
埼玉県春日部市の内装工事の現場に廃棄物6.2トンほどを不法投棄したとして、工事を受注した会社の経営者の男ら2人が逮捕されたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、内装工事などを請け負う会社「令和コーポレーション」の経営者・海老沢克也容疑者とその下請け会社の実質的な経営者・塩瀬正芳容疑者は、去年、春日部市の会社倉庫の内装工事の現場に、ガレキなどの廃棄物およそ6.2トンを不法投棄した疑いがもたれています。
廃棄物は、塩瀬容疑者の会社が過去に工事を請け負ったほかの現場などから回収されたもので、2人は廃棄物の処理代を削減するため倉庫の床を底上げする工事などに利用したとみられています。
去年12月、内装工事を依頼した人物から警察署に連絡があり発覚したもので、警察は2人の認否を明らかにしていません。
2025.4.30 【速報】「自分は社会の底辺にいる」さいたま市の女子高校生殺人事件 逮捕の男が一転容疑認める~埼玉県警
今月14日、さいたま市のマンションで高校1年生の手柄玲奈さんが殺害された事件で、逮捕された谷内寛幸容疑者(25)が「犯行当日、制服を着た女子高校生を包丁で殺した」「会社の寮を出てから普通の通行人を装って付近を歩き回り殺害する対象女性を探していた」という趣旨の供述をして容疑を認めたうえで、動機の一つとして「虐待を受け性格がゆがんだ。自分は社会の底辺にいる」ということも供述していることが埼玉県警への取材でわかりました。
これまで谷内容疑者は警察の調べに対し、雑談には応じるものの、事件については黙秘を続けていました。
また、警察が2人のスマホを解析した結果検索履歴などに2人を結びつけるような情報はなく、2人は一切の関係がないものとみられるということです。
埼玉県警は、谷内容疑者が事件当日、会社の寮を出てから通行人を装って付近を歩き回り殺害する対象の女性を探していたとみて、引き続き、事件の背景についてさらに詳しく調べる方針です。
2025.4.30 75歳男が40代女性の服の上から胸を触る…不同意わいせつ容疑で逮捕 警察は面識があったことは認めるも詳細な関係性は明らかにせず
女性の服の上から胸を触ったとして富士市に住む代行運転業の男が逮捕されました。警察によると2人は面識があったということですが、詳細な関係性については明らかにしていません。
不同意わいせつ容疑で逮捕されたのは富士市松本に住む代行運転業の男(75)で、4月17日夜、同市で県東部地区に住む女性(40代)の服の上から胸を触った疑いです。
警察によると、2人は面識があるということですが、詳細な関係性については明らかにしていません。
被害は事件翌日に届け出があったことで発覚し、警察は女性への聞き取りなどから男を割り出しました。
ただ、認否についても明らかにしておらず、今後、事件に至った経緯などを調べる方針です。
2025.4.30 傷害や暴行容疑で複数の少年少女を立件へ グループから被害者に因縁か 大分市都町 窃盗暴行事件
4月、大分県大分市の繁華街都町の路上で男性が現金などを盗まれ暴行を受けた事件で警察は複数の少年少女を傷害や暴行の疑いで立件する方針を固めました。
この事件は4月19日大分市都町の路上で45歳の男性看護師が現金約48万円などを盗まれ暴行されたものです。
防犯カメラには男女グループがもめる姿が映っていました。
警察は近くに住む飲食店従業員 井餘田龍明容疑者23歳を窃盗の疑いで逮捕し、30日送検しました。井餘田容疑者の認否は明らかにされていません。
この事件について警察は複数の18歳未満の男女から任意で話を聞いていましたが、事件への関与が強まったとして傷害や暴行の疑いで立件する方針を固めました。
井餘田容疑者などが被害者男性に因縁をつけて事件に発展したとみられていて、警察が詳しい経緯を調べています。
