「大学でいじめに遭い人間関係が苦手になった」と話していて、近所づきあいはほとんどありませんでした。

独りぼっちを意味する「ぼっち」という言葉に過剰に反応していて、面識のない住民2人が自分を「ぼっち」と呼んでいると一方的に思い込み犯行に及んだとされています。

■引きこもりがち、生活に困窮か

今回の事件でも矢口容疑者の同級生や実家近くの住民によりますと、高校までは成績が良く部活に打ち込んでいたということです。

その後、首都圏の大学に進学しますが、10年程前に実家に戻って来て「引きこもりがちだった」ということです。

現在は無職で長野市内の集合住宅に一人で暮らしていました。

捜査関係者によりますと、自宅は、電気、水道が止められていました。関係者によりますと、生活保護を受給していたということです。生活に困窮していたとみられます。

■「社会的孤立を生まない社会に」

近年、増加している「ローンオフェンダー」。

警察も対策を強化しています。警視庁は2025年度、専門の部署をつくり未然に防ぐための体制をつくります。ただ、福田教授は「社会的孤立を生まない社会にすることも重要」だと話します。

日本大学危機管理学部・福田充教授:
「なんらかの予兆というかシグナルが地域や家族の中で確認されている事例はある。そういった段階で社会で対応する、警察や役所に相談する。社会から取り残され働けなくなったり、引きこもりになってしまうような個人をなるべく生み出さないような社会制度づくりが求められる」

2025.1.29 【長野3人殺傷】生活に困窮か 容疑者は生活保護を受給 電気や水道を止められる 矢口雄資容疑者(46)「わかりません」と黙秘続ける 事件から1週間
長野市のJR長野駅前で3人が殺傷された事件から1週間。容疑者は、今も黙秘を続けています。容疑者は生活保護を受給していて、住んでいたアパートの電気や水道は止められていたことが新たにわかりました。生活に困窮していたとみられます。
1月22日の夜、長野駅善光寺口のバス乗り場付近で男女3人が刃物で刺され、会社員の男性(49)が死亡しました。
1月29日で1週間を迎え、捜査に当たった長野中央警察署には、遺族が署員に贈った感謝の花束が飾られていました。
女性に対する殺人未遂の疑いで逮捕された無職・矢口雄資容疑者(46)は、警察の調べに対し「わかりません」と話し、今も黙秘を続けています。
動機の解明が待たれる中、捜査関係者によりますと、容疑者が1人で暮らしていた自宅アパートは、電気、水道が止められていました。関係者によりますと、生活保護を受給していたということです。生活に困窮していたとみられます。
警察は、引き続き動機や犯行に至った経緯など全容解明を進めます。
2025.1.29 「内気で物静かな普通の青年」バスケ部に所属の中学時代は優しくて大人しい性格【長野駅前3人殺傷事件】アパートでは1人暮らし 矢口雄資容疑者とは
高校時代は「明るく爽やかな印象」元同級生が語る矢口雄資容疑者…三人兄弟の末っ子で進学校へ「怒っているシーンがまず記憶に出てこない」事件と結びつかず「すごくびっくり」【長野駅前3人殺傷事件】
アパートの近くに住む人は:
「犯人がコーヒー買ってチャリンコで行き来しているのは(妻が)見たけど」
「(容疑者が住んでいたのは)単身用のアパートとかそういう感じ」
アパートに近い、実家の近所の人によりますと、矢口容疑者は両親と2人の兄の5人家族だったといいます。
実家の近所に住む人:
「お宮がありまして、そこでみんな遊んでました。お兄ちゃんたちと一緒だったと思います。習い事もしてたな。お母さんは教育熱心な方で優しいお母さんでしたよ」
市内の中学校に通い、バスケットボール部に所属。
当時を知る人は、優しくて大人しい性格で、目立たない人物だったと振り返ります。
その後、市内の進学校、長野吉田高校に進み、卒業アルバムでは笑顔を見せていました。
近所の人によりますと、30代のころには一時、実家に戻り生活していた時期もあったといいます。
記者:
近所づきあい特段なかった?
実家の近所の人:
「ないないないない。普通の青年だよね。内気な物静かなあれだった。(家に)昼間いたんだか夜いたんだかわからないけど、たまに出かけちゃなんかしてたと思うよ。夜の仕事でも行ってたんじゃないか」

2025.1.29 去年の自殺者数 児童・生徒は過去最多に
厚生労働省が発表した去年1年間に自殺した人は暫定値で2万268人で、前の年から1569人減少し、昭和53年の統計開始以降、2番目に少なくなりました。
性別でみると男性が1万3763人、女性が6505人となっています。
一方で、児童・生徒は527人にのぼり、これまでで最も多かった令和4年の514人を上回って過去最多となりました。
児童・生徒を年代別に見ると
▽高校生が349人で7割近くを占めたほか
▽中学生が163人
▽小学生が15人となっています。
特に、中学生と高校生の女子の増加が目立ち
▽中学生の女子は前の年より19人増えて99人
▽高校生の女子は前の年より17人増えて183人となりました。
また、原因や動機を年代別に見ると19歳以下は複数回答で
▽学業不振や進路に関する悩みなどの学校問題が349件
▽うつ病などの健康問題が284件
▽親子関係の不和など家庭問題が148件、
などとなっています。
橘官房副長官は29日午前の記者会見で「小学生や中学生、高校生の自殺者数については大変重く受け止めている。子どもの自殺対策は関係省庁が連携して進めており、今年度の補正予算でもSNSを活用した相談体制の強化への支援などに必要な予算を計上し、対応の強化を図っている。今後も子どもの命を守るための取り組みに全力を尽くし、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指していきたい」と述べました。

2025.1.29 玉野・強盗事件 カメラ画像を公開 岡山県警、情報提供呼びかけ
玉野市宇野の貴金属買い取り店で28日に発生した強盗事件で、岡山県警と玉野署は29日、店内の防犯カメラに写った容疑者とみられる男の画像を公開した。グレーのニット帽やサングラス、黒いマスクで顔を隠しており、情報提供を呼びかけている。
玉野署によると、男は40~50歳くらいで身長160~170センチ。中肉で、白色の長袖Tシャツとスニーカーに紺色のジーンズを着用。ピンク色の紙袋のようなものを持っている。
事件は28日午後6時45分ごろ、貴金属買い取り店「ジュエルカフェ玉野ショッピングモールメルカ店」で発生した。入店した男が女性従業員(44)に果物ナイフとみられる刃物を突き付け「強盗だ。お金はどこか」と脅迫。金庫から現金数十万円を奪い、刃物を持ったまま逃走した。
署は現場周辺の聞き込み捜査を続けているが有力な手がかりがなく、凶器も見つかっていない。情報提供は玉野署(0863―32―0110)か県警捜査1課(086―234―0110)。
2025.1.28 京アニ放火殺人・青葉真司被告、控訴取り下げで死刑判決が確定…36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪など五つの罪に問われ、1審・京都地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた青葉真司被告(46)が、控訴を取り下げたことが大阪高裁への取材でわかった。1月27日付。検察側は控訴しておらず、平成以降最悪の犠牲者数を出した殺人事件の死刑判決が確定した。

京アニ事件で死刑確定の青葉被告、控訴取り下げの理由不明…娘を失った女性「何も思わない」
2025/01/28 21:51

36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などで死刑判決を受けた青葉真司被告(46)が、控訴を取り下げていたことが判明した。1年前の1審判決直後には、京アニや裁判への不満を口にしていた青葉被告。取り下げの理由は明らかになっておらず、関係者は複雑な思いで受け止めている。

煙を上げて燃える「京都アニメーション」のスタジオ(2019年7月18日撮影、読売ヘリから)

「全てのことを妄想にされた」。1審・京都地裁で判決が言い渡された直後の昨年1月29~30日、勾留先の大阪拘置所で遺族と面会した青葉被告は裁判をそう振り返り、控訴審について「色々発信したい」と意欲を示していた。

青葉被告は公判で「こんなにたくさんの人が亡くなると思っておらず、やり過ぎたと思っています」と後悔を口にしたが、京アニへの恨みは一貫していた。京アニに応募して落選した自身の小説が盗用されたと主張し、「裏切られた」「京アニが私にしたことは不問か」などと語っていた。

大阪高裁によると、今月27日付で青葉被告本人が控訴を取り下げる書面を提出したが、理由は明らかになっていない。

京アニで作品の色遣いを決める「色彩設計」を担当した石田奈央美さん(当時49歳)の母親(83)は「どんな心境の変化があったのかはわからないが、死刑は揺るがないと信じていた。今頃取り下げたと聞いても何も思わない」と話し、「娘の仏壇にご飯を供える時に報告したい」と語った。

事件で重いやけどを負った青葉被告を治療した鳥取大病院高度救命救急センター長の上田敬博教授(53)は控訴取り下げについて「罪と向き合う気持ちや後悔があったのではないか。亡くなった人や遺族に対するおわびの気持ちを一日たりとも忘れずに持ち続けていてほしい」と話した。

京アニの代理人を務める桶田大介弁護士は「被告の弁護人が取り下げに対して異議を申し立てることもあり得る。現時点でのコメントは控えたい」と話した。

“京アニ”放火殺人事件 青葉被告が控訴取り下げ 死刑確定
2025年1月28日 19時40分

「京都アニメーション」のスタジオに放火し、社員36人を殺害したなどとして1審で死刑判決が言い渡された青葉真司被告(46)が、27日付けで控訴を取り下げたことを大阪高等裁判所が明らかにしました。
これにより裁判は終了し、被告の死刑が確定しました。

青葉真司被告(46)は、6年前の2019年7月、京都市伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオに火をつけて社員36人を殺害し32人に重軽傷を負わせたなどとして、殺人や放火などの罪に問われました。

裁判では、物事の善悪を判断する責任能力の有無が争われ、2024年1月、1審の京都地方裁判所は責任能力があったと認めたうえで「36人もの尊い命が奪われたことはあまりにも重大で悲惨だ」などとして、死刑判決を言い渡しました。

青葉被告は判決を不服として控訴し、弁護側は2審で責任能力の評価をめぐって争う方針を示していました。

この裁判について、大阪高等裁判所は28日、青葉被告本人が27日付けで控訴を取り下げたことを明らかにしました。

これにより裁判は終了し、青葉被告の死刑が確定しました。

死刑判決に対する被告本人の控訴の取り下げをめぐっては、過去に被告の弁護士が無効だと申し入れ、取り下げの有効性が裁判所で改めて審理されたケースもあり、青葉被告の弁護士の対応が焦点になります。

遺族 “被告1人の命で償えるものではない”
事件で亡くなった男性アニメーターの父親は「取り下げの理由は被告本人にしか分からないが、遺族としては、36人の命を奪ったことに彼なりに責任を感じ、謝罪したいという気持ちで取り下げたと受け止めています」と話しました。

そのうえで「一人ひとりの命はかけがえのないものであって、被告1人の命で償えるものではないと思う。同じような事件が二度と起きないように、私たち遺族のような思いをする人がもう出てこないように、社会全体で対策を考えていってほしい」としています。

遺族“いまさら驚かない”
事件で亡くなった女性アニメーターの母親は「1審で死刑判決が言い渡されているので、いまさら何を言われても驚きませんが、なぜ取り下げたのか知りたいとは思います。36人も亡くなっているので、死刑しかありえません」と話しています。

京都アニ 代理人弁護士 “状況定まらず コメント差し控える”
京都アニメーションの代理人の桶田大介弁護士は、NHKの取材に対し「控訴が取り下げられた旨は会社としても承知しております。ただ、状況が定まらないうちはコメントは差し控えさせていただきます」としています。

事件当時に被告を治療の医師「反省や後悔も」
鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センターの上田敬博医師は、事件当時、勤務していた大阪の病院で、全身に重いやけどを負い、ひん死の状態になった青葉被告の治療を担当しました。

今回被告が控訴を取り下げたことについて、上田医師は「どういう経緯で取り下げに至ったのか分からないが、患者として向き合ううえで、反省や後悔の思いがあるのではないかと感じる部分はあったので、彼の中で判断したのではないかと思う。刑が確定することで、犠牲になった人やその家族の気持ちが楽になるわけではないと思うが、被告本人の命がある限りは反省と後悔の気持ちを持ち続けてほしいと思う」と話していました。

2025.1.28 路上で女性を殴った疑い 逃走していた会社員の男(30)を逮捕 仙台・太白区
2024年6月、仙台市太白区の路上で女性が頭を殴られ犯人が逃走していた事件で、警察は宮城県名取市の会社員の男を傷害の疑いで逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕送検されたのは、名取市下余田の会社員、海老原朋生容疑者(30)です。
警察によりますと海老原容疑者は2024年6月、仙台市太白区西中田の歩道で帰宅途中の女性の後頭部を殴り、全治2週間のけがをさせた疑いが持たれています。
海老原容疑者は現場から逃走していましたが、防犯カメラなどの捜査から逮捕に至りました。容疑を認めていて、女性との面識は無いということです。
警察は、犯行に鈍器のような物が使われたとみて捜査を進めています。

2025.1.28 盗撮未遂で公務員逮捕 着替え中の女性をひそかに撮影しようとしたが・・・(山形・上山市)
きのう夕方、山形県上山市の宿泊施設で着替え中の女性を撮影しようとしたとして、公務員の男が逮捕された。
性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、上山市石崎の公務員の男(63)。
男は、きのう午後5時40分ごろから午後7時15分ごろまでの間、上山市の宿泊施設内で、着替え中だった女性(20代)をひそかに撮影しようとした疑い。
男は正当な理由がないのに施設に入り、小型カメラを設置し盗撮しようとしたが、女性がカメラに気づき撮影できなかったという。
通報を受けた警察が捜査し、男の犯行と分かって逮捕した。警察が犯行の動機や経緯について調べを進めている。

2025.1.27 長野駅前 3人殺傷事件 “容疑者 一度も外出せず”人目避けたか

1月22日、長野駅前で起きた3人殺傷事件で、このうち1人に対する殺人未遂の疑いで逮捕された46歳の容疑者は、警察が事件に関わった疑いがあるとみて行動を確認していた逮捕までの2日間、一度も外出しなかったことが、警察への取材でわかりました。
警察は、容疑者が人目を避けていた可能性もあるとみて調べています。

1月22日の夜、長野駅前で起きた男女3人殺傷事件では、26日、被害者の女性に対する殺人未遂の疑いで長野市西尾張部の無職、矢口雄資容疑者(46)が逮捕され、27日、長野地方検察庁に送られました。

警察は防犯カメラの映像をつなぎあわせる「リレー捜査」で、容疑者が事件に関わった疑いがあることやその所在について、事件2日後の24日には把握し行動の確認を始めましたが、それ以降一度も外出しなかったことが警察への取材でわかりました。
また、夜間も部屋は電気がつかなかったということです。

近所の人によりますと容疑者は1人で暮らしていて、以前は容疑者が数日おきに缶コーヒーを買う姿が目撃されていたということです。

事件後、現場から逃走した男の画像が相次いで公開される中、警察は容疑者が自宅にとどまり人目を避けていた可能性もあるとみて調べています。
警察によりますと調べに対し、容疑について黙秘しているということです。

容疑者 事件後にひげをそった可能性
今月22日、長野駅前で起きた3人殺傷事件で、このうち1人に対する殺人未遂の疑いで逮捕された46歳の容疑者は事件後にひげをそった可能性があることが捜査関係者への取材でわかりました。

警察が公開した画像に写った男は特徴的なあごひげがあり警察は、容疑者が見た目の印象を変えて特定を避けようとしたとみて詳しく調べています。

警察は防犯カメラの画像を公開するなどして逃げた男の行方を捜査していましたが、捜査関係者によりますとその後の調べで画像などを鮮明にして解析した結果、男にはあごひげがあり、白い布で覆った髪の毛も長かったことが確認されたということです。

しかし、逮捕された際にひげはなく、短髪だったことから警察は事件後にひげをそったり、自分で髪を切ったりした可能性があるとみています。

また、逃げた男がかけていたものと似ためがねが容疑者の自宅から見つかったことも新たにわかりました。

警察は事件後、容疑者が見た目の印象を変えて特定を避けようとしたとみて詳しく調べています。

容疑者の身柄確保の時の様子は
捜査関係者によりますと、警察は矢口容疑者が事件に関わった疑いがあることや、その所在について、事件2日後の24日には把握し、行動の確認を始めました。

それと同時に、容疑者の身柄確保に向けて自宅の合鍵を入手しようしましたができませんでした。

そのためドアのタイプを確認。

鍵の構造などを調べた結果、容疑者がドアを開けない場合は、外側から鍵を壊す必要があるとしてチェーンソーを用意したということです。

そして、26日、午前7時すぎ、捜査員がインターフォンを鳴らしましたが、容疑者は姿を見せず、準備してきたチェーンソーをその場で使って、ドアの鍵を壊して閃光弾を投げ入れて部屋に突入し、身柄を確保しました。

その際、容疑者はびっくりした様子でしたが、暴れたり声を出したりすることはなかったということです。

同じアパートに住む男性「無口でおとなしい印象」
矢口容疑者と同じアパートに住む40代の男性は26日の朝に警察が容疑者を確保した時の状況について「大きな音で目が覚めました。日曜日の朝からおかしいなと思っていたら破裂音がしました。外を見たら騒がしくなっていました。本当に驚きました」と話していました。

また、この数か月間のうちに容疑者を何度か見たことがあるということで、「無口でおとなしい印象ですが、駐輪場ですれ違うときちんと挨拶をしてくれました。トラブルなどはありませんでした」と話していました。

高校時代の同級生 「容疑者はさわやかなイメージ」
地元の同級生などによりますと矢口容疑者は長野市内の小中学校を卒業し地元の県立高校に通いました。

高校卒業後は首都圏の大学に進学したということです。

高校時代の同級生は「おとなしすぎたり、とんがったりするタイプではなく、普通の子でした。仲の良い友だちのグループですごしていました。さわやかなイメージで、笑っている表情が印象に残っています。テレビで見た姿は昔とは変わっていましたが、やはり面影がありました」と話していました。

献花台に遺族のメッセージ

長野駅前には事件で亡くなった長野市の会社員、丸山浩由さん(49)を悼む献花台が設置され、多くの市民が訪れて花を手向けました。

献花台には花とともに手紙やサッカーボールなども一緒に供えられていて、警察を通じて遺族に送られたということです。

献花台は、27日、撤去されましたが、現場には丸山さんの遺族のメッセージが貼り出されています。

このなかではこれまでに寄せられた献花などに感謝の気持ちを表したうえで「皆さまからの大きな温かな気持ちをいただき本人も安らかに旅立つことができると思います」とつづられています。

そのうえで「よきご縁に出会い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかで、ふと思い出していただければ幸いです」ということばで結ばれています。

メッセージを見た60代の女性は「いたたまれずことばが出ません。丸山さんのご冥福をお祈りします」と話していました。

遺族のメッセージ 全文
献花をして下さる皆様へ

この度は、故丸山浩由のために献花・供物等を頂き、大変ありがとうございます。

故人に代わり、心より感謝申し上げます。

皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います。

また私たち残された家族も、大勢の方の励ましやお力添えを頂き、故人の分まで精一杯生きていく大きな勇気を頂きました。

本当にありがとうございました。

そして、良きご縁に出逢い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかでふと思い出していただければ幸いです。

丸山家一同

現場に近い小学校 保護者の付き添い減る 見守り活動は継続
現場が通学区域内にある長野市の小学校では、事件翌日から子どもたちの登校に保護者が付き添ったり、警察官や地域のボランティアが周辺で見守ったりしてきました。

小学校によりますと、容疑者が逮捕されたことを受けて、27日朝、保護者が付き添って登校する児童は減ったということです。

学校では不安感の解消に向けて、グループでの登校を呼びかけたり、教員や地域のボランティアによる見守り活動を継続したりするということです。

見守り活動をしているボランティアは「保護者の付き添いはかなり減ったと思います。子どもたちから『安心した』という声を聞けてよかったです」と話していました。

また、2年生の娘の登校に付き添った父親は「逮捕されたと聞いて安心しましたが、模倣犯が出ないか心配です。ボランティアや警察がパトロールをしてくれているので、継続してほしいです」と話していました。

長野市教育委員会によりますと、市立の小中学校で登校を控えた児童や生徒は、事件後の23日と24日の2日間でのべおよそ4800人だったということです。

市教育委員会は「まだ不安を感じている児童や生徒もいるため、子どもたちの気持ちに寄り添って柔軟に対応するよう、学校側に求めている」としています。

2025.1.27 「強盗が重いものとの認識なかった」高畠町のコンビニ強盗 罪に問われた男の初公判で検察は懲役5年求刑
去年10月、山形県高畠町のコンビニエンスストアに押し入り現金を奪って逃走したとして強盗の罪に問われた男の初公判が開かれ、検察は懲役5年を求刑しました。
男は起訴内容を認めています。
強盗の罪で起訴されているのは高畠町相森の高橋悠哉(たかはし ゆうや)被告です。
起訴状などによりますと、高橋被告は去年10月の未明、高畠町高畠のコンビニエンスストアに押し入り店員を刃物のようなもので脅して現金16万円を奪い逃走したとされています。
■金に困っていた
27日、山形地方裁判所米沢支部で行われた初公判で高橋被告は起訴内容を認め、犯行動機について、ギャンブルなどで「複数のヤミ金業者から借金をしていて金に困っていた」などと話しました。
また、裁判官などから強盗という手段を選んだ理由について問われると「去年白鷹町の郵便局で起きた強盗事件が頭に残っていた」「強盗が重たいものという認識がなかった」などと答えました。
■懲役5年を求刑
検察側は犯行の悪質性を指摘し懲役5年を求刑。
一方弁護側は、高橋被告が包丁の刃の部分を段ボールに作り替えたことや、深く反省していることなどをあげ、情状酌量を求めました。
次回裁判は来月19日に開かれ判決が言い渡されます。

2025.1.27 スコップでコンビニ強盗に反撃「この野郎!」男性店員が抵抗し刃物持った男が現金奪おうとするも逃走 東京・杉並区
東京・杉並区のコンビニエンスストアで27日未明、ナイフを持った男が現金を奪おうとしたものの、店員からスコップで抵抗を受け逃走する強盗未遂事件がありました。
午前2時過ぎ、杉並区堀ノ内のコンビニで客を装った男が店員の男性にナイフのような刃物を見せて「金、金」と脅し、現金を奪おうとする強盗未遂事件がありました。
警視庁によりますと男性がレジにあった小型のスコップを持ち「この野郎」と言って抵抗すると男は何も取らずに無言で立ち去ったということです。
男性にけがはありませんでした。
男は20代から30代くらいで身長170センチほどの中肉中背の体型、黒色のフード付きダウンジャケットに黒色のズボンを着ていたということです。
警視庁は逃げた男の行方を追っています。

2025.1.27 身長180~190センチの男が刃物持ちコンビニ店員に「金を出せ」3万円奪ったコンビニ強盗が逃走中 埼玉・加須市
埼玉県加須市のコンビニエンスストアで27日未明、刃物を持った男が押し入り、現金を奪って逃走しました。
午前3時前、加須市北平野のコンビニの店員から「胸ぐらをつかまれて『金を出せ』と言われ現金を奪われた」と通報がありました。
警察によりますと、客を装った男が店員の男性に包丁のような刃物を突きつけ、「金を出せ」などと脅して、レジの中から約3万円を奪って逃走したということです。
店員の男性にケガはありませんでした。
男は20代から30代くらいで、身長180センチから190センチほどの中肉の体型、ベージュ色のフード付きパーカーに紺色のジーンズ姿で、黒縁メガネをかけ、白色マスクと手袋を身につけていたということです。
警察は強盗事件として男の行方を追っています。

2025.1.27 伊豆大島で交際女性の遺体遺棄容疑で逮捕の男「自宅で自殺していた」供述も…死亡女性は知人と沖縄旅行を計画
東京・伊豆大島の海岸に女性の遺骨が捨てられた事件で、逮捕された女性の交際相手の男が「農具で遺体を解体した」と供述していることが分かりました。
畳店経営の柳瀬宗達容疑者(45)は、交際していた高瀬静香さん(37)の遺骨を伊豆大島の海岸に捨てた疑いが持たれています。
その後の調べで、柳瀬容疑者が「遺体を農具で解体した」と供述していることが分かりました。
高瀬さんは、行方不明直前に柳瀬容疑者の家を訪れていたことが分かっていますが、柳瀬容疑者は「自宅で自殺していた」と説明しているということです。
高瀬さんが当時、友人と沖縄旅行を計画していたことから、警視庁は柳瀬容疑者が高瀬さん死亡の詳しい経緯を知っているとみて追求しています。

献花台
2025.1.27 【長野3人死傷】遺族がメッセージ「良きご縁に出逢い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかでふと思い出していただければ」駅前の献花台が終了
長野市のJR長野駅前で1月22日、男女3人が刃物を持った男に襲われ、長野市の会社員の49歳男性が死亡、2人が重軽傷を負いました。亡くなった男性の家族が現場近くに「皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います」と感謝のメッセージを掲示しました。
献花をしてくださる皆様へ
献花・供物等を頂き、大変ありがとうございます。
故人に代わり、心より感謝申し上げます。
皆様からの大きな温かなお気持ちを頂き、本人も安らかに旅立つことができることと思います。
また私たち残された家族も、大勢の方の励ましやお力添えを頂き、故人の分まで精一杯生きていく大きな勇気を頂きました。
本当にありがとうございました。
そして、良きご縁に出逢い、短くも一瞬一瞬を大切に生きた故人のことを、どこかでふと思い出していただければ幸いです。
一同
なお、JR東日本長野支社は献花台は、遺族の意向により、27日午前0時に撤去したと発表しました。
2025.1.26 【長野3人殺傷】捜査本部の会見「質疑応答全文」 矢口雄資容疑者(46)を殺人未遂の疑いで逮捕 警察「絶対許さない」「被害者の無念を晴らす」「不眠不休で捜査」 

長野市のJR長野駅前で男女3人が刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件で、警察は1月26日、女性に対する殺人未遂の疑いで46歳の男を逮捕しました。男は調べに対し、黙秘しているということです。

■殺意を持って刺したか
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは長野市の無職・矢口雄資(やぐちゆうすけ)容疑者46歳です。

警察によりますと、1月22日午後8時6分頃、長野市南千歳のJR長野駅の「ステーションビルMIDORI」北側歩道上で、長野市の女性(当時46歳)に対し、殺意をもって背中を包丁のような刃物で突き刺すなどして全治1週間のけがを負わせた疑いが持たれています。

この事件では、他に長野市の会社員2人が刺され49歳の男性が亡くなり、37歳の男性が重傷を負いました。警察は2人についても容疑者の犯行と見ています。

■防犯カメラの「リレー捜査」が重要な役割
捜査本部の会見の内容は次の通り。

【質疑応答】
Q.認否、動機など
「認否は黙秘している。動機も黙秘していて今後の捜査で明らかにしていく」

Q.有力な手掛かり、逮捕の経緯は
「一番は防犯カメラのリレー捜査が重要な役割を果たした。マスコミの報道もあり相当多くの情報提供があった。フリーダイヤルもあって捜査員を配置して情報提供が積み重なり検挙にいたった」

Q.犯行前後の足取りは
「今後の捜査の関係もあり、詰めていく部分で、今は差し控える」

■「凶器」は見つかっていない

Q.凶器の発見は
「今のところまだわかっていない。今後の捜査で明らかにしていく」

Q.疑わしいものも見つかっていない
「疑わしいのレベルにもよるが。見つかっていないということで」

Q.捜査の中で何カ所何件の防カメをみたか
「今後の捜査で明らかにしていく部分であるため、差し控える」

Q.半年前に(長野駅にも近い)若里公園で男から「刺してもいいか」と聞かれたという情報があったが
「個別に関しては控える」

Q.被疑者の様子は、暴れたりしているのか
「今のところ逮捕にも素直に応じている」

■調べに対し「黙秘」

Q.被害者との面識は
「黙秘ではあるが、面識は無いものとみて捜査している」

Q.逮捕時の態勢は
「捜査の態勢になりますので。今回、刃物を使った凶悪犯ということでそれに応じた態勢を組んで着手した」

Q.「NSAT」の映像もあったが、その人数などは
「そこに関しても先ほどと同じでご協力いただければ」

■男性2人についても容疑者の犯行とみて捜査

Q.家宅捜索を(連行と)同時に行った
「通常の捜査をしているので、その予想通りで良いと思う」

Q.押収品について
「まだ話せることはない」

Q.亡くなった男性を含む他の2人についても被疑者の犯行とみて捜査か 
「その通り、一生懸命やっていく」

Q.いつから容疑者が捜査線にあがった
「細かいことは言えないが、最初からということではない」

Qリレー捜査の中で、この数日間でか
「大きな体制を組んでおり、すごい情報の中で捜査をした。最初からこの人を狙った捜査をしたというわけではない」

容疑者の自宅

Q.自宅で逮捕したのか
「その通りです」

Q.自宅での突入の時に、大きな音が聞こえてきたがどういった捜査か
「見ていただいたらその通りだが、個別の対応、この手法などの辺りはちょっとお答えを差し控える」

Q.容疑者の責任能力は
「今後の捜査で明らかにする」

Q.自宅への出入りは確認されている?
「今後の捜査で明らかにしていく」

■徒歩で逃げたとみて捜査

Q.防カメ捜査以外で決め手となったのは
「色々な捜査を行った中で、防カメ捜査がメインだったということ」

Q.近所からの情報提供は
「狙っていたわけではないので、色々な情報提供などを積み上げていった」

Q.(逃走時に)白い布・手袋などを外すなど姿を変えたりはしたのか
「今後の捜査で明らかにしていく」

Q.徒歩で逃げたとみているか
「現時点ではそうみて捜査している」

Q.自宅から現場を往復したのか
「今後の捜査で明らかにしていく」

■容疑者は一人暮らしとみている

Q「NSIT」とは
「個別の対応なので控える」

Q.被疑者は一人暮らしか
「一人暮らしとみている」

Q.(捜査員の)が重装備だったが
「連続殺傷事件で刃物があった。そこをふまえた装備だったと思う」

Q.確保のときの「ドン」という音は
「個別の対応なので、ここでのお答えは差し控える」

Q.確保のときは(部屋に)突入したという表現で良いか
「突入という表現も間違えではない」

Q.突入のときの様子は?
「踏み込んだ後しかわからないんですけども、踏み込んだ後は暴れたりだとか、そういう状況は無かった」

Q.職業は不詳?
「広報の通り無職」

Q.初犯か
「個人の関係なので言えない」

Q.被疑者、精神疾患は?
「今のところ捜査中」

Q.なぜ、(3人の被害者のうち)女性の容疑で逮捕したのか
「捜査の関係なので、控える」

Q.(逮捕の発表文の)「殺意を持って」という(容疑の)記載について
「総合的に事件の概要から見て総合的に判断、今回の事件は連続ですので、総合的に判断ができると」

Q.突き刺すなどとあるが具体的に他には
「捜査の内容なので回答控える」

Q.逮捕時はインターホンを鳴らして素直に出てきたか
「そうすれば入る必要がないので、想像の通り」

Q.被害者に容疑者逮捕を伝えた時はどんな様子だったか
「個別の対応は差し控えるが、相当、心に傷を負っていていると捜査員から話がある。配慮をお願いしたい」

Q.容疑者の年齢は
「変わる予定はない」

Q.被害に遭った順番は?
「今後の捜査で明らかにしていく」

Q.被疑者は(犯行後)家にこもっていた?外に出ていた?
「これから捜査していく」

■どういった思いで捜査 

Q.どういった思いで捜査にあたってきたか
「絶対許さない。不眠不休で捜査にあたってきた」

Q.どういった思いで捜査をしてきたか、捜査員にどんな指示をしていたか
捜査一課長:
「もう皆さんご存知の通り、捜査本部長もそうですし、署長もそうですし、うちの警察本部長もそうですし、 みんなもう本当に必検(※必ず検挙する)ですね。いかに早く捕まえて安心を取り戻すかということで、 県民や市民の皆さん、この国全体もなんかそんな感じですね。もう早く捕まえると、絶対許さないということで、みんな一生懸命で 不眠不休の捜査員もいましたし、頑張ってやってまいりました。他県からの応援ももらって、 警戒の方も割り振ってやっていただいたんで(長野県警は)捜査に集中できたというところもありました」