2025.4.30 「闇バイトのわけない…」高級住宅街のブランド品買取店で「エルメス」「ディオール」57万円相当奪う強盗 菱沼開夢容疑者(25)逮捕
東京・渋谷区でブランド品買取店に侵入し、バッグなど計57万円相当を奪い逃走していた男が、29日逮捕された。盗品は翌日に別の店へ持ち込んでいて、男は借金返済のためだったと話している。
バールで脅し高額ブランド品を強奪
29日午後2時頃、東京・渋谷署でカメラが捉えたのは、両手で顔を隠す職業不詳の菱沼開夢容疑者(25)。逮捕容疑は強盗だ。
事件の現場は、高級住宅街の渋谷区広尾。23日午後7時頃、ブランド品買取店に客を装った菱沼容疑者が現れた。
そして、容疑者は「金はあるか、金をいれて」と手にしたバールで脅し、ショーケースを破壊。
「エルメス」のバッグや、「クリスチャン・ディオール」のクッションなど、計57万円相当の商品を奪った疑いが持たれている。
盗んだ品は別の買い取り店に
店のマネージャー:
悔しいですね。こんなところで『まさか』というのが一番大きいです。結構治安も良いところなので…
犯行後、逃走した菱沼容疑者は、盗んだバッグなどを翌日別の買い取り店に持ち込んでいたという。
調べに対し、菱沼容疑者は「闇バイトのわけがない…借金があり金が欲しかった」と供述しており、容疑を認めている。
2025.4.29 ”同じ証拠”1審無罪も2審で無期懲役 受刑者が再審請求へ 20年前に発生した強盗殺人「神戸質店事件」
「同じ証拠」で判断されながら、1審で無罪、2審で逆転有罪となった、20年前の強盗殺人事件。
「神戸質店事件」と呼ばれるこの事件で、無期懲役で収監中の受刑者が、ことし6月、冤罪の救済活動を行う団体「イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)」の支援を受け、大阪高裁に裁判のやり直し「再審」の請求を申し立てる予定だ。
再審が実現するかどうか、カギを握るのは「目撃証言」。心理学者の科学的アプローチによって、厚く、重いとされる「再審の扉」を開くことはできるのだろうか。
3回にわたってお伝えするうちの第1回。
(関西テレビ・司法キャップ 菊谷雅美)
■1審「無罪」2審「無期懲役」決めるのは“真実”ではなく裁判官なのか
筆者がこの事件に関心を持ったのは、去年3月、甲南大学(神戸市)で開かれた、「IPJ」で活動する学生たちが企画したシンポジウムに参加したのがきっかけだ。
「全く同じ証拠で1審は無罪判決。2審は無期懲役の有罪判決」
判断材料が変わらないのに結果が真逆になるということは、裁判官次第で“白”にも“黒”にもなるということなのだろうか…
被告人の人生を決めるのは、“真実”ではなく裁判官なのだろうか。
当時、司法記者になりたてだった筆者に大きな疑問を投げかけた事件だった。
■20年前に発生した強盗殺人「神戸質店事件」逮捕のきっかけは『指紋』
「神戸質店事件」は、20年前、質店経営者の中島實さん(当時66歳)が、店舗兼住居で殺害され、現金1万650円が奪われたという事件だ。
中島さんの死因は、頭部を鈍器で滅多打ちにされたことによる脳挫滅で、頭蓋骨に粉砕骨折がみられるほどだった。
警察は強盗殺人事件として捜査本部を設置。残忍な犯行様態などから、当初、犯人は顔見知りと思われたが、捜査は難航した。
そして、“迷宮入り”かと思われた1年11カ月後に、急展開を迎える。
容疑者として逮捕されたのは、市内で電気工をしていた緒方秀彦受刑者(66)。
逮捕につながったのは、スピード違反で検挙された際に取られた「指紋」が、事件現場から出た「指紋」と一致したことだった。
緒方受刑者は、中島さんから防犯カメラの設置を頼まれ、質店を訪れたことは認めるも、事件への関与は一貫して否認し続けていた。
■裁判のカギを握る「目撃証言」事件から1年10カ月後の記憶
裁判で検察は、現場に残された指紋や靴型、緒方受刑者のものと一致するDNAが検出されたタバコの吸い殻のほか、「犯人らしき人物を見た」という目撃証言から緒方受刑者の犯行を立証した。