刑事部長:
「今、捜査一課長も申しましたけれども、本件につきましては、通勤時間帯をやや過ぎた、 仕事から帰宅される方々が、並ばれていたバスロータリーのバス停、 ここで突然、何の理由もなく命を絶たれた被害者の方、それとけがを負われたお2人の方、平常の生活を、がらりと変えられた被害者の方、もしくは目撃者の方、多くの市民が 本件に巻き込まれたわけでありますけれども、これらの方のご無念を晴らしていかなければいけないというところと、長野市民はじめ県民の皆様の平穏な生活を阻害されたというところがありましたので、これを一刻も早く通常通りの安心、安全な長野県というところへ戻したいという思いだけで捜査をやって参りました。この被疑者を検挙しなければいけない、長く時間をかけられないというところで、最大限の体制を取っていただいて、意識してまいりましたけれども、発生以来5日ちょっと、5日という時間が長いか短いかというのは皆さんのご判断にお任せしますけれども、 我々にとっては、最大限、最短の時間で被疑者を検挙するという思いだけでやって参りました。今日は本当にそれが実ったなと感じております」

長野中央署署長:
「ああいった場所での凶行、大変多くの皆さんに不安を与えてしまった事件だというところで、 1分1秒でも早く解決をしなくちゃいけないというところでした。皆さんの、マスコミの皆さんのご協力もいただいて、ある意味、公開捜査と言いますか、させていただいた中で、 大変多くの情報をいろんな方から頂戴しました。 早く捕まえてほしいということだと思う反面、警察に対する応援だというつもりで受け取って、捜査員も頑張ってくれたと思います。 早いか遅いかというところで、刑事部長がおっしゃいましたが、私は少なくとも明日の月曜日にですね、 子供たちが少しでも気持ち良くというか、安心して学校へ行ける、そこがもう一番良かったなという風に思っております。引き続き、しっかりと捜査もしますし、警戒などもしていきたいというふうに思っております。 本当に多くの皆さんのご協力をいただいたおかげだと思っております。本当にありがとうございます」

■しばらく、パトロールは力を入れる

Q.(発表文での犯行時刻の)8時6分はなぜか
「いろんな捜査をやり、 防犯カメラだとかですね、そういうのの時刻だとか、目撃だとか、そういうのを合わせて」

Q.今後の警戒の対応は
「他県の応援は帰ってもらう。それぞれの環境に応じて、県警でパトロールをしばらく力を入れたい」

Q.防犯カメラのリレー捜査で所在が明らかになったのか
「そういう解釈で良い」

Q.リレー捜査で、現場から自宅付近まで特定できたのか。防カメの捜査で被疑者を特定し、その後の捜査で、所在を特定できたのか
「後者。色んな捜査をしていく中で、所在を特定した」

Q.容疑者は事件前後、どのくらい駅にいたか
「今後明らかにしていく」

2025.1.26 「カップルにイライラ」男性の髪引きちぎり顔を複数回殴る…東電社員の49歳男を逮捕 横浜市営地下鉄・センター北駅
東京電力の社員の男が、神奈川・横浜市営地下鉄のホームで、男性の髪を引きちぎるなどしてけがをさせ現行犯逮捕されました。
東京電力の社員、森義行容疑者(49)は25日午前0時過ぎ、横浜市営地下鉄センター北駅のホームで、27歳の男性の髪を引きちぎり、さらに顔を複数回殴るなどして軽傷を負わせ、現行犯逮捕されました。
森容疑者は当時酒に酔っていて、「電車内にいた男女のカップルにイライラした。生意気な態度にかっとなった」などと容疑を認めているということです。
東京電力は「誠に遺憾であり、被害者の方をはじめ、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしていることについて、おわび申し上げます」とコメントしています。
2025.1.26 長野駅前殺傷事件 46歳容疑者逮捕 調べに黙秘 “突入”時は

今月22日、長野駅前で、男女3人が男に刃物で次々と刺されて1人が死亡し2人が重軽傷を負った事件で、警察は、26日、長野市内に住む46歳の容疑者を被害者のうち1人に対する殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し雑談には応じる一方、容疑については黙秘しているということです。

目次
今月22日長野駅前で3人刺され 1人死亡 2人重軽傷
注目
警察「突入」時の状況は
【警察が記者会見】
「防犯カメラが逮捕の決め手に」
捜査幹部「あすの月曜日 子どもたちが安心して学校に行ける」
警察の記者会見 冒頭発言
【リポート 長野放送局 篠田祐樹記者】
逮捕された容疑者は
死亡した男性 事件の直前までバーに
事件の経緯

今月22日長野駅前で3人刺され 1人死亡 2人重軽傷
逮捕されたのは、長野市西尾張部の無職、矢口雄資容疑者(46)です。

警察の調べによりますと、今月22日の夜、長野駅のバス乗り場付近で男女あわせて3人が男に刃物で次々と刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件で、被害者のうちけがをした46歳の女性に対する殺人未遂の疑いが持たれています。

けがをした2人が「犯人と面識はない」と話したことから、警察は無差別に襲われた通り魔事件とみて、逃げた男の画像を公開し情報の提供を広く呼びかけたほか、防犯カメラの映像をつなぎあわせる「リレー捜査」で行方を捜していました。

その結果、現場から3キロほど離れた場所に住む矢口容疑者が事件に関与した疑いがあることがわかったということで、26日朝、自宅アパートに捜査員が踏み込んで逮捕しました。

警察によりますと、調べに対して雑談には応じる一方、容疑については黙秘しているということです。

また、警察は26日、容疑者の自宅を捜索しました。
警察は凶器の特定を進めるとともに、捜索で押収した資料を分析して動機の解明につながるものはないか調べることにしています。

注目
警察「突入」時の状況は
警察は、容疑者を逮捕するための26日朝の対応について、「突入」ということばで説明しました。

26日午前7時すぎ、容疑者の自宅アパートの部屋の窓の下には転落した際の衝撃を和らげるための大型のクッションが用意されました。

そして、捜査員が向かったあとにはチェーンソーで何かを切断するような音が聞こえたほか、最上階の部屋の中では黄色のせん光のような光も確認できました。

その後、容疑者を乗せた車を運転していた捜査員の帽子にはアルファベットで「NSIT」と書かれていて、立てこもり事件や身代金目的の誘拐事件などに対応するため専門技術を身につけた長野県警の捜査チームの一員とみられます。

警察は「刃物を使った事件に関わる容疑者だったためそれに対応した装備で臨んだ」としています。

【警察が記者会見】
警察は26日午前10時から記者会見を行いました。

「防犯カメラが逮捕の決め手に」

警察は容疑者の逮捕についての会見の中で、防犯カメラの映像が決め手になったと説明しました。

それによりますと防犯カメラなどの映像を解析してつなぎ合わせる「リレー捜査」が容疑者が事件に関わった疑いがあることや所在の特定に重要な役割を果たしたということです。

また、警察はもう1つ捜査で欠かせなかったものとして寄せられた多数の情報を挙げました。

今回は、事件発生翌日に防犯カメラの画像を公開したほか、その後、より鮮明な画像もさらに公開しました。

それとともに情報の提供先となるフリーダイヤルも開設し情報を募る態勢を整えた結果、「犯人に似ている人を見かけた」とか「逃げていく犯人を見た」といった情報が25日までの3日間で326件集まっていたということです。

会見で「決め手は防犯カメラだと言えるが、集まった情報も含め総合的な捜査で容疑者逮捕に至った」と説明しました。

捜査幹部「あすの月曜日 子どもたちが安心して学校に行ける」
今回の事件では住民の不安が高まっているとして、警察庁の決定で近くの10の都県からおよそ100人の警察官とパトカー16台が長野県警に派遣され、24時間体制でパトロールなどにあたりました。

記者会見で長野県警の捜査幹部は事件の捜査や地域の治安についてそれぞれの思いの一端を明かしました。

このうち松島敏史 長野中央署長は「公開捜査をして、大変多くの情報をいろんな方から頂戴した。早く逮捕してほしいという思いと、警察に対する応援だと受け取め捜査員が頑張ってくれた。少なくとも、あすの月曜日に子どもたちが安心して学校に行ける、それがよかったなと思っている」と話しました。

また吉池雅人 捜査1課長は「いかに早く容疑者を逮捕し安心を取り戻すかを考えていた。県民、市民全体がそんな感じだった。『絶対許さない』ということで不眠不休の捜査員もいた。他県の応援も励みになり、捜査に集中できた」と話しました。

吉澤敏 刑事部長は「並ばれていたバス停で突然、何の理由もなく命を寸断され、けがを負わされた。無念を晴らさなければならないということとともに一刻も早く安心安全な長野県にしなければならないということで長く時間をかけれれない中で最大限やってきた。長いか短いかは皆さんの判断になるが、最短の時間で検挙を目指し、実ったと考えている」と話しました。

警察の記者会見 冒頭発言

動画1分43秒
※データ放送ではご覧いただけません。

【リポート 長野放送局 篠田祐樹記者】

捜査本部が置かれている長野中央警察署です。

現在、容疑者はこちらで取り調べを受けていますが、警察は午前10時からの記者会見で容疑者は黙秘していると説明しました。

面識のない被害者を無差別に襲ったとみられる動機はなんだったのか。
警察は今後の取り調べで明らかにしていくとしています。

一方、けさ容疑者が自宅アパートで確保された際、転落した際の衝撃を和らげるため大型のクッションが用意されたり、チェーンソーで何かを切断するような音が聞こえたりしました。

こうした状況について警察は「突入した」ということばで、刃物を使った事件に関わる容疑者のため、それに対応した体制で臨んだとしています。

また、現場周辺で撮影された画像を公開した結果、市民から多くの情報が寄せられたことや、防犯カメラの映像を「リレー方式」で解析したことが逮捕に重要な役割を果たしたと明らかにしました。

市民に大きな衝撃を与えた事件の背景に何があったのか。警察は今後、調べを本格化させることにしています。

(26日正午のニュースで放送)

【午前10時から警察が記者会見】
警察は26日午前10時から記者会見を行いました。

「防犯カメラが重要な役割」
警察は会見で、逮捕の決め手として、「防犯カメラの『リレー捜査』が重要な役割を果たした」と述べました。

「被害者と容疑者は面識ないとみて捜査」
警察は会見で「被害者と容疑者は面識がないものとみて捜査している」と述べました。

逮捕された容疑者は
逮捕された男の容疑者は、26日午前7時半前、捜査員に前後を挟まれながら長野市内の集合住宅から出てきました。白髪まじりの短髪で、表情を変えることなく警察の車両に乗り込みました。

そして午前7時半ごろ、警察の車両に乗せられ、長野中央警察署に到着しました。

容疑者は青い服を着ていて、うつむいたまま警察署に入っていきました。

容疑者宅の近所に住む人「本当に驚いている」
容疑者が確保された集合住宅の近所に住む70代の男性は「近所の人が『きのうから近くに制服の警察官がいた』と話していた。まさかこんな近くに住んでいる人が犯人だとは思わなかったので、本当に驚いている。容疑者とつきあいはないが私の妻は自転車に乗っているのをみかけたことがある。自転車のかごにはコーヒーを入れていたそう。事件前にトラブルなどで話題になったことはない」と話していました。

現場の様子は
午前7時すぎ、現場の集合住宅の下には大型のクッションを捜査員が用意したほか、チェーンソーで何かを切断するような音も聞こえました。

また、最上階の部屋のなかから時折、黄色のせん光のような光が確認できました。

逮捕を受けて亡くなった男性の知人が献花
容疑者の逮捕を受けて、事件現場に設けられた献花台には亡くなった長野市の49歳の男性会社員の知人が花を供えに訪れました。

上田市に住む50代の男性は「サッカーの社会人チームで私がキャプテンをしているときに彼と一緒にプレーしました。彼はキーパーをしていて、無失点におさえたときはすごく喜んでいたのが思い出されます。容疑者が逮捕されたと聞いて彼に伝えに来ました。花と一緒に当時のチームの集合写真を供えます」と話していました。

また、長野駅を利用する人たちから安堵の声も聞かれました。

長野市に住む60代の男性は「事件があってから外に出るのも心配で、早く捕まってほしいと思いながら過ごしていました。捕まったと聞き、安心しました」と話していました。

松本市の50代の男性は「容疑者が逮捕されたと聞き、安堵しました。サッカー関係の仲間として事件にショックを受け切ない思いでした。あらためて、ご冥福をお祈りいたします」と話していました。

事件の経緯

事件が起きたのは、今月22日の午後8時ごろ、長野駅の善光寺口のバス乗り場付近でした。

当時は駅の利用者やバス待ちの客が多くいた時間帯。

男女あわせて3人が男に刃物で胸や背中を次々と刺され、長野市の会社員、丸山浩由さん(49)が亡くなりました。

また、30代の会社員の男性が重傷を負ったほか、40代の会社員の女性が軽いけがをしました。

警察の調べによりますと、最初に襲われたのは、亡くなった丸山さんで、さらに10メートルほど離れたバス停付近で男女2人が襲われます。

目撃した人によりますと、刃物は細くて長い刺身包丁のような形状だったということです。

その後、男は一度、近くのホテルの方向に行き、再び駅前をうろついたことが確認されているということです。

そして、徒歩で西の方向に逃げたということです。

警察は、無差別に襲った連続殺傷事件として捜査。

駅周辺の防犯カメラに写っていたり、一般の人が撮影し提供を受けたりした男の画像を公開したほか、専用のフリーダイヤルを設置するなど広く情報提供も呼びかけてきました。

2025.1.26 JR長野駅前3人殺傷事件で矢口雄資容疑者(46)を殺人未遂容疑で逮捕 殺意を持って女性の背中を刺し殺害しようとした疑い…矢口容疑者は黙秘
長野駅前で3人が殺傷された事件で、長野県警はさきほど、46歳の男を殺人未遂容疑で逮捕したと発表しました。
逮捕されたのは、長野市の矢口雄資(やぐち・ゆうすけ)容疑者(46)です。矢口容疑者は1月22日午後8時過ぎ、JR長野駅前の歩道上で46歳の女性に殺意を持って、背中を包丁のようなものを突き刺すなどして、ケガを負わせ、殺害しようとした疑いがもたれています。矢口容疑者は黙秘しているということです。
矢口容疑者は、事件の1時間ほど前から駅周辺の複数の防犯カメラに映っていて、警察は下見をして犯行の機会をうかがっていた可能性があるとみて、事件20分前に駅前で撮影された画像などを公開し、情報提供を求めて捜査していました。捜査本部は、防犯カメラのリレー捜査が重要な効果があった、報道やフリーダイヤルの情報提供呼び掛けで、情報が多くあったなどと話しています。
2025.1.26 【速報】JR長野駅前の3人殺傷事件で長野市の40代の男を逮捕 女性会社員を刃物で刺した殺人未遂の疑い【逮捕の男の画像あり】男の身柄を捜査本部がある長野中央警察署に移送
長野市のJR長野駅前で男女3人が刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件で、長野県警の捜査本部は26日、軽傷を負った女性会社員(46)への殺人未遂の疑いで、現場から逃走していた同市の40代男を逮捕した。男は午前7時過ぎ、駅から東約3キロにある自宅で身柄を確保された。
捜査本部は無差別殺傷事件とみて、他県警の応援を含む220人態勢で男の行方を追跡。付近の複数の防犯カメラをつなげる「リレー捜査」で割り出した。
捜査関係者によると、逮捕容疑は22日午後8時ごろ、駅前のバス乗り場付近で女性の背中を刃物で刺したとしている。
事件は22日午後8時ごろ発生。3人を相次いで襲い、会社員の丸山浩由さん(49)が死亡、男性会社員(37)が重傷で入院、女性は1週間程度のけがを負った。
2025.1.25 心斎橋の宝飾店強盗殺人事件 中国籍の28歳男を起訴「刑事責任能力問える」と判断 大阪地検
去年8月に大阪・心斎橋筋商店街の宝飾店で起きた強盗殺人事件。鑑定留置を経て、大阪地方検察庁は刑事責任能力を問えると判断し、中国籍の28歳の男を起訴しました。
1月24日、強盗殺人の罪で起訴されたのは、中国籍の后馭波被告(28)です。
后被告は去年8月、大阪市中央区の心斎橋筋商店街にある宝飾店で、販売価格6280万円の高級腕時計1点を奪い、その際に店員の弘中辰弥さん(当時30)の腹部を、刃体の長さ約21cmの「牛刀」で刺して殺害した罪に問われています。
大阪地検は后被告の犯行時の精神状態を調べるため、約5か月間にわたって鑑定留置を行っていましたが、后被告の刑事責任能力が問えると判断。1月24日に起訴しました。
地検は后被告の認否を明らかにしていません。
2025.1.24 なぜ犯行1時間前から駅に?犯人の心理状態は 長野駅前3人殺傷事件【Nスタ解説】

JR長野駅前で男女3人が刃物で襲われた事件。容疑者は現在も逃走中ですが、容疑者とみられる男の新たな写真が公開されました。

なぜ犯行1時間前から駅に?
南波雅俊キャスター:
22日、JR長野駅前で3人が殺傷された事件について、警察は通り魔の可能性があるとして、いまも男の行方を追っています。

24日、容疑者と思われる男の画像が新たに公開されました。
これまで公開されていたのは、事件後に走っているような動きだったため、鮮明な画像ではありませんでしたが、より鮮明な画像が公開されました。

【事件の約20分前に撮影された画像】
・20代~40代
・身長170cm前後
・中肉か細身
・頭に布のようなもの
・めがね着用
・ジャンパー・長ズボン
・白色系の手袋

犯行の約1時間前に、百貨店近くの防犯カメラによく似た男が映っていました。

さらにその後、JR長野駅構内の改札前のカメラでも確認されています。犯行後は西へ逃げたのではないかとみられています。

1時間前から現場近くにいたということですが、犯罪心理学に詳しい新潟青陵大学の碓井真史教授は 「彼にとっての、日常の恰好。リスクなどは考えず、とにかく確実なタイミングで、やり遂げることだけを考えていたのでは」と話します。

元埼玉県警本部捜査第一課 佐々木成三さん:
注目すべきポイントは、警察がかなりの捜査員を導入し、リレー式の防犯カメラの捜査を重点的に行っている点です。

1時間の滞在の前はどういった行動をしているのか、“逆リレー式”の捜査は、かなり容疑者の特定において重要になってくると思います。

ドライブレコーダーは、住民の方からの任意的な提出が必要になってきます。事件のあった時間帯に駅の周辺を走っていたドライブレコーダーを持っている方は、警察に提出していただきたいと思います。

警察官100人派遣 “異例の規模”

南波キャスター:
捜査も“異例の態勢”をとっています。
長野県警は、設置した捜査本部で220人態勢での捜査を行っています。さらに、警察庁が10都県から警察官約100人を派遣し、警戒を強化しています。

佐々木さんは、これを“異例の警戒態勢”とみています。「かなり規模は大きい。駅前で通行人が多く防犯カメラが多い。約1時間駅周辺にいたため聞き込みの対象も多い」とのことです。

捜査本部220人というのは、事件規模で考えるとどのようなものなのでしょうか?

元埼玉県警本部捜査第一課 佐々木成三さん:
埼玉県警の警察官の数は1万2000人で、捜査本部が200人態勢だとかなり規模は大きくなります。長野県警だと大体3000人くらいなので、分母から考えても、長野県警の本気度を示しています。

何より、警察庁が10都県から警察官100人を派遣して捜査以外でも防犯においてパトロールを強化するということは、警察がかなり本気を出していると思います。

南波キャスター:
周辺住民にも不安が広がっています。
長野市の教育委員会は、不安を理由に休んでも欠席としない対応をし、24日は8%にあたる約2000人が学校を休みました。

小学校の教頭は「不安を感じている子供がたくさんいるなと感じる」と話します。

市内の小学校でも、通学の際に可能な範囲で保護者の付き添いを求めていて、ほとんどの児童が保護者と登校しています。

もし、通り魔に遭遇したら「重い・かさばる荷物は捨てる」「とにかくすぐ離れる」

もし、通り魔に遭遇してしまったら、
・とにかくすぐその場から離れる
・建物の中に避難
・重い・かさばる荷物は捨てる
→お子さんがいる家庭はランドセルを置いて逃げることを教える

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
現状、足取りがまだわかっていないので、長野県内の隣の市や県外に逃れている可能性もあります。心のどこかに、注意の気持ちを持っておくことを意識した方がいいかもしれないですね。

日比キャスター:
今後、どのように捜査は進んでいくでしょうか?

元埼玉県警本部捜査第一課 佐々木成三さん:
公開された動画・静止画を多くの方に関心を持って見てもらいたいです。自分の命を守るために、こういった人物に近づかないことが大事です。

そのほかにも、防犯カメラをリレー式で(追い)、容疑者がどのような順番で現場に来ているのか、明らかにするには住民からの目撃情報も必要になってきます。ぜひ警察に提供していただきたいと思います。

==========
<プロフィール>
佐々木成三さん
元埼玉県警本部捜査第一課
現役時代はサイバー捜査の導入に着手

今村翔吾さん
「塞王の楯」で第166回直木賞受賞
歴史・時代小説家 30歳までダンス講師

提供:長野県警
2025.1.24 【新たな画像4枚】長野駅前3人殺傷事件 逃げた男の鮮明な画像公開 被害者の死因は失血死
22日夜、JR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った連続殺傷事件で、県警が逃げた男の新たな画像を公開しました。
公開された画像は22日午後7時40分ごろ一般の方が長野駅を撮影した際に映りこんでいたもので、23日の聞き込みの際、情報提供を受けたということです。
この事件は22日午後8時ごろ、JR長野駅善光寺口で男女3人が男に刃物で刺され、長野市丹波島の会社員、丸山浩由さん・49歳が死亡。ほかの男女2人が重軽傷を負いました。
丸山さんの死因は失血死であることがわかりました。致命傷は左側胸部の傷で心臓まで刃が届いていたということです。傷は左胸と左の背中であわせて2か所あったということです。
逃げた男は20代から40代、身長170センチ前後で頭には白い布のようなものを巻いていました。
捜査関係者によりますと、男と特徴が似た人物が事件発生の数十分前から現場付近をうろつく姿が確認されています。
24日午前10時半すぎ、JR長野駅前では、県警の鈴木達也本部長などが献花台に花を手向け、犠牲者を悼みました。また事件現場の当時の状況について説明を受けていました。
一方、周辺の小学校では、24日も警戒が続いています。
警察官「おはようございます」
校門には警察官。
そして、いつもの集団登校に、保護者が付き添う対応がとられていました。
保護者は
「今までに何もなく子どもたちだけで通っていたのがすごい当たり前だったけど、良かったというか、当たり前じゃないんだなと感じました」
保護者は
「これで週末に犯人が逮捕されなければ、また来週からの対応が長引けば長引くほど難しくなってくると思うので、早く捕まってくれればいいなと思っています。」
長野市教育委員会によりますと、23日は市内の小中学生のうちの1割以上にあたるおよそ2800人が登校を控えました。市教委は登校を控えても欠席扱いにしないとしています。
2025.1.24 長野駅3人殺傷 逃走した男 近くで電車やバス利用した形跡なし
事件現場(JR長野駅前 1月22日夜)
事件現場(JR長野駅前 1月22日夜)

22日夜、長野駅前で男女3人が男に刃物で刺されて死傷した事件で、男が逃走後に近くで電車やバスを利用した形跡がないことが警察への取材でわかりました。警察は男が徒歩で現場を離れたあと、公共交通機関を避けて逃走している可能性があるとみて行方を捜査しています。

22日午後8時ごろ、長野駅のバス乗り場付近で男女あわせて3人が男に刃物で次々と刺され、長野市の会社員、丸山浩由さん(49)が死亡しました。

また、いずれも長野市の37歳の男性が重傷を負ったほか、46歳の女性も軽いけがをしたということです。

警察は現場周辺の防犯カメラの画像を公開して逃げた男の行方を捜査していますが、その後の警察への取材で、これまでのところ男が逃走後に近くで電車やバスを利用した形跡は確認できていないことがわかりました。

男が現場からは徒歩で逃げましたが、警察はその後も公共交通機関を避けて逃走している可能性があるとみています。

警察によりますと、男は20代から40代で、身長は1メートル70センチ前後、頭には白い布のようなものを巻き、めがねをかけ、服装はジャンパーと長ズボンだったということです。

警察は、専用のフリーダイヤルを設置して情報の提供も呼びかけています。

電話番号は0120-007-285で、24時間受け付けています。

サッカー指導受けていた生徒「感謝の気持ち伝えた」
小学6年までの3年間、サッカークラブで丸山さんの指導を受けていたという中学3年の男子生徒(15)は「丸山さんはあいさつの大切さやプレーできることへの感謝の気持ちを持つことなど、スポーツのことだけでなく人としての心構えについても教えてくれました。優しくて元気でいつも楽しくサッカーを教えてくれるコーチでした。献花のときには今までの感謝の気持ちと、これからもサッカーを続けていくという決意を伝えました」と話していました。

交流あった50代女性「理由を知りたい」
25年ほど前に丸山さんとアルバイト先で知り合い、その後も交流が続いていたという50代の女性は「ニュースで名前が出たので、まさかと思い、安否を確認するメッセージをきょうの朝送りましたが返事はなく、その後、写真も報道されて、自分の知る丸山くんが亡くなったんだと知りました。本当に明るくて人なつっこい人でした。いつも楽しい人で、もっとやりたいことがたくさんあったと思います。なぜ丸山くんが殺されてしまったのか早く犯人が逮捕され、その理由を知りたいです」と話していました。

職場の後輩「犯人が早く捕まってほしい」
丸山さんと20年ほどのつきあいのある、職場の後輩の40代男性は「頼れる先輩で優しく気にかけてくれたり、飲みに年数回連れて行って悩みを聞いてくれたりしていた。最近は忙しかったようだが、年賀状で『2月に飲もう』と書いてくれていて、そのやさきにこんな知らせが来た。犯人が早く捕まってほしい。現場に来るとやはり耐えられないです」と涙ながらに話していました。

2025.1.23 長野駅3人殺傷 事件前 駅構内防犯カメラに刺した男に似た人物

22日夜、長野駅にあるバス乗り場付近で、男女3人が男に刃物で刺されて1人が死亡し、2人が重軽傷を負った事件で、事件の1時間ほど前、駅構内の防犯カメラに男と似た人物がうろつく様子が写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、無差別に人を襲うため機会をうかがっていた可能性があるとみて捜査しています。

目次
注目
警察 防犯カメラの画像を3種類公開
警察 情報提供を呼びかけ

22日午後8時ごろ長野駅の善光寺口のバス乗り場付近で、30代と40代の男女あわせて3人が男に刃物で胸や背中を次々と刺され、長野市の会社員、丸山浩由さん(49)が死亡しました。

また、いずれも長野市の、37歳の会社員の男性が重傷を負ったほか、46歳の会社員の女性も軽いけがをしたということです。

男は駅から徒歩で逃げていて、警察は連続殺傷事件として事件後に駅周辺の防犯カメラに写った男の画像を公開して行方を捜査しています。

その後の調べで、事件の1時間ほど前にも、これとは別の駅構内にある防犯カメラに男と似た人物がうろつく様子が写っていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

けがをした2人は男と面識はないと話していることから、通り魔による事件とみられていて、警察は無差別に人を襲うため機会をうかがっていた可能性があるとみて詳しく調べています。

注目
警察 防犯カメラの画像を3種類公開
長野県警察本部は、JR長野駅周辺に設置された防犯カメラに写っていた、事件に関わったとみられる男の画像3種類を公開しました。

このうちの1枚には、頭に白い布のようなものをかぶり、白い手袋のようなものをしている男が走り去る様子が写っています。

また別の画像では、男が右手に何かを持っているようにも見えます。

警察によりますと、男は
▽中年のやせ形で
▽身長は1メートル70センチ前後
▽めがねをかけていて
▽ジャンパーのようなものを着ていて、長ズボンだったということです。

警察 情報提供を呼びかけ
長野県警は男の行方を捜査するとともに、長野中央警察署に専用のフリーダイヤルを設置して情報の提供も呼びかけています。

電話番号:0120-007-285(24時間受け付け)

警察庁は住民の不安が高まっているとして、近くの10の都県からおよそ100人の警察官とパトカー16台を長野県警に派遣することを決めました。

派遣されるのは、警視庁のほか、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、山梨、静岡の警察からで、24時間体制で現場周辺のパトロールなどにあたるということです。

注目
事件当時の状況【動画】

警察の調べによりますと、今回の事件で最初に襲われた丸山さんは長野駅のコンコースへと続くエスカレーターや階段がある場所のすぐ近くで倒れていたということです。

一方、ほかの2人が襲われたのはそこから10メートルほど離れたバス停の「3番乗り場」付近で男は刃物を持って移動し3人を次々と刺したとみられています。

また、そこから80メートルほど離れたところに交番があります。

事件目撃した男性「次のターゲット探し さまよう感じ」
事件を目撃し、警察に通報した男性によりますと、3人を刺した男が持っていた刃物のようなものは刃渡り20センチほどで、細くて長い刺身包丁に似た形状だったということです。

また、男が3人を刺したあとの様子について「駅の前をふらつき、次のターゲットを探してさまよう感じだった」と話しています。

男性は現場近くに子どもと一緒にいたということで、「私と子どもに刃物のようなものが向いた瞬間があった。自分の身や家族を守るのに精いっぱいだった」と話していました。

事件が起きた直後、仕事から帰宅するためにバスに乗ろうと長野駅を訪れた20代の男性は「善光寺口のバス停にある3番乗り場近くで、40代か50代の男性が左の脇腹から出血して血だらけで倒れていて、居合わせた男性が心臓マッサージをしていました。その後、到着した救急隊員に運ばれるときも男性は意識がない様子でした」と話していました。

直前まで丸山さんと一緒だった男性「人を大切にする人 悔しい」
事件が起きる10分前まで丸山さんと一緒だったという40代の男性は「趣味仲間や飲み仲間として、昔からの付き合いで、今でも週に1回くらい会う仲のいい友人です。昨日も店で仲間たちと食事をしていましたが、丸山さんは事件の10分前くらいに先に店を出ました。その後、事件が起きたことを知って、丸山さんがいつも使うバス停の近くだったので、心配になり、メッセージを送りましたが、最後まで既読にならず、報道で被害にあったことを知りました。まさかこんなことが起きるとは今でも信じられません。仲間の誕生日にはプレゼントを用意したりと人を大切にする人で、悪いところのないような人でした。こんな人がこうした被害にあって悔しいです」と話していました。

亡くなった丸山浩由さんの自宅の近所に住み、20年来のつきあいがあったという70代の女性は「地域で行われる草取りなどの活動を率先してやってくれる物腰の柔らかい、本当にいい方です。びっくりして、本当に悲しくてつらいです。こんなことはあってはいけないです」と涙ながらに話していました。

現場には献花台 多くの人が花を手向ける
現場となった長野駅には、23日午後に献花台が設けられ、多くの人が花を手向けています。

現場近くのバス停を日常的に利用している30代の女性は「3番線のバス停から午後8時くらいにバスに乗ることが多いのですが、きのうはたまたま夫が迎えに来たので乗りませんでした。ニュースを見て、ひとごととは思えず、花を手向けに来ました」と話していました。

そのうえで「あの時間帯は仕事帰りの人たちが家族やペットの待つ家に早く帰りたいと思いながら並んでいたと思うので、本当に胸が苦しいです。どんな理由があろうと、命を奪うことは許されないことです。安心して駅を利用できるようになるためにも、犯人が早く捕まってほしいと思います」と話していました。

長野市に住む20代の男性は「よくこのあたりの飲食店などを利用しています。当たり前の日常のなかでこうした事件が起きるのは悲しく、とてもショックです。なにが出来るかと考え、花を手向け手を合わせることが大切だと思いました。もしかしたら犯人が近くに居るかもしれないという恐怖もありますので、一刻も早く逮捕されてほしいです」と話していました。