一方、弁護側は、「防犯カメラ設置の依頼を受けて、現場を訪れている緒方受刑者の指紋や靴型、タバコの吸い殻があったとしても不自然ではない」と反論。
目撃証言についても、古い記憶に基づくもので信用できないと主張した。
指紋や靴跡、タバコの吸い殻は、“質店に行ったこと”を証明するが、“犯行を行った”証明にはならない。
裁判のカギを握ったのは、事件が起きたと思われる時間帯に、「質店のあるマンションの出入り口前で、布でまいた棒状の物を持って立っていた男を見た」という目撃証言の“信用性”だ。
実は目撃者が見た人物が「緒方受刑者であるかどうかの確認」は、事件から1年10カ月後になされたもの、つまり、「目撃者の1年10カ月前の記憶から判断したもの」だったのだ。
■目撃者 当初は「目撃は一瞬で似顔絵については自信がない」も…
弁護団によると、目撃からの時系列は以下のようになっている。
<2005年10月18日>
・午後6時~午後8時半ごろの間 事件発生。
・午後8半ごろ 目撃者が不審な人物を目撃。
<2005年10月27日>
・目撃者が目撃情報を警察に話す。
・「目撃は一瞬で、似顔絵については自信がない」とも。
<2006年12月21日>
・目撃者が目撃情報を話し、似顔絵が作成される。
<2007年8月中旬>
・緒方受刑者がスピード違反で検挙される。
<2007年8月23日=★事件から約1年10カ月後>
・目撃者が警察に呼ばれ、20人の写真の中から、緒方受刑者を「目つきが似ている」と選別。
<2007年9月6日>
・緒方受刑者が強盗殺人容疑で逮捕される。
<2007年9月10日★事件から約1年11カ月後>
・警察が目撃者に緒方受刑者の顔を見せ、「目撃した人物かどうか」確認。
「一瞬しか見ていない」人物について、目撃から1年10カ月経過した時点で複数の顔写真の中から、「目つきが似ている」と判別したり、1年11カ月後の時点で顔を見て、「この人物だ」と特定できるのだろうか。
■1審・神戸地裁は「目撃証言の信用性に疑問」と無罪判決 緒方受刑者「すべてを失った。兵庫県警に対しての強い憤怒が無罪への喜びを上回った」
実際、1審の判断は、この目撃情報への疑問を呈している。
神戸地裁(岡田信裁判長)は、目撃者が見た人物と緒方受刑者が一致するかどうかの判定は、「事件から1年10カ月も経ってから行われていて、証言についても『睨みつけるような目』など印象に基づくもので、顔つきのわかるような特徴を一切述べることができず、信用性に疑問が残る」と指摘。「そのほかの検察が主張する間接事実を総合しても緒方受刑者を犯人とみるには、合理的な疑いが残る」として、無罪判決を言い渡した。
無罪が言い渡された瞬間、緒方受刑者は「日本の刑事裁判では99.9パーセント以上、有罪と聞いていたが、自分はやっていないのだから当然と言えば当然で、公正な裁判官の判断だと思った。と同時に、家族を守るために離婚した元妻や娘たち、仕事、すべてを失った。どうしてくれるんだという兵庫県警に対しての強い憤怒が無罪への喜びを上回った」という。
■2審は一転して「目撃者の記憶に揺らぎない」無期懲役判決
検察側はこの無罪判決を不服として控訴。
2審の大阪高裁(小倉正三裁判長)は、1審と全く同じ証拠から、まるでオセロの石を裏返していくかのように検察の立証を認め、弁護側の主張を「信用できない」と退けた。
1審が「信用性に疑問が残る」とした「1年10カ月後に『緒方受刑者である』と判別された」の目撃証言についても、「記憶に揺らぎがない」と緒方受刑者による犯行を認定する証拠として採用したのだった。
緒方受刑者は、逆転有罪判決を不服として上告するも、2011年に最高裁が棄却し無期懲役刑が確定。
岡山刑務所に服役して、14年になる。
1審から緒方受刑者の弁護を務めた戸谷嘉秀弁護士は、質店事件を通して「裁判の恐ろしさを知った」と話す。