地域に不安広がる
長野市教育委員会は、市内の公立の小中学校について、23日は休校などの措置はとらず通常どおりの登校にするとしたうえで、登校時に教職員が見守りを行うほか、保護者にも可能な範囲で付き添うよう呼びかけています。

このうち、事件現場が校区内にある小学校では、23日午前8時ごろ、子どもたちの登校に保護者が付き添ったり車で送ったりする姿が見られました。

また、学校の入り口には、警察官や地域のボランティアが立って登校を見守りました。

市教育委員会は、不安を感じる場合、登校を控えても欠席扱いにしないとしていて、この小学校では23日は児童およそ170人のうち半数近くが欠席したということです。

登校に付き添った保護者は「なじみの場所で事件が起き、逃げている犯人が近くに隠れているかもしれない思うととても怖いです」と話していました。

登校を見守ったボランティアの男性は「ほとんどの児童が保護者と車で登校していて、地域がピリピリしています。子どもたちは不要不急の外出を控えるよう求められているし、地域への影響が広がらないか心配です」と話していました。

小学校の教頭は「子どもたちが安全安心に学校生活を送ることができるよう、保護者や地域の人と協力して周辺の見回りなどを続けます。犯人が早く捕まってほしいです」と話していました。

2025.1.24 闇バイトに応募し強盗や窃盗事件に関与「実行役」25歳男、「運転手役」24歳男の初公判、それぞれ「間違いありません」と起訴内容認める 札幌地裁
「闇バイト」に応募して、去年10月札幌市内の住宅に侵入し、強盗などの罪に問われた男2人の初公判が、24日札幌地裁で開かれ、男2人は起訴内容を認めました。
神奈川県の建設作業員、鈴木陸被告25歳は、去年10月、札幌市豊平区の住宅に侵入し、住人の男性(当時79)の手足を縛って現金3万円を盗んだ罪や、札幌市南区の空き家に侵入しブローチを盗んだ罪などに問われています。
また札幌市北区の会社員、三田兼輔被告24歳は、鈴木被告が南区の空き家に侵入した際、鈴木被告を現場まで車で送り届けるなどしたとして、窃盗ほう助などの罪に問われています。
24日に札幌地裁で行われた初公判で、鈴木被告と三田被告はそれぞれ「間違いありません」と起訴内容を認めました。
ただ鈴木被告の弁護人は、豊平区の事件については住居侵入の事実に争いないが、強盗については客観的に見れば、恐喝罪の範囲だと、強盗罪の成立について争う姿勢をみせました。
2人は、SNS上で高額報酬などをうたう「闇バイト」に応募し、鈴木被告が「実行役」、三田被告が「運転手役」として犯行に及んだとされています。

2025.1.22 72歳の男に“無期懲役”を求刑 知人男性を殺害して現金約120万円持ち去る強盗殺人の罪 弁護側は15年の有期刑求める

おととし、新潟県上越市で自営業の男性を殺害し、現金を持ち去った強盗殺人などの罪に問われている男の裁判が1月22日結審し、検察側は無期懲役を求刑。一方の弁護側は懲役15年の有期刑を求めています。

おととし、新潟県上越市で自営業の男性を殺害し、現金を持ち去った強盗殺人などの罪に問われている男の裁判が1月22日結審し、検察側は無期懲役を求刑。一方の弁護側は懲役15年の有期刑を求めています。

強盗殺人などの罪で起訴されているのは、長野県上田市の無職・小倉一夫被告(72)です。

起訴状などによりますと、小倉被告はおととし6月、上越市の中村礼治さんをハンマーで複数回殴って殺害し、現金約120万円の入ったバッグを持ち去ったほか、おととし4月にも中村さんの自宅に侵入し、現金約26万円を盗んだ罪に問われています。

初公判では「金銭目的の暴行ではなかった」と強盗殺人について否認した小倉被告。

今回の裁判は、この強盗殺人の罪が成立するかどうかと量刑が争点となっています。

検察側は「帰宅直後の中村さんをすぐさま襲撃し、わずか3分の間に暴行やバッグを盗んだ手際の良さは、当初から強盗することを考えていたことが推認される」と説明。

そして、弁護側が殺害のみの目的だったと主張している点については…

【検察】
「殺害のみを目的としていた人間が、殺害を遂げる前に、まだ意識のある中村さんを放置してバッグを盗んだことは極めて不自然、不合理で考えられない」

こう指摘したうえで、動機は極めて身勝手で酌量の余地はなく、捜査・公判を通じて反省の態度は見られないとして“無期懲役”を求刑しました。

一方、弁護側は、小倉被告は中村さんのバッグがどこに置いてあるか知らず、車のドアを開けた際に車内灯がついたことでバッグの存在に初めて気付いて、とっさに持ち去ろうとしただけで計画性はなかったと主張。

【弁護人】
「小倉さんは孤独感や将来の不安、中村さんへの不満などがくすぶったことで自暴自棄になり突発的な犯行だった」

強盗殺人罪は成立せず、殺人と窃盗罪が適用されるとして懲役15年が相当だと訴えました。

そして、最後に何か言いたいことはあるかと問われた小倉被告は…

【小倉一夫 被告】
「私の犯した犯罪で近隣住民や世間の皆様をお騒がせし、恐怖を与えてしまったことを深くおわび申し上げます」

前を向いて淡々と謝罪の言葉を口にしました。

判決は1月29日に言い渡される予定です。

2025.1.22 埼玉・川越市で強盗 女が高齢男性を突き飛ばし現金8万円が入った財布などを奪い逃走
きょう夕方、埼玉県川越市のアパートの一室に女が押し入り、高齢の男性を突き飛ばしたうえ、現金などを奪い逃走しました。
午後4時55分ごろ、川越市砂の2階建てアパートの一室で、住人から「見知らぬ女が室内に入ってきた」と110番通報がありました。
警察によりますと、この部屋に1人で住む79歳の男性が部屋でテレビを見ていたところ、30代から40代くらいの女が窓ガラスを割って押し入り、男性を突き飛ばしたうえ、現金8万円が入った財布などを奪ったということです。男性にけがはありませんでした。
女は現在も逃走中で、▼年齢は30代から40代くらい、▼身長160センチくらい、▼髪は黒色、▼黒色の服を身につけていたということです。
警察は逃げた女の行方を追っています。

【独自】東京・葛飾区の住宅で高齢女性を羽交い締めに… 日本全国で窃盗など繰り返していた5人組を逮捕 警視庁の画像
2025.1.21 全国で窃盗や強盗か 5人逮捕
東京・葛飾区で高齢女性を羽交い締めにしたうえ、現金を奪おうとしたとして、男5人が警視庁に逮捕されたことがわかりました。5人は全国で窃盗などを繰り返していたとみられています。
捜査関係者によりますと、強盗未遂と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、▼住所不定・無職の吉田優太容疑者(28)、▼住所不定・無職の男沢優樹容疑者(29)、▼福岡・職業不詳の福島公平容疑者(32)、▼福岡・職業不詳の中島恭也容疑者(31)、▼福岡・職業不詳の中島俊也容疑者(31)の5人です。
5人は、2024年2月2日午後4時半ごろ、共謀のうえ、葛飾区高砂の一軒家に侵入し、この家に住む60代女性を後ろから羽交い締めにしたうえ、金品を奪おうとしたなどの疑いがもたれています。
実行役とみられる吉田容疑者と男沢容疑者が2階の窓から住宅に侵入して部屋の中を物色していたところ、住人女性と鉢合わせになったため、暴行を加えて逃走したということです。
福島容疑者と双子の中島恭也・俊也容疑者は、犯行の見張り役などを務めていました。
また、5人はこれまでにも全国で窃盗などに多数関与していたとみられ、一部のメンバーはハンマーで窓ガラスを割って侵入する手口での犯行を繰り返していたということです。
警視庁は、5人とほかの窃盗・強盗事件との関連や犯行の動機について詳しく調べる方針です。
2025.1.22 東京・葛飾区の強盗未遂事件で双子の兄弟ら5人逮捕…他3人は見張り役 鉢合わせた住人女性の首を腕で絞め逃走 警視庁
東京・葛飾区の住宅で起きた強盗未遂事件で、5人が逮捕されました。
中島駿也容疑者(31)と双子の弟・恭也容疑者(31)、福島公平容疑者(32)ら5人は2024年2月、葛飾区高砂の住宅に侵入し、金品を盗もうとした疑いが持たれています。
実行役の2人が室内を物色していたところ、鉢合わせた住人の女性(60代)の首を腕で絞めるなどし、逃走したということです。
女性にけがはありませんでした。
他の3人は見張り役で、5人全員が面識があったとみられています。

2025.1.20 唐津で住宅強盗 男が女性縛って現金奪い逃走 数百万円被害か
20日午後、佐賀県唐津市の住宅に男1人が押し入ってこの家に住む60代の女性を刃物で脅して手足などを縛り、現金を奪って逃走しました。
被害額は数百万円にのぼるとみられ、警察が強盗事件として逃げた男の行方を捜査しています。
20日午後2時すぎ、唐津市材木町に住む60代の女性から「若い男から手首を縛られてお金をとられた。包丁を突きつけられた」と110番通報がありました。
警察によりますと、通報の50分ほど前に男1人が訪問客を装って女性の自宅に押し入り、手足などをガムテープで縛った上で刃物で「金を出せ」などと脅し、現金を奪って逃げたということです。
当時、女性は家に1人で、帰宅した家族が縛られた女性を見つけたということです。
女性に、けがはありませんでした。
警察によりますと、男は20代くらいで、身長1メートル60センチから70センチほど、やせ形で、白っぽい色のジャンパーとマスク、手袋のほか、黒っぽい色の野球帽と長ズボンを身につけていたということです。
被害額は数百万円にのぼるとみられ、警察は付近の住民に注意を呼びかけるとともに、強盗事件として逃げた男の行方を捜査しています。
現場は、JR唐津駅から北東に500メートルほどの店舗や住宅が立ち並ぶ地域です。
【唐津市教委が小中学校に登下校の際の注意喚起】
強盗事件を受けて、唐津市教育委員会は市内すべての小中学校に対し、登下校の際に子どもたちに注意喚起をするよう求めたほか、必要に応じて保護者にも注意を呼びかけるよう求める通知を出したということです。
2025.1.20 新たに「リクルーター役」の男を逮捕 関東で相次ぐ強盗事件めぐり
関東で相次ぐ一連の強盗事件をめぐり警察は新たに「リクルーター役」の男を逮捕しました。
警察によりますと韓国籍の原本康平こと白康平容疑者は去年9月、仲間とともにSNSで「運ぶ仕事」などと闇バイトに勧誘する投稿を行い応募してきた渡辺陸被告に闇バイトを紹介した疑いがもたれています。
渡辺被告は去年9月さいたま市で起きた強盗事件で「実行役」として逮捕・起訴されましたが、この事件では白容疑者を通じてつながった指示役とは別の指示役から指示を受けていました。
しかし、別の実行役に対しては渡辺被告が白容疑者を通じてつながった指示役と同じアカウント名から指示がされていて、警察は白容疑者の関与を調べています。
白容疑者は関東で起きた一連の強盗の「リクルーター役」だったとみられていますが、調べに対し容疑を否認しているということです。
一連の強盗事件で「リクルーター役」が職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは初めてです。

2025.1.20 「これ以上せきをしたら殺すぞ」アイスピックで脅迫 医師の男素顔は?

電車内でせきをした男性にアイスピックを突き付け「殺すぞ」と言った男が現行犯逮捕されました。男は現役の医師でした。

■「せきをしたら殺すぞ」医師の男逮捕

捜査員に連れられ警察署から出てきたのは医師の男。小野村雅久容疑者(59)です。今回、男が逮捕される発端となったのが、「電車内のせき」でした。

医師の男は電車内のせきを巡り脅迫容疑で現行犯逮捕されました。

18日土曜日の夕方、横浜市の上大岡駅から横浜駅に向かう京急電鉄の車内、座席はすべて埋まっているような状況で、小野村容疑者は立っていました。そして事件は目の前に座る乗客の男性との間で起きました。

警察によりますと、男性が複数回せきをしたところ、小野村容疑者が…。

小野村容疑者(警察への取材による)
「これ以上せきをしたら殺すぞ」
そう言って、アイスピックを突き付け脅迫したというのです。ただ、そこに座っていた男性は、19歳の陸上自衛隊の自衛官でした。

小野村容疑者は電車内ですぐに取り押さえられ、現行犯逮捕されたということです。逮捕された医師はどんな人物なのでしょうか?

■“逮捕の医師”どんな人物?

4年前に横須賀市の京急久里浜駅近くで内科クリニックを開業したとみられる小野村雅久容疑者。

クリニックに通っていた人
「おとなしい。上から目線じゃない。患者さんの言うことをよく聞いてくれる」 
ただ、事件の少し前から、クリニックでは異変が起きていたといいます。

クリニックに通っていた人
「今から10日前に、どういう理由か分からないが、医療事務をやっている人が、いつも2人いたが辞められたらしい」

小野村容疑者のクリニックはシャッターが下ろされていて、体調不良のため休診の貼り紙があります。そしてその隣には医療事務員2名の急募の貼り紙もあります。

少なくとも、クリニックは事件直前も休診していたとみられます。

2025.1.20 「これ以上せきしたら殺すぞ」電車内で乗客の自衛隊員男性にアイスピック突きつけたか…医師の小野村雅久容疑者(59)を現行犯逮捕 男性に取り押さえられる
電車内で医師の男が乗客の自衛隊員に対し「これ以上せきをしたら殺すぞ」と、アイスピックのようなものを突きつけ脅したとして現行犯逮捕されました。
医師の小野村雅久容疑者(59)は18日午後4時ごろ、京浜急行の電車内で自衛隊員の男性(19)にアイスピックのようなものを突きつけ「これ以上せきをしたら殺すぞ」と脅したとして男性に取り押さえられました。
男性が座席に座っていたところ、目の前に立っていた小野村容疑者が突然、アイスピックのようなものを突きつけたということです。
調べに対し、小野村容疑者は「そのようなことはしていません」と容疑を否認しています。

2025.1.20 品川区 エステ店強盗未遂事件 実行役と指示役仲介か少年逮捕
去年11月、東京・品川区のエステ店で起きた強盗未遂事件で、警視庁は、実行役と指示役を仲介したとして17歳の少年を新たに逮捕しました。
この事件ではほかに警視庁が実行役の男子高校生を現場まで運んだ指示役とみられる27歳の容疑者を指名手配して、行方を捜査しています。
強盗未遂などの疑いで逮捕されたのは、東京・大田区に住む17歳の無職の少年です。
去年11月、品川区西五反田にあるエステ店に17歳の男子高校生が押し入り、現金を奪おうとした疑いで逮捕されていますが、警視庁によりますと今回逮捕された少年は、実行役の高校生と指示役との間を仲介した疑いがあるということです。
実行役の高校生とは中学時代の同級生で、スマートフォンの解析で、事件への関与が浮上したということです。
警視庁が詳しいいきさつを調べています。
認否は明らかにされていません。
また警視庁は、事件の指示役とみられる高橋義久容疑者(27)を実行役の高校生を現場まで車で運んだ疑いで指名手配し、行方を捜査しています。

2025.1.19 日常的な接点、確認されず 法政大ハンマー殴打事件
東京都町田市の法政大多摩キャンパスで学生8人がハンマーで襲われけがをした事件で、傷害容疑で現行犯逮捕された社会学部2年ユ・ジュヒョン容疑者(23)と8人に、日常的な付き合いが確認されなかったことが19日、捜査関係者への取材で分かった。ユ容疑者は「日頃からいじめを受け、軽く見られていると思っていた」と供述しており、警視庁は他の学生との関係を含めて経緯を調べている。
捜査関係者によると、被害者のうち5人はユ容疑者と全く面識がなく、3人は同じ授業を受けたことがある程度だったと説明。いずれもいじめに関して否定している。
事件は10日午後3時40分ごろ発生した。