無実を訴え続ける緒方受刑者を救い出したいと、戸谷弁護士が藁にも縋る思いで救いを求めたのが、アメリカで多くの人の冤罪被害からの救出を実現してきた「イノセンス・プロジェクト」の日本版として9年前に設立された「イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)」だった。
■「IPJ」の支援受け再審請求へ 「1年10カ月後の目撃者の記憶」は信用できるのか 科学的アプローチ
そして、ことし6月、緒方受刑者は「IPJ」の支援を受けて大阪高裁に再審請求を申し立てる予定だ。
新証拠は、日本の目撃証言における研究の第一人者で、数多くの刑事裁判に専門家の証人として出廷する人間環境大学・厳島行雄教授監修のもと行った、「目撃証言」に関する独自の検証結果だ。
厳島教授は目撃証言について、事後に警察から話を聞くことで得た情報や報道によって、実際には体験していないこともあったかのように記憶してしまったり、目撃した際の心理的、物理的要因が記憶に与える影響などを研究している。
こうした研究をもとに、「1年10カ月」の間に、目撃者の記憶にどのような影響があったのか、本当に信頼できるのかということを検証していった。
人の記憶は、時間が経過したとしても、どこまでなら真実を語ることができるのかー
次回は、新証拠となる「目撃証言」の検証内容に迫る。
2025.4.29 ”殴ったらよくない”と思った男が取った行動は? 手を出さずに口を出す?…妻の頬っぺたを噛んだ42歳の男を逮捕_北海道浦河町
妻の頬を噛んだ男が暴行の現行犯で逮捕されました。
逮捕されたのは北海道浦河町に住む42歳の漁師の男です。
男は4月28日午後8時頃、自宅で妻と口論となり、妻の頬を噛みました。
2人の喧嘩を見ていた10代前半の息子が「お父さんとお母さんが喧嘩している、警察官、来てください」などと110番通報し、男は駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。
警察によりますと、男は妻と酒を飲んでいる最中に、なんらかの理由で口論となり、暴行に及んだということで、妻は軽いけがをしました。
調べに男は「”殴ったらよくない”と、手を出さないように意識していたが、結果として妻の頬を噛んでしまった」という趣旨の話をしているということです。

千葉・成田市の住宅で、70代の夫婦の首を刃物のような物で切りつけ殺害しようとしたとしてベトナム国籍の男が逮捕された事件で、現場から男のDNA型が検出されていたことが分かりました。
ベトナム国籍のレ・タン・ルアン容疑者(32)は3月13日、成田市青山の70代の夫婦の住む家に侵入し、夫(74)の首を切りつけて殺害しようとした上、金品を奪おうとした疑いが持たれています。
その後の取材で現場からレ容疑者のDNA型が検出されていたことが分かりました。
またレ容疑者の自宅からは複数の刃物が押収されていて、警察は犯行に使われたものか調べています。
2025.4.29 別の少女2人も自殺手助けか…SNSで知り合った男女3人の自殺ほう助で起訴の岸波弘樹被告(36) 山形県の16歳少女は死亡
SNSで知り合った男女3人の自殺を手助けし死亡させたとして起訴された男が、別の少女2人に対しても自殺を手助けするなどしていた可能性が高いことが分かりました。
このうち16歳の少女は死亡しています。
福島市の無職・岸波弘樹被告(36)は2024年から2025年にかけてSNSで知り合った男女3人に対し、自殺を手助けし死亡させるなどした罪で起訴されたほか、別の10代の少女の自殺を手助けしようとした罪でも4月、起訴されました。
捜査関係者によりますと岸波被告は、栃木県の17歳少女と山形県の16歳少女に対しても自殺を手助けした疑いなどが持たれていることが新たに分かりました。