2025.1.18 住宅火災で1人の遺体 兵庫・加古川
18日午後、兵庫県加古川市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
火事のあと、この家に住む90代の女性と連絡が取れなくなっていて、警察が身元の確認を進めています。
警察や消防によりますと、18日午後2時ごろ、加古川市加古川町大野で、「家が燃えている」と消防に通報がありました。
消防車両11台が出動して消火にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、火事のあと、この家に1人で暮らす90代の女性と連絡が取れなくなっているということです。
警察は身元の確認を進めるとともに火事の原因を詳しく調べています。
現場はJR加古川駅から北東に1.5キロほど離れた住宅が立ち並ぶ地域です。

2025.1.18 【速報】群馬・伊勢崎市で緊縛強盗 男3人が70代夫婦を縛りつけ現金など奪い逃走 片言の日本語で「お金、お金」と要求
きょう未明、群馬県伊勢崎市の住宅に男3人が押し入り、この家に住む70代の夫婦を縛りつけたうえ、現金などを奪い逃走しました。
きょう午前3時45分ごろ、伊勢崎市韮塚町の住宅で、住人から「縛られた。『お金、お金』と言われて、お金をとられた」と110番通報がありました。
警察によりますと、76歳の夫と72歳の妻が2階で寝ていたところ、押し入ってきた男3人ともみあいになりました。3人はコードのようなもので夫婦の手足を縛りつけたうえ、刃物のようなものを突きつけて、片言の日本語で「お金、お金」と要求、現金と携帯電話を奪って逃走したということです。夫婦にけがはありませんでした。
警察は逃走した男3人の行方を追うとともに、関東で相次ぐ闇バイトによる強盗事件との関連も視野に捜査しています。
2025.1.18 群馬・伊勢崎市の住宅で緊縛強盗…目出し帽を被った男3人が押し入り70代夫婦の口を塞いで手首縛り“刃物”突きつける 現金や携帯電話など奪って逃走中
群馬・伊勢崎市の住宅に男3人が押し入り、70代の夫婦を縛り、現金などを奪って逃げました。
18日午前4時前、伊勢崎市韮塚町の住宅で、「縛られた。お金!お金!と言われ、お金を取られた」と110番通報がありました。
警察によりますと、目出し帽を被った男3人が、住宅に押し入り、寝ていた70代の夫婦の口を塞いだ上、コードのようなもので手首を縛りました。
そして、刃物のようなものを突きつけて部屋を物色し、現金や携帯電話などを奪って逃げました。
近所の人は「朝、覆面(警察車両)とかいっぱい来ていた。夜中3時に起きて不審の車があって110番しようと思ったらおまわりさんがきた。怖いよね」と話します。
夫婦にけがはなく、警察は強盗事件として3人の行方を追っています。

2025.1.16 「私は犯人ではありません」 東京・江戸川区殺人事件で被告の中学校教諭が初公判で“無罪主張” 東京地裁
おととし、東京・江戸川区の住宅に侵入し、住人の男性を殺害した罪に問われている中学校教諭の男の初公判が開かれ、男は「私は犯人ではありません」と述べ、無罪を主張しました。
江戸川区立中学校教諭の尾本幸祐被告(38)はおととし2月、区内の住宅に侵入して住人の山岸正文さん(当時63)の顔や首などを複数回、刃物のようなもので切りつけ、殺害した罪に問われています。
東京地裁できょう(16日)開かれた初公判で、尾本被告は「私は犯人ではありません。身に覚えがありません」と述べ、無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、「発見された被害者の左手には被告のマスクがかかっていた」「防犯カメラに写った犯人の行動が被告のスマホのアプリに記録された行動と一致する」とした上で、「犯行後、退勤時間を変更するなどアリバイ工作を行っていた」と指摘しました。
一方の弁護側は「被告には動機が皆無であり、犯行時は自宅にいてアリバイがある」と主張しました。
2025.1.16 【独自】SNS型ロマンス詐欺で1人5役演じて信じ込ませたか 28歳女を詐欺などの疑いで再逮捕
恋愛感情を利用する「ロマンス詐欺」で男性から現金をだまし取ったとして逮捕された女が、別の男性からも現金3000万円あまりをだまし取った疑いなどで警視庁に再逮捕されたことがわかりました。
捜査関係者によりますと、無職の井田しずく容疑者(28)はおととし、マッチングアプリで知り合った男性(当時66)から67回、あわせて現金およそ3200万円をだまし取った疑いなどがもたれています。
井田容疑者はキャバクラ店の店長や共同経営者、社長の妻など、1人で5役を演じながらLINEなどで男性とやりとりをしていて、「給料が盗まれ託児所代が払えない」などとうそのメッセージを送り、金を振り込ませていたということです。
井田容疑者は容疑を認めたうえで、「インターネットカジノとホストに使った」などと供述しているということです。

2025.1.15 北海道・江別の大学生暴行死事件、強盗致死で10代の4人起訴 特定少年2人の氏名を公表
北海道江別市の公園で昨年10月、男子大学生=当時(20)=が集団暴行され死亡した事件で、札幌地検は15日、大学生に暴行を加えて金品を奪い死亡させたなどとして、強盗致死や詐欺などの罪で、10代の4人を起訴した。うち18歳の2人は改正少年法で起訴後の実名報道が可能な「特定少年」に当たり、地検は氏名を公表した。
2人は、いずれも札幌市白石区の川口侑斗被告と滝沢海裕被告。他に江別市のアルバイトの少年(17)と、札幌市白石区のアルバイトの少年(16)が起訴された。
地検は昨年12月、強盗致死などの疑いで4人を札幌家裁に送致。家裁は今月6、7日、少年審判で刑事処分が相当と判断し、検察官送致(逆送)した。

2025.1.15 銅線ケーブルを盗品と知りながらカンボジア人らの窃盗グループから買い取りか 中国籍の金属買い取り業者社長を逮捕 容疑否認 埼玉・加須市
金属が盗まれる被害が全国で相次ぐなか、盗まれたものだと知りながら銅線ケーブルを買い取ったとして、埼玉県の金属買い取り業者の中国籍の社長が逮捕されました。
盗品等有償譲り受けなどの疑いで逮捕されたのは、埼玉県加須市の金属買い取り業者「梅山金属」の社長で中国籍の梅山元一こと、呉忠元容疑者(41)です。
呉容疑者は去年8月、茨城県の工場から盗まれた銅線ケーブルおよそ200メートルを、盗品だと知りながら買い取った疑いがもたれています。
警察によりますと、銅線ケーブルを盗み、持ち込んだのはカンボジア人の男らだということで、この窃盗グループを捜査する過程で呉容疑者が銅線ケーブルを買い取った伝票が見つかったということです。
盗まれた銅線ケーブルは時価総額でおよそ200万円でしたが、呉容疑者は70万円ほどで買い取っていました。
銅線ケーブルを盗んだとして逮捕されたカンボジア人の男は、これまでの取り調べで「盗んだケーブルを20回くらい、この業者に持ち込み、売った」と供述しているということですが、呉容疑者は「盗品とは分からなかった」と容疑を否認しています。
2025.1.15 埼玉 盗品と知り銅線ケーブル買い取りの疑い 社長を逮捕
各地で銅線が盗まれる被害が相次ぐ中、盗品と知りながら銅線ケーブルを買い取ったとして埼玉県の金属買い取り業者の社長が警察に逮捕されました。
調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは埼玉県加須市にある金属買い取り業者の社長で中国籍の※ゴ・忠元容疑者(41)です。
警察によりますと、去年8月、茨城県の工場から盗まれた銅線ケーブルおよそ200メートル780キロ余りを盗品と知りながら買い取った疑いが持たれています。
警察は容疑者を逮捕するとともに15日、事務所などを捜索しました。
警察がカンボジア人窃盗グループを捜査する中でこの業者がグループから銅線を買い取った伝票が見つかったということです。
盗まれた銅線は一般的な市場価格で200万円余りですがこの業者は3分の1程度の70万円ほどで買い取っていたということです。
業者は、これまでにも同じ窃盗グループから繰り返し銅線を買い取っていたとみられ警察が詳しく調べています。
調べに対し容疑を否認しているということです。
※ゴ「俣」のつくり=口の下に天。
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2025.1.15 盗品と知りつつ銅線買い取りか 買取業の男逮捕…容疑否認
銅線ケーブルが盗まれたものと知りながら買い取ったとして、金属くず買取業の男が逮捕されました。
警察によりますと、中国籍の梅山元一こと呉忠元容疑者は去年、埼玉県加須市で自身が経営する「梅山金属」で、銅線ケーブルおよそ800キロを盗まれたものと知りながら買い取った疑いがもたれています。調べに対し、容疑を否認しているということです。
銅線は、カンボジア人の窃盗グループが茨城県の工場から盗んだものとみられています。
このグループには「盗んできたものを20件ほど、この業者で売った」という趣旨の話をしているメンバーもいるということで、警察は業者がほかにも盗まれたものを買い取っていたとみて調べています。

2025.1.14 群馬一家3人殺害事件から27年 警察が容疑者の情報提供呼びかけ
1998年に群馬県内の住宅で一家3人が殺害された事件は指名手配中の容疑者が逮捕されないまま14日で27年となり、警察は、地元のJR高崎駅などで情報提供を呼びかけました。
1998年1月14日、当時の群馬県群馬町、今の高崎市の住宅で、石井武夫さん(当時48)と妻の石井千津子さん(当時48)、それに、母親の石井トメさん(当時85)の3人が殺害されました。
警察は、夫婦の娘の顔見知りで元トラック運転手の小暮洋史容疑者(55)を殺人の疑いで全国に指名手配し行方を捜査していますが、逮捕されないまま14日で27年となりました。
14日は警察官など19人が、JR高崎駅と高崎市内の商業施設で行き交う人に、容疑者の顔写真が入ったポケットティッシュなどを配って情報提供を呼びかけました。
群馬県警察本部の田村正男刑事部長は「事件解決には、皆様の協力が必要不可欠です。どんなささいなことでもかまわないので、情報を寄せていただきたい」と話していました。
情報提供は高崎北警察署の捜査本部、フリーダイヤル0120-547-590で受け付けています。
2025.1.14 未解決のまま…群馬一家3人殺害事件から27年 情報提供呼びかけ
未解決のまま…群馬一家3人殺害事件から27年 情報提供呼びかけ
群馬県の旧群馬町で一家3人が殺害された事件は未解決のまま、14日で27年。警察は指名手配中の男について、あらためて情報提供を呼びかけました。
この事件は1998年1月、旧群馬町、現在の高崎市の住宅で石井武夫さん(当時48)と妻、母親の一家3人が殺害されたもので、警察は目撃情報などから元トラック運転手の小暮洋史容疑者(55)を指名手配していますが、いまも未解決のままです。
警察は14日、JR高崎駅でティッシュを配るなどして情報提供を呼びかけました。
群馬県警 田村正男刑事部長
「事件のことまた小暮のことについて、どんなささいなことでも結構です。情報を寄せていただければと思います」
去年寄せられた情報は250件ほどありましたが、警察庁は事件解決につながる情報に最大300万円の捜査特別報奨金を設けています。

2025.1.14 【すすきの首切断】田村瑠奈被告の父・修被告の初公判「違う点がいくつかある」と起訴内容を否認、メモを読み上げ「殺害や損壊の目的は知らなかった」
札幌・すすきので男性が殺害され首を切断された事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、父親の裁判員裁判が札幌地裁で始まりました。
父親は起訴内容について「違うと思う点がいくつかある」と述べ、否認しました。
2023年7月、札幌・すすきののホテルで会社員の男性(当時62)が殺害され、頭の部分が持ち去られた事件では、田村瑠奈被告30歳ら親子3人が逮捕・起訴されています。
このうち殺人や死体損壊などを手助けした罪に問われた父親の修被告61歳の裁判員裁判が午前11時から札幌地裁で始まりました。
修被告は起訴内容について「違うと思う点がいくつかある」と否認したうえで、用意したメモを読み上げ、「殺害や損壊の目的は知らなかった」などと述べました。
弁護側は無罪を主張しています。
2025.1.14 『ガッツリ石松』など名乗り…闇バイト応募の女子中学生らに指示 詐欺の疑いで指示役の男(31)を逮捕 警視庁
警視庁は、女子中学生らに特殊詐欺をさせていたとみられる31歳の指示役の男を逮捕しました。女子中学生も逮捕されていて、闇バイトに応募していたということです。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、埼玉県和光市の職業不詳・里吉亜冬夢容疑者(31)で、去年5月、仲間と共謀し、東京・葛飾区の女性(80代)に空き家のマンションに現金200万円を送らせ、現金をだまし取った疑いがもたれています。
この現金の回収役などとして、少年少女グループの女子中学生(当時14)ら2人も逮捕されています。
女子中学生はインスタグラムで闇バイトに応募し、里吉容疑者から秘匿性の高いアプリ「シグナル」で『ガッツリ石松』『海苔巻き煎餅』など複数のアカウントから指示を受けていたということです。
警視庁は里吉容疑者の認否を明らかにしていませんが、女子中学生らのグループと同様の手口で犯行を繰り返していたとみて捜査しています。

2025.1.13 札幌すすきので店のドアを蹴るのを注意され逆上か…従業員に噛みつき傷害疑い、旅行中の中国人27歳男「噛んでいません」
12日未明、札幌市の歓楽街すすきので、飲食店従業員の男性の腕に噛みついてけがをさせたとして、中国籍の27歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、中国籍の27歳の自称芸能プロダクション経営の男です。
男は、12日午前3時45分ごろ、札幌市中央区南6条西5丁目の飲食店前の路上で、この飲食店の28歳の男性従業員の左腕に噛みついてけがをさせた疑いが持たれています。
男性従業員は、左腕に内出血をするけがをしました。
警察によりますと、店内にいた男性従業員が、店のドアが蹴られる音がしたため、外にいた男に注意しました。
すると男は逆上し、噛みついてきたということです。
被害に遭った男性従業員が男を取り押さえ、「ドアを蹴られ、殴られた」と警察に通報し、男は駆け付けた警察官に引き渡されました。
取り調べに対し、中国籍の27歳の自称芸能プロダクション経営の男は、英語で「私は誰にも暴力をふるっていませんし、噛んでもいません」と話し、容疑を否認しています。
男は、旅行で日本を訪れたと話し、当時酒を飲んでいたということです。
警察が、当時の詳しい状況を調べています。