岸波被告はSNSで自殺願望をほのめかす投稿をした2人に自ら連絡をしていたとみられ、山形県の16歳少女は死亡しているということです。
2025.4.29 長崎・淵中いじめ自殺から30年 「悲しいこと起こさない」追悼集会で校長、生徒誓う
自ら命を絶った女子生徒を追悼し、黙とうする岩下校長(左)と全校生徒=長崎市立淵中
1995年4月、長崎市梁川町の市立淵中で、女子生徒がいじめを苦に自殺してから30年となった28日、同校体育館で女子生徒の追悼集会が開かれた。岩下俊明校長と生徒代表が花を手向け、全校生徒が黙とう。岩下校長は「二度と悲しいことを起こさない」と誓った。
集会は、命や人権の大切さと平和を発信する生徒の自主組織「淵中いじめ対策委員会(FPKO)」(岩永ほのか委員長)が主催。事件翌年から毎年開いている。
岩下校長は「淵中にとって、とても大事な日。悲しいことが二度と起こらないように、どうすればいいか考え、主体的に活動し、継続することが大事だ」と生徒に呼びかけた。
各学年の代表が意見を発表。いじめを受けた経験がある神門みなみさん(15)=3年=は「自分の存在を否定されるような空気だった。かけがえのない個性を互いに認め合うことが必要」と訴えた。
最後にFPKOの田川陽太さん(14)=3年=が「気持ちを伝えつながり合い、みんなで支え合い、今日ともした命・人権・平和の心の灯を忘れずに学校生活を送る」と宣言した。
集会後、教職員や市教委の関係者らが、女子生徒が自ら命を絶った現場の近くで線香を上げた。生徒たちは教室に移動。学年の垣根を越えて交流する「縦割り班活動」で各学年が交じり合い、理想の学校像を語り合った。
自殺した2年の女子生徒=当時(13)=は「私は毎日毎日行動と言葉でいじめられているのに誰も気付いてくれない」などと同級生のいじめを告発する遺書を残し、校舎3階から飛び降りた。
2025.4.28 【あ然】閉山中にもかかわらず…携帯電話を忘れ富士山で遭難 中国籍の大学生を救助 SNSで波紋「税金が使われているのが納得できない」
雪をまとった富士と澄み切った青空。まさに絶景!ではあるんですが、そんな富士山で眉をひそめたくなるトラブルが起きたんです。
中国籍の男性が山頂に忘れ物をして、2度も救助されたといいます。
28日のテーマは「携帯忘れ再び登山…富士山で2度の救助要請」ソレってどうなの?です。
富士山の山開きは山梨県側で7月1日の予定。
登山道はまだ閉鎖されています。
そんな中、27日未明、8合目付近で東京都に住む中国籍の大学生の男性(27)が遭難。
静岡県警の山岳遭難救助隊に救助されました。
男性は高山病でしたが、命に別条はなかったということです。
ただ実はこの男性、5日前にも「アイゼンを紛失して下山できない」と山頂から警察に通報し、山梨県の防災ヘリコプターに救助されていました。
再び登山した理由があぜんとしたものだったんです。
1度目に救助された時に携帯を忘れたため、再び登山したといいます。
街の人からは「どれだけわがまま人なの。結局いろんな人に迷惑かけちゃう」「遭難したら日本人は絶対助けてくれるから、空いているときに登っちゃえという気持ち?(救助する側も)やるせない」などの声が聞かれました。
SNSでも「救助ヘリをタクシー感覚で使っている。税金が使われているのが納得できない」「身勝手な行動に税金が投入されていることに怒りしかない」と批判が殺到しました。
キーワードは、身勝手な男性の救助に“税金”が使われているということでした。
では、救助費用はどのくらいの金額なのか。
富士山で救助を行った経験がある、静岡市山岳連盟の名倉健児さんに教えてもらいました。
元静岡県警山岳救助隊・名倉健児さん:
富士山での遭難救助は警察・消防がやるので、全て税金でまかなわれている。2回目は静岡県警の山岳救助隊が出動したと聞いている。(2度の救助で)100万円くらいはかかってるのではないか。ヘリコプターと人件費で。
青井実キャスター:
岩田さん、この男性の行動どう感じますか?
SPキャスター・岩田明子氏:
特に2回目の登山の理由というのはちょっと利己的すぎますよね。こうした男性に税金を使って救助をしていて、救助隊の方たちだってリスクを冒して救助しているわけですから慎んでいただきたいです。
専門家の名倉さんは、少し暖かくなったこの時期の富士山登山こそ特に危険が伴うと指摘します。
元静岡県警山岳救助隊・名倉健児さん:
富士山は冬よりも今の時期の方が斜面がアイスバーン状で非常に危険。春の方が滑落するリスクが高い。助けに行く方も危険なので、山登りは自己責任。そういうことを心構えてほしい。
富士山の山開きは7月に入ってからの予定です。
警察はこの閉山期間中の登山を自粛するよう呼びかけています。
2025.4.28 宮城 岩沼 保育士殺害事件 遺体遺棄の容疑者「女性に会った」
宮城県岩沼市の海岸で、35歳の保育士の女性の遺体を遺棄したとして、21歳の知人の容疑者が逮捕された事件で、容疑者が所属するキックボクシングジムの関係者に対し、「女性には試合の応援に来てもらったことがある。チケットを渡すために会った」などと話していたことがわかりました。
今月13日岩沼市の海岸で、仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)が、胸などを刃物のようなもので刺されて殺害されているのが見つかり、警察は知人で、岩沼市土ケ崎の職業不詳、佐藤蓮真容疑者(21)を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。
容疑者の認否は明らかにしていません。
佐藤容疑者が所属する県内のキックボクシングジムの関係者によりますと、女性の行方が分からなくなったあと、女性の親族から容疑者の連絡先を尋ねる電話があったということです。
容疑者は女性について試合の応援に来てもらったことがあると説明し、「20日に予定されている試合のチケットを渡すために女性と会った」とも話していたということです。
女性は遺体が見つかった前日の夜、容疑者とスマートフォンで通話した直後に外出したとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。
2025.4.27 【続報】赤ちゃんを殺害した疑い 高校生の少女(16)を逮捕 「記憶にない」と否認 自宅で出産した男児を放置するなどして殺害したか
自宅に赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで逮捕された上田市の高校生の16歳少女について、警察は27日、殺人の疑いで再逮捕しました。少女は「記憶にない」と容疑を否認しています。
殺人の疑いで逮捕されたのは、上田市の高校生の16歳の少女です。
2025年3月上旬頃から4月5日までの間、上田市内の自宅で出産した男の赤ちゃんを放置するなどして、殺害した疑いです。
少女は「記憶にない」などと話し、容疑を否認しているということです。
警察によりますと、赤ちゃんは3月上旬に少女が産んだとみられます。
自宅には少女の家族も同居していました。
少女は県内の高校に在籍していますが、ほとんど通っていなかったとみられます。
少女は4月6日、死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
警察は赤ちゃんが死亡した経緯や動機など調べています。
2025.4.27 逃げ切れば「勝ち」なのか 銃で撃たれた夫を介護する女性が抱く、時効への思いと懸念
4発の銃弾は、2人の被害者と家族の人生を変えた。2002年11月、名古屋市中区富士見町で現金輸送車が襲われ、警備員2人が重傷を負った拳銃強盗殺人未遂事件。2人組の犯人は、警備員の安田好孝さん(60)の首と鼠径(そけい)部を撃ち、頸椎(けいつい)損傷で四肢まひの重篤な後遺障害を負わせた。妻のいずみさん(55)は、夫の介護中心の生活になった。
もう1人の警備員男性(66)も左脚の付け根付近を2回撃たれた。歩けるまでに回復したが、睾丸(こうがん)を片方摘出し、体内に弾丸の破片が残った。破裂する可能性があるため、今もMRI検査は受けられないという。