2025.1.12 【江別大学生集団暴行死】18歳アルバイト従業員の男「終始犯行を主導」と“主犯格”認定、札幌家裁が少年ら4人の逆送理由を説明
2024年10月、北海道江別市で20歳の男子大学生が集団暴行を受けて死亡し、少年を含む6人が逮捕された事件で、札幌家庭裁判所は7日までに、強盗致死などの非行内容で家裁送致された16歳から18歳の少年ら4人を検察官送致(逆送)することを決めました。
札幌家裁は、逆送となった少年ら4人について、18歳のアルバイト従業員の男を「自ら積極的に暴行を加え、終始犯行を主導」していたとして主犯格と認定し、厳しく非難しました。
◆札幌家裁の「逆送」決定要旨
札幌家裁の梶川匡志裁判長は少年ら4人の暴行について「一貫して無抵抗だった被害者に対し、長時間かつ執拗になされた相当強いもので、人を死に至らしめる危険が高いものである」と指摘。被害者は「およそ暴行を受けなければならないような落ち度がないにもかかわらず、少年らに長時間一方的に攻撃されて、金銭などを奪われた上、最終的に生命を落とした」と説明しています。
・主犯格の18歳アルバイト従業員の男について
梶川裁判長は18歳アルバイト従業員の男について「自ら率先して被害者に積極的に暴行を加え、金品を要求したり、他の共犯者に対して被害者の暴行を促したりと、終始犯行を主導。動機は身勝手極まりなく、酌むべき点は皆無であり、厳しい非難に値する」と強調。
・他の3人について
17歳のアルバイト従業員は「金品を要求した上、被害者の顔面や腹部を手拳で殴る、頸部や後頭部を蹴るなどの強度の暴行を何度も繰り返した」、18歳の男子高校生は「主犯格の少年から指示されて被害者の背部に飛び蹴りしたり、逃亡しようとする被害者の首に自らの判断でハイキックをした」、16歳のアルバイト従業員は「腹部を強く蹴り、被害者に金銭を要求し、所持品を奪った」と暴行の関与を説明。
◆勾留期間の10日以内に起訴される見通し
梶川裁判長は、4人について「結果は取り返しのつかない極めて重大なものであり、刑事処分が相当」としました。18歳のアルバイト従業員の男を含む少年ら4人は、強盗致死などの罪で起訴されれば、大人と同じ裁判員裁判を受けることになります。
◆事件の概要
2024年10月、北海道江別市の公園で、大学生の長谷知哉さん20歳が集団で暴行を受けて死亡した事件。長谷さんは衣服を身に着けていない状態で発見され、その後死亡が確認されました。長谷さんの顔面などには殴られた跡が複数あり、死因は外傷性ショックでした。
長谷さんの交際相手だった八木原亜麻(あま)被告20歳と、川村葉音(はおと)被告20歳が強盗致死などの罪で起訴され、16歳から18歳の少年ら4人が長谷さんから金品を奪うなどしたうえ、暴行を加えて死亡させたとして家裁送致されていました。
海で凶器とされる刃物の捜索をするダイバーら=兵庫県姫路市で2025年1月11日午後1時40分
2025.1.11 19年前の女児刺傷事件、凶器の捜索始まる 兵庫県警が姫路市沖で
兵庫県たつの市で19年前、小学4年の女児が刃物で刺されて重傷を負った事件で、勝田州彦(くにひこ)容疑者(46)=殺人未遂容疑で逮捕=の供述に基づき、県警は11日、同県姫路市沖の海で凶器とされる刃物の捜索を始めた。
捜査関係者によると、昨年に逮捕された勝田容疑者は2006年9月28日、たつの市の路上で9歳だった女児の胸と腹を刃物で突き刺し、全治2カ月のけがをさせた疑いが持たれている。刃物について「海に捨てた」と供述したという。
この日は姫路市の岸壁付近で、県警の捜査員や民間のダイバーら計約20人が海中に潜るなどして捜索に当たった。船1隻も投入し、磁気探査機で海底を調べた。県警は数週間にわたり、海底から引き上げた土砂の中に凶器がないか確認していく。
勝田容疑者は07年に同県加古川市で小学2年だった女児(当時7歳)をナイフで殺害した疑いでも逮捕された。現在は事件当時の精神状態などを調べる鑑定留置が実施されている。この事件でも凶器について「海に捨てた」と供述。県警は1月下旬、加古川市に隣接する播磨町の岸壁近くで凶器を捜索する予定だ。

2025.1.11 法政大でハンマー振り回す 8人けが、韓国籍の女子大生逮捕 「うっぷんたまってた」

東京にある法政大学のキャンパスで、女がハンマーを振り回し、学生ら8人がけがをしました。

■教室で逃げる学生 緊迫の瞬間

眼鏡をかけ、報道陣がいる方角を見つめる女。周囲を見回し、一瞬、まぶしそうな様子を見せますが、表情が変わることはありません。

韓国籍のユ・ジュヒョン容疑者(22)。法政大学の2年生です。

10日午後3時半すぎ、法政大学多摩キャンパスの教室の中で、20代の男性をハンマーのようなもので殴ってけがをさせた疑いで現行犯逮捕されました。

これは、事件発生時の教室内を撮影した映像です。何かを床にたたきつける人物と、それを避けるように教室の後ろへと避難していく学生たちの姿が見て取れます。

また、事件直後に撮影されたとみられる写真には、衣服で頭を覆って逃げようとする人の姿も。

被害者が座っていたとみられる座席付近には血痕が残っていました。

■容疑者「無視されうっぷんたまっていた」

東京・町田市、緑豊かな多摩キャンパス内で起きた今回の事件。

捜査関係者によりますと、通報があったのは10日午後4時ごろのこと。

学校職員
「何者かがハンマーを振り回している、けが人がいる」

救急車や消防が駆け付け、騒然とする大学内。

警視庁によりますと、事件当時は授業中で、教室にはおよそ100人の学生がいました。

同じ教室内で授業を受けていた学生は、事件当時のユ容疑者の様子についてこう話します。

事件当時のユ容疑者の様子は?
同じ教室にいた学生
「真っ黒(の服)に白いスニーカーで眼鏡をかけていまして、身長は割と高くて細い人でした。常に無言、無表情だと認識しています。私が見たのだと、頭部を殴ったり、無言無表情で終始、殴り続けていたと認識しております」

別の学生はこう話します。

ハンマーはどれぐらい?
同じ教室にいた学生
「(Q.ハンマーはどれぐらい?)10センチ〜15センチぐらいだったと思います。あまりよく見ていないが、大きなものではなかったです。後ろのほうから振り回して女の子を殴っていたりとか。(被害者の)1人は手がすごい血まみれで、もう1人は首の後ろを押さえていました」

けがをしたのは男子学生5人と女子学生3人の合わせて8人で、頭から出血するなどしていますが、命に別状はないということです。

取り調べに対し、ユ容疑者は…。

ユ容疑者
「グループから無視されてうっぷんがたまっていた。学校にあったハンマーを使って殴った」

警視庁は詳しい事情を聴くとともに、事件に至った経緯を調べています。

2025.1.11 法政大キャンパス傷害事件 大学生の22歳の女「グループから無視され、鬱憤たまっていた」
きのう、法政大学多摩キャンパスで女がハンマーを振り回し男女8人がけがをした事件で、大学生の22歳の女が現行犯逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは法政大学に通う韓国籍のユ・ジュヒョン容疑者(22)で、きのう午後4時前、東京・町田市の法政大多摩キャンパスの教室で20代の男性の後頭部などをハンマーで殴り、けがをさせた疑いがもたれています。
ほかにも10代や20代の男女7人がけがをしましたが、いずれも命に別状はないということです。
同じ教室にいた学生
「誰かが立った気配で気づきまして、その後、一番後ろに座ってた生徒を殴り始めた。その瞬間に、その生徒ももちろん、 教室自体が混乱につつまれた」
捜査関係者によりますと、ユ容疑者は取り調べに対し「グループから無視され、鬱憤がたまっていた」などと供述していて、警視庁は事件のいきさつを詳しく調べています。
緊急車両が集まり騒然とする法政大多摩キャンパス=東京都町田市で2025年1月10日午後5時29分、本社ヘリから玉城達郎撮影
2025.1.11 法政大ハンマー殴打 逮捕の女子学生「いじめやめさせるには殴るしか」
東京都町田市の法政大多摩キャンパスで学生8人がハンマーで殴られてけがをした事件で、傷害容疑で逮捕された韓国籍の同大社会学部2年生のユ・ジュヒョン容疑者(22)=東京都八王子市=が、「いじめをやめさせるためには学生を殴るしか解決方法がないと思った」と供述していることが警視庁への取材で判明した。
警視庁によると、ユ容疑者は2023年3月に来日し、翌月に法政大に入学。事件については「日ごろからいじめを受けていて軽くみられていると思っていた」と供述しているという。
ハンマーは金属部分が約10・5センチ、柄が約30センチで事件後、教室内の前方に落ちているのを警視庁が押収した。ユ容疑者は「当日の朝、(別の)教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した」と話しているという。
事件が起きた10日は、講義が始まって約10分がたった午後3時40分ごろ、ユ容疑者が席から立ち上がり、教室の後方の席に着いていた学生らの頭にハンマーを次々と振り下ろしたとみられる。
けがをしたのは、いずれも10~20代で社会学部の学生の男女8人。頭や腕にけがをしたが、いずれも軽傷だった。うち20代の男子学生と10代の女子学生は警視庁に「(ユ容疑者と)講義などを通じて面識があった」と説明しているという。

2025.1.11 コンビニでおにぎり1個を万引きした無職の男、追って来た店員に頭突き…強盗傷害容疑で逮捕 北海道函館市
11日未明、北海道函館市のコンビニエンスストアで、おにぎり1個を盗み、追って来た店員に暴行を加え、けがをさせたとして、無職の男(33)が逮捕されました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、函館市湯川町1丁目に住む無職の男(33)です。
警察によりますと、この男は、11日午前2時半ごろ、函館市湯川町2丁目のコンビニで、おにぎり1個を盗んで店の外に出ましたが、男性店員が200メートルほど男の後を追い、声をかけました。
すると、男は逮捕を免れようと、男性店員の鼻のあたりに複数回頭突きをするなどの暴行を加えたということです。
男性店員は鼻から出血、額が腫れるけがをしました。
コンビニから「万引きしようとしている。パンなどをエコバッグに入れている」と警察110番通報があり、駆け付けた警察が男を現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し、無職の男(33)は「万引きはしたが店員を殴ったりはしていない」と容疑を一部否認しています。
警察が、事件の経緯を慎重に捜査しています。

2025.1.11 東京都内で昨年、路上強盗をした疑いで逮捕された少年が前年の3倍近くにまで急増したことが、警視庁少年事件課への取材で分かった。同課によると、2023年に強盗・強盗傷害容疑で逮捕された少年は17人だったが、2024年は46人(暫定値)に上った。強盗を「狩り」と表現する少年もおり、被害者に激しい暴行を加えるケースもあったという。

中国籍の女性2人が山陽電鉄の電車にはねられて死亡した事故現場の踏切。2人は手前の遮断機の内側に立っていた可能性がある=神戸市垂水区で2025年1月10日午後2時24分、木山友里亜撮影
女性2人がはねられた現場

2025.1.10 神戸の踏切事故 死亡の中国籍2人、隣接した横断歩道で信号待ちか
神戸市垂水区西舞子の山陽電鉄の踏切で9日午後、中国籍の女性2人が電車にはねられて死亡する事故があり、この2人は踏切内で隣接した横断歩道の信号待ちをしていた可能性があることが兵庫県警への取材で明らかになった。県警が当時の詳しい状況を調べている。
現場は西舞子―大蔵谷間の遮断機と警報機が付いた踏切。線路に並行して国道2号が通り、踏切の南側には国道にかかる信号機付きの横断歩道がある。
県警垂水署によると、9日午後3時50分ごろ、2人は阪急神戸三宮発山陽姫路行きの普通電車(3両編成)にはねられて亡くなった。約50人の乗客にけがはなかった。
死亡したのは楊景文さん(24)と張新恰さん(23)で、いずれも所持品から日本に短期滞在中だったとみられる。
県警が電車の運転士に当時の状況を確認したところ、「2人は横断歩道の方を向いて、踏切の内側に立っていた」と証言した。この踏切は両側に遮断機に加え、車の進入を防ぐ複数のポールが設けられている。2人が誤って遮断機とポールより線路側に立ち、横断歩道の歩行者用信号が切り替わるのを待っていた可能性があるという。

2025.1.9 中古品買取店強盗事件で逮捕の34歳容疑者 金沢地検に送検
去年9月、石川県野々市市内の中古品買取店で発生した強盗事件で逮捕された男の身柄が9日、金沢地検に送られました。
強盗などの疑いで送検されたのは野々市市に住む34歳のタクシー運転手の男です。
警察によりますとこの容疑者は去年9月、営業中だった店舗の正面入り口から侵入し、女性店員に包丁のような刃物を突き付け、現金72万円を奪った疑いがもたれています。
この容疑者は強盗事件の2カ月後に、妻と共謀した3件の窃盗事件ですでに逮捕されていたほか、それまでの間、タクシー運転手として仕事を続けていたことが分かっています。
逮捕後の調べに対して坂井容疑者は「強盗はしていない」と容疑を否認しているということです。
警察は、逃走経路やくわしい動機などについて、捜査を進めています。
2025.1.9 去年10月の船橋市での強盗致傷事件 市川市の「闇バイト」強盗実行役とみられる2人を再逮捕
去年10月、千葉県船橋市の住宅でおよそ1000万円などが奪われ高齢夫婦がけがをした強盗致傷事件で、ほかのいわゆる「闇バイト」強盗の実行役として逮捕されている男2人が再逮捕されました。
警察によりますと、藤井柊容疑者(27)と久保田陸斗容疑者(21)は去年10月9日深夜、船橋市飯山満町の住宅に押し入り、住人の高齢夫婦に暴行を加え現金およそ990万円と通帳などを奪った疑いがもたれています。
80代の夫は軽傷、70代の妻は肋骨を折るなどの重傷を負いました。
調べに対し藤井容疑者は黙秘し、久保田容疑者は「指示役からの指示でやったことに間違いない」と容疑を大筋で認めているということです。
ふたりはこの次の週に「闇バイト」に応募して市川市の住宅に押し入り住人の女性をホテルで監禁したうえ、キャッシュカードなどを奪った疑いなどですでに逮捕されていますが、神奈川県横浜市の民家で住人の男性が殺害され現金が奪われた強盗殺人事件にも実行役として関与したとみられています。
2025.1.9 千葉 鴨川の住宅で緊縛強盗 87歳女性の手足を縛って逃走
9日未明、千葉県鴨川市の住宅に男が押し入り、この家に住む87歳の女性を脅して手足を縛って逃げました。
女性は2階の窓から逃げ出して、隣の住宅に助けを求めたということで警察が強盗事件として捜査しています。
9日午前2時前、鴨川市滑谷で「隣人が自宅に逃げ込んできた」と警察に通報がありました。
警察によりますと、この家に1人で住む87歳の女性が2階の寝室で寝ていたところ、午前0時ごろに突然、男に「金を出せ」と脅されて手足をひものようなもので縛られたということです。
男が物色している隙に、女性は、みずからひもをほどいて2階の窓から逃げ出しカーポートの屋根を使って地上に降り、隣の住宅に助けを求めましたが、その際に転落したとみられ、足にけがをしました。
これまでの調べで1階の窓ガラスの鍵付近が割られていたということです。
男は年齢不詳で、黒っぽい上着を着て色が不明の長ズボンをはいていたということです。
捜査関係者によりますと、数千円程度が奪われたとみられ、警察は被害の確認を進めるともに、強盗事件として、逃げた男の行方を捜査しています。

2025.1.9 「オレオレ詐欺」200万円詐取の疑い 横浜の高校生逮捕
孫を装ったうその電話で静岡県に住む高齢の女性から現金200万円をだまし取ったとして、警察は、横浜市に住む16歳の男子高校生を詐欺の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、横浜市旭区に住む16歳の男子高校生です。
警察によりますと、男子高校生は去年10月、仲間と共謀して、静岡県沼津市に住む80代の女性の自宅に、孫を装って、うその電話をかけ、「落とし物をした。夜の会議までにお金が必要だ」などと言って現金200万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
防犯カメラの解析や被害者への聞き取りの結果、男子高校生が関与した疑いがあることが分かったということで、8日、逮捕しました。
調べに対し容疑を認めているということです。
警察は、被害者から現金を受け取る詐欺グループの「受け子」だったとみて調べるとともに、グループの指示役などについても捜査を進めています。

アップルの「マックブック」をめぐる詐欺事件の構図
米アップルのノートパソコン「マックブック」を転売目的を隠して学割で不正に購入したとして、警視庁は、職業不詳の趙麗容疑者(51)=埼玉県川口市=ら中国籍の男女7人を詐欺容疑で逮捕し、8日発表した。認否は明かしていない。
「購入台数制限」「転売禁止」の販売条件に違反か
趙容疑者は準暴力団「チャイニーズドラゴン」の関係者といい、警視庁は不正に購入した製品を中国など海外に転売し、グループの活動資金にしていたとみている。
暴力団対策課によると、7人は共謀して昨年5月14日、東京・銀座のアップルストアで、転売目的を隠してマックブック11台(計313万4800円相当)を学割で不正購入した疑いがある。趙容疑者は「実行役」の6人に店舗で購入するよう指示し、その後受け取っていたという。
警視庁は、趙容疑者らが昨年2~8月、都内や神奈川県内の6店舗で約1億3千万円相当のマックブックやiPadを約700回、同様の手口で不正購入していたとみている。製品は東京都豊島区の輸出入業者を通じて転売されたとみられ、警視庁は7日に同社を同容疑で家宅捜索した。
アップルは学割の「販売条件」として、1年間の購入台数制限や、1年以内の利益を上乗せした転売を禁じ、ホームページで公開している。
iPhone→マックブックに狙い変更か 捜査幹部「ビジネスモデル絶つ」
チャイニーズドラゴンを巡っては、iPhone15が発売された2023年9月、東京・表参道のアップル直営店前で怒鳴るなど粗暴な行為を繰り返し、販売を中止させたとしてメンバーらが昨年9月に逮捕され、そのうち1人が罰金50万円の略式命令を受けた。
チャイドラ内で、東京都北区の王子と赤羽の両地域をそれぞれ拠点にするグループ同士が、表参道店でのiPhone購入を巡って対立したことが原因とみられていた。