日中強盗団の線も
当時の愛知県警の発表によれば、犯人の2人組は現金870万円を奪い逃走。1人は35~40歳くらい、身長約170センチ、浅黒く四角い顔。もう1人は40歳くらい、約175センチ、丸顔で丸刈りが伸びたような頭。安田さんは、対峙(たいじ)した時に無言だった犯人のことを今も思い出す。
県警は延べ8万2千人を投入し、国内の11都府県、さらに中国にも捜査員を送った。暴力団や外国人犯罪組織を中心に、浮上した捜査対象は1400人に上ったが、有力な手掛かりがないまま、事件は17年に公訴時効が成立した。
犯人は、誰なのか。
県警は時効の1年前、安田さんに捜査の経過を説明している。その際、捜査線上に浮かんだ1人として、中国人らを実行犯に使った強盗団のリーダーとされ、10年に中国で死刑執行された武田輝夫元死刑囚=当時(67)=の名を挙げた。
武田元死刑囚は名古屋市出身で、安田さんの事件のあった02年に名古屋や福井、滋賀、静岡各県などで総額6億円を奪った日中混成強盗団を率いたとされる。同年秋に中国へ逃亡し、国際手配されたが、後に大量の覚醒剤の密輸に関わった罪で中国当局に拘束された。死刑の執行で、安田さんの事件との関連の有無を捜査で詰め切ることはできなかった。
ほかに、16年に名古屋市で射殺された指定暴力団神戸山口組系幹部の配下の線も調べたが、裏付けは取れなかったという。
いずみさんは時効が迫る中、岐阜刑務所にいたある男に手紙を送った。安田さんの事件のわずか4日後、名古屋市西区の銀行で現金輸送車を襲い、拳銃で警備員を撃って重傷を負わせ、現行犯逮捕された中村泰(ひろし)元受刑者だ。後に1995年の警察庁長官狙撃事件を「自供」したが、当時の警視庁公安部はこれを重視せず、オウム真理教のテロと総括。事件は2010年に時効を迎え、中村元受刑者は昨年5月、94歳で医療刑務所で死亡した。
いずみさんは中村元受刑者への手紙に「夫の事件で何か知りませんか」と書いた。逮捕当時は72歳と高齢だったことなどから、安田さんの事件の犯人像と合わず、いずみさんも犯人だとは思わなかった。だが、直後に類似事件を起こした中村元受刑者から何か手掛かりを得られないか、刑務所内で何かうわさを耳にしていないかと考えた。「とにかく犯人を捜さなければ、と焦りがあった」と振り返る。
期待した情報は得られなかったが、中村元受刑者は返信で、使用された拳銃の特徴をビラに載せたらどうかと提案した。いずみさんは県警に打診したが、却下された。時効についての当初の説明ミスもあり、県警の対応に今も悔しさが募る。「できることは全てやりたかったのに」
被害者を置き去り
そもそも、公訴時効制度はなぜあるのか。
日本の「公訴時効制度の趣旨」と言われているものは主に三つある。一つ目は証拠が散逸し、公正な裁判を行うことが困難になること。二つ目は被害者を含め社会の処罰感情が薄れること。三つ目は、時の経過で形成された加害者の生活を尊重すべきだということ。つまり、加害者もその後結婚し、家庭を築いたりしているかもしれないから、その事実上の状態を保護しなければいけないということだ。
安田さんの事件で、もう1人の被害者である警備員の妻は、悩んだ末に今回、初めて私の取材に応じてくれた。四肢まひとなった安田さんとの受傷の「差の大きさ」をずっと「申し訳ない」と思い、夫婦で苦しんできたと明かした。「うちが代わりになっていた方がよかったかもしれない」と涙をぬぐった。
事件当時、小学1年だった安田さんの長女について、「いっぱい我慢したと思う」と推し量る。「安田さんの体は元に戻らない。家族の時間も取り戻せない。加害者にも生活があるかもしれないが、傷ついた被害者の方を手厚く尊重すべきではないでしょうか」
時効制度の趣旨は、証拠の散逸を除き、多くの被害者にとって酷な理由付けに思える。いずみさんは「現行法では被害者が加害者より『下』に置かれている。せめて平等に」と訴える。
「捕まらなければいい」。いずみさんは、近年頻発する強盗などの事件の報道を見るたびに、そんな「逃げ得」の考えが広がっていると思う。時効を「警察と犯人の鬼ごっこの期間」と表現する。そこに被害者はいない。「罪を犯しても、時効さえやり過ごせば勝ちなんだと、子どもたちに間違ったメッセージを送っていないでしょうか」
2025.4.27 保育士死体遺棄事件 容疑者と女性が電話した直後に女性外出か
宮城県岩沼市の海岸で、35歳の保育士の女性の遺体を遺棄したとして、21歳の知人の容疑者が逮捕された事件で、遺体がみつかる前日、容疑者と女性が電話で話した直後に、女性が外出したとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。
4月13日岩沼市の海岸で、仙台市太白区の保育士、行仕由佳さん(35)が胸などを刃物のようなもので刺されて殺害されているのが見つかり、警察は知人で、岩沼市土ケ崎の職業不詳、佐藤蓮真容疑者(21)を遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。
警察が佐藤容疑者のスマートフォンを調べたところ、遺体が見つかる前日の午後7時前に女性と通話した記録が残っていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
女性は直後に「忘れ物を取りに行く」と言って外出していて、警察は外出からおよそ2時間後までの間に容疑者が女性の遺体を遺棄したとみています。
女性のスマートフォンは現場に残されておらず、今も見つかっていないということで、警察は容疑者が持ち去った可能性もあるとみて、詳しく調べています。警察は容疑者の認否を明らかにしていません。
2025.4.26 70代女性がロマンス詐欺被害「自分は軍人だ」「帰国したら会いたい」SNSに“イスラエルで活動する日本人の男”を名乗る人物から突然メッセージ…110万円だまし取られる〈北海道北見市〉
70代の女性が、SNSで知り合った人物に恋愛感情を利用して現金などをだまし取られるロマンス詐欺の被害にあいました。
警察によりますと、北海道北見市の70代の女性は2024年11月上旬「イスラエルで活動する日本人の男」を名乗る人物からSNSにダイレクトメッセージを受け取りました。
その人物は女性とやり取りする中で「自分は軍人だ」「日本に帰国したら会いたい」などとメッセージを送ってきました。
その後、女性は、日本に帰国するための飛行機代や帰国時に身柄を拘束された際に保釈金や治療費が必要と伝えられたため、2025年4月15日から24日までの間に指定された口座に計100万円を振り込み、さらに電子マネー10万円分を購入して番号を伝えました。
女性と別居する家族が不審に思い、本人から事情を聞いて被害に気づき警察に相談しました。
警察によりますと、女性はSNSのみでやり取りしており電話などで直接話したことはなかったということです。
警察は、恋愛感情を利用したロマンス詐欺とみて捜査を進めています。
また、「SNSで知り合った相手から金銭を要求された場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話『#9110』へ相談してほしい」などと注意を呼びかけています。

スポーツジムで財布を盗んだ疑いで、26歳の男が逮捕されました。
桑子高澄容疑者(26)は3月、東京・世田谷区にあるスポーツジムの荷物入れから、現金10万円入りの財布を盗んだ疑いが持たれています。
別の店舗でも同様の被害が30件ほど確認されていることから、警視庁は桑子容疑者に余罪があるとみて調べています。
2025.4.26 「ストレスから家に火をつけた」自宅アパートの部屋で衣類などに火をつけ…放火未遂の疑いで27歳女を逮捕 北海道帯広市
北海道帯広市で、自宅アパートの部屋に火をつけて放火しようとしたとして、27歳の女が逮捕されました。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、帯広市西16条南4丁目の自称・会社員、外山楓