2025.1.8 アップル製品を割引価格で購入し転売で利益得た疑い 7人逮捕
東京・銀座のアップルの直営店からパソコンを割引価格で購入し、禁止された転売を行っていたとして、中国籍の51歳の容疑者ら7人が逮捕されました。
警視庁は容疑者らのグループがおよそ1億3000万円分のパソコンやタブレット端末を不正に購入し、転売で利益を得ていたとみて捜査しています。
逮捕されたのは中国籍で埼玉県川口市に住む趙麗容疑者(51)で、ほかに製品購入役のアルバイトなどいずれも中国籍の容疑者6人も逮捕されました。
アップルは、学生などを対象にパソコンやタブレット端末の割引販売制度を設けていますが、購入条件として1年以内の転売を禁止しています。
警視庁によりますと趙容疑者らは、去年5月、東京・銀座のアップルの直営店で、転売の目的を隠したままノートパソコン11点、313万円相当を割引価格で購入したとして、詐欺の疑いが持たれています。
警視庁は趙容疑者が主導するグループが各地の店舗でおよそ1億3000万円分のパソコンやタブレット端末を不正に購入し、転売によって少なくとも1000万円以上の利益を得ていたとみています。
また、製品の価格が日本よりも高い海外に転売していた可能性もあるとみて、実態を詳しく調べています。
容疑者らの認否については明らかにしていません。

2025.1.7 令和6年中の交通事故による死者数は、2,663人(前年比-15人、-0.6%)で、昨年より減少しました。

警視庁大崎署に入る高島望容疑者(中央)=東京都品川区大崎4で2025年1月7日午前9時40分
2025.1.7 元作家の64歳男性、死亡女性を装い金を無心か 詐欺容疑で再逮捕
知人女性になりすまし、女性の親族から現金をだまし取ったなどとして、警視庁大崎署は7日、元作家で住所不定、無職、高島望容疑者(64)を詐欺と窃盗容疑で再逮捕した。
高島容疑者は東京都品川区の自宅マンションに白骨化した遺体を放置した死体遺棄容疑で、2024年12月18日に逮捕された。遺体は同居していた知人女性とみられる。
再逮捕容疑は、この知人女性になりすまし、女性の80代の父親にスマートフォンのショートメッセージで「不整脈が悪化している。薬を飲まないと、急性心不全で心停止してしまいそう」などと送信。12月5日、医療費として金融機関の口座に約1万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。「食べるのに困ってやりました」と供述し、容疑を認めているという。
知人女性は20年8月ごろに病死したとみられる。その後、女性の口座からは数回にわたり現金計30万円以上が引き出されており、警視庁は高島容疑者が繰り返し本人になりすましていたとみて調べている。
高島容疑者は松下政経塾の5期生で、著作に消費者金融大手「武富士」(10年に経営破綻)の創業者に関する「武富士流金儲けの極意 金貸しの神様、ここにあり」がある。

2025.1.7 【江別大学生集団暴行死】強盗致死などの容疑で送致の17歳少年と18歳高校生を「検察官送致」 札幌家庭裁判所
去年、北海道江別市で男子大学生が暴行され死亡した事件で、札幌家庭裁判所は強盗致死などの容疑で送致された当時17歳の少年と18歳の男子高校生を検察官送致することを決めました。
この事件は去年10月、江別市内の公園で大学生の長谷知哉さん20歳が集団暴行を受けて死亡し、キャッシュカードなどを奪われたもので、長谷さんの交際相手だった八木原亜麻被告20歳ら男女6人が逮捕されていました。
このうち、16歳から18歳の少年ら4人は強盗致死などの容疑で札幌家庭裁判所に送致され、処分を決める観護措置が行われていました。
札幌家裁は、6日開かれた少年審判で、当時17歳のアルバイト従業員の少年と、18歳の男子高校生について、刑事処分が相当として検察官送致することを決めました。
残る、16歳と18歳の2人は、7日観護措置の期限を迎えます。

2025.1.6 岐阜市の80代女性が特殊詐欺で1億8000万円超の被害
岐阜市の80代の女性が監督庁の職員を名乗る男からうその話をされ、あわせて現金1億8000万円余りをだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、去年1月、岐阜市の1人ぐらしの80代の女性の自宅に、監督庁の職員を名乗る男から「会社の情報を他人に教えませんでしたか。これは犯罪行為で、民事裁判を進めるにはお金が必要です」などと電話がありました。
男は女性に対し、ATMで1日の限度額までお金を引き出して、ためておくよう指示し、しばらくたってから手元にある所持金の額を聞いてきたということで、女性は自宅近くで監督庁の部下を名乗る男に現金を手渡しました。
その後も女性は「和解金がいる。弁護士費用を渡さなければならない」などと、繰り返し現金を要求され、去年11月までにあわせて1億8670万円をだましとられたということです。
連絡がとれなくなり不審に思った女性が警察に届け出たということで、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

再逮捕され、警視庁小金井署に入る名倉優也容疑者(左)=6日午後、東京都小金井市
2025.1.6 所沢強盗の勧誘役を再逮捕 国分寺の事件にも関与か―警視庁
東京都国分寺市の住宅で昨年9月、住人の60代女性が縛られ、現金約550万円が奪われた事件で、実行役を勧誘するリクルーターだったとして、警視庁捜査1課は6日、強盗傷害と住居侵入の容疑で、会社員名倉優也容疑者(31)を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
名倉容疑者は国分寺市の事件の翌日に埼玉県所沢市で起きた強盗致傷事件で、実行役とされる男4人のうち少なくとも3人を勧誘したとして、昨年11月に逮捕、起訴されていた。
捜査関係者によると、名倉容疑者は昨年9月30日午前4時ごろ、国分寺市西恋ケ窪の住宅にガラスを破って侵入。住人の60代女性を縛って殴り、左腕骨折など3カ月のけがをさせた上、現金約550万円と財布など14点(時価計約8000円相当)を奪った疑いが持たれている。
同容疑者は秘匿性の高い通信アプリで、実行役とされる会社員佐藤聖峻被告(25)=強盗致傷罪などで起訴=を勧誘したとみられる。佐藤被告のスマートフォンには、同容疑者の本名と同じ「名倉」という名前のアカウントとやりとりした形跡が残っていた。
国分寺市の事件を巡っては、これまでに佐藤被告ら実行役2人のほか、強奪品運搬役と資金管理役の女ら計4人が逮捕されている。

2025.1.5 275万円詐取の疑いで逮捕状 特殊詐欺グループのリーダー格の男を拘束 フィリピン入管当局
フィリピンの入管当局は5日、275万円をだまし取った疑いで日本で逮捕状が出されていた特殊詐欺グループのリーダー格の男を拘束したと発表しました。
フィリピンの入管当局によりますと、拘束されたのは日本人の横田哲也容疑者(39)です。
横田容疑者は介護施設の入居権を譲渡することは犯罪行為だというウソの電話をかけ、被害者から275万円をだまし取った疑いで日本で逮捕状が出されていました。
捜査関係者によりますと、横田容疑者は2023年9月、カンボジアで20人以上が摘発された特殊詐欺グループのメンバーとみられています。
2日にフィリピンの首都・マニラで身柄を拘束されていて、今後、日本に強制送還される見通しです。

埼玉県所沢市の強盗事件で逮捕、起訴された名倉優也被告=2024年11月2日、同市
2025.1.5 所沢強盗の勧誘役を再逮捕へ 国分寺の事件にも関与の疑い―警視庁
首都圏で相次ぐ連続強盗事件で、東京都国分寺市の事件でも実行役を勧誘するリクルーターだった疑いが強まったとして、警視庁捜査1課が強盗傷害や住居侵入の容疑で、会社員名倉優也被告(31)を再逮捕する方針を固めたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。
名倉被告は昨年10月に埼玉県所沢市で発生した強盗致傷事件で、実行役とされる男4人のうち少なくとも3人を勧誘したとして、同11月に逮捕、起訴されていた。
捜査関係者によると、同被告は秘匿性の高い通信アプリで、本名と同じ「名倉」というアカウント名を使用していた。国分寺市の事件では、実行役とされる会社員佐藤聖峻被告(25)=強盗致傷罪などで起訴=のスマートフォンの解析から、名倉被告とのやりとりが明らかになったという。
名倉被告は昨年9月30日午前4時ごろ、国分寺市西恋ケ窪の住宅にガラスを破って侵入。住人の60代女性を縛って殴り、左腕骨折など3カ月のけがをさせた上、現金約550万円と財布など14点(時価計約8000円相当)を奪った疑いが持たれている。
国分寺市の事件を巡っては、これまでに佐藤被告ら実行役2人のほか、強奪品運搬役と資金管理役の女ら計4人が逮捕されている。
2025.1.5 勤務先から帰宅途中に「金を出せ」路上で女性が棒状の物持った男に鞄奪われる 転倒し後頭部を打撲するケガ
1月4日夜、名古屋市熱田区の路上で、女性が男に棒のようなものを持った男に脅され、鞄を奪われました。女性は転倒してケガをしていて、警察は強盗致傷事件として捜査しています。
4日午後9時40分ごろ、熱田区六野2丁目の歩道で、会社員の53歳の女性が勤務先から歩いて帰宅していたところ、棒状のものを持った男に「金を出せ」と脅され、持っていた手さげ鞄を奪われました。
女性は脅された際に転倒し、後頭部を打撲する軽いケガをしました。女性の鞄には現金1万円のほか、送られてきた年賀状が入っていたということです。
男は鞄を奪ったあと北の方向へ逃走していて、警察が強盗致傷事件として行方を追っています。
警察によりますと、男は身長160センチから170センチくらいの中肉で、上下黒っぽい服を着ていたということです。
2025.1.4 「クレジットカードの7万円支払えなくて困っていた」年末に女子大学生から現金を奪おうとした疑いで看護専門学生の20歳男逮捕 東京・府中市
年末に女子大学生から現金を奪おうとした疑いで、看護専門学生の男が逮捕されました。
看護専門学生の石田玲容疑者(20)は12月29日、東京・府中市の路上で「財布と携帯を出せ」と女子大学生を脅し、口元をふさぐなどの暴行を加え、現金を奪おうとした強盗未遂の疑いが持たれています。
女性はその場から逃げたため、ケガはありませんでした。
石田容疑者はそのまま逃走しましたが、現場周辺を警戒中の捜査員に職務質問され逮捕されました。
石田容疑者はカッターナイフを所持していて、調べに対し「クレジットカードの支払いが7万円くらいあり、支払えなくて困っていた」、「歩いていたら前から女性が来るのが分かり、お金や財布が取れるのではないかとと思った」などと供述しています。

2024.1.3 【速報】松前と松山のコンビニで連続強盗未遂 松山で女を現行犯逮捕
3日未明に松山市のコンビニで刃物を突きつけ金を要求したとして、松山西署は強盗未遂の疑いで、松山市、自称介護士の女(57)を現行犯逮捕した。
容疑は、3日午前3時10分ごろ、松山市西垣生町のコンビニで男性店長(62)に刃物を突きつけ、「お金をください」と脅迫したが、店長に取り押さえられ未遂に終わった疑い。女は黒のサングラスを着用していた。
3日午前2時25分ごろにも松前町筒井のコンビニで黒いサングラスを着用した女が男性店員(47)に刃物のようなものを突きつけ「金を出せ」と脅迫し逃走した強盗未遂容疑事件が発生した。
松山西署によると、女は松前町で起きた強盗未遂容疑事件への関与もほのめかしており、同署と伊予署が両事件の関連の有無を捜査している。

2024.1.3 茨城 鉾田 住宅に4人組押し入り逃走 強盗未遂で捜査
2日夜遅く、茨城県鉾田市の住宅に4人組が押し入り、この家に住む40代の男性と鉢合わせになったあと、何も取らずに逃走しました。
男性は突き飛ばされて軽いけがをし、警察は強盗未遂事件として逃げた4人組の行方を捜査しています。
2日午後11時半ごろ、茨城県鉾田市青柳の住宅に住む40代の男性から、「家の中に4人がいた。南の方角に駆け足で逃げていった」と警察に通報がありました。
警察によりますと、男性はこの住宅に1人で暮らしていて、当時、母屋から寝室のある場所に向かっていたところ、中から物音が聞こえたということです。
男性が玄関から中に入ったところ、侵入したとみられる1人と鉢合わせになり、このとき、突き飛ばされて軽いけがをしました。
4人組はそのまま玄関や窓から逃走し、これまでのところ、盗まれたものは確認されていないということです。
警察は強盗未遂事件として周辺の防犯カメラの映像を分析するなど逃げた4人組の行方を捜査しています。

2025.1.1 元日に県営住宅で火事 高齢者1人暮らしか 高齢世帯などに設置されている装置から緊急通報 愛知・一宮市
1月1日午前、愛知県一宮市の県営住宅の一室で火事があり、現在消火活動が行われています。
火事があったのは一宮市萩原町の県営西御堂住宅で、消防によりますと1日午前10時すぎ、高齢世帯などに設置されている緊急通報装置から異常を知らせる通報がありました。
燃えているのは8階建ての建物の3階の一室で、消防車など15台が出動し現在消火活動が行われています。この部屋には高齢者が1人で暮らしているとみられ、すでに避難していて無事だということです。現場は一宮駅から南に6キロほど離れた複数の県営住宅が立ち並ぶ場所です。

2025.1.1 75歳男性の住宅に2人組強盗 正月で帰省中の「親族男性」けが 就寝中に“ガラス割れる音” 取り押さえようとして叩かれる 愛知・春日井市
愛知県春日井市の住宅に2人組の強盗が押し入り、正月で帰省中だった親族の男性が取り押さえようとして、けがをしました。
元日の午前1時半ごろ、春日井市御幸町にある自営業の75歳の男性の住宅に、2人組が押し入りました。
家には、男性の妻のほかに、帰省中の親族3人がいて、このうち、男性の「次女の夫」にあたる47歳の男性が、右手の小指を打撲するけがをしました。
けがをした男性は、就寝中にガラスの割れる音を聞き、裏口から逃げる2人組を取り押さえようとして、棒のようなもので叩かれたということです。
警察によりますと、逃げた2人組の性別はわかっておらず、いずれも身長およそ170センチのがっちりとした体格で、黒い目出し帽をかぶっていたいうことです。
警察は、強盗傷害事件とみて調べています。

2025.1.1 ブラジル 日本人強盗殺害事件 容疑者がスマホ売却し薬物購入か
南米ブラジルの最大都市サンパウロで78歳の日本人の男性が12月、強盗の被害にあい、殺害された事件で逮捕された容疑者が、奪ったスマートフォン2台を売却したとみられることが、警察への取材でわかりました。地元メディアは売却した金を薬物の購入に充てたと伝えていて、警察が詳しく調べています。
12月24日、鹿児島県出身の福留進さん(78)がサンパウロ市内の自宅近くの市場で妻や孫とともにクリスマスの買い物をしたあと、金を要求した男に銃で撃たれて、殺害されました。
警察は現場から逃走したアンデルソン・タベイラ容疑者(36)を殺人などの疑いで逮捕したほか、22歳の別の容疑者も事件に関与したとして逮捕し、詳しく調べています。
これまでの捜査で、タベイラ容疑者は福留さんたちから奪ったスマートフォン2台をおよそ300レアル=日本円で7600円ほどで売却したとみられることが、警察への取材でわかりました。
地元メディアは、タベイラ容疑者が売却した金を薬物の購入に充てたと伝えています。
家族によりますと、福留さんは1960年に両親などとともにブラジルに移住し、コーヒー農園などで働いたあと、息子とともに自動車整備の仕事をしていたということです。
息子のルーカスさんは「父は多くの逆境に立ち向かってきた。日本から移民としてやってきて生涯働き続けてきた人がこのような最後を迎えたことはことばにできない」と話しています。

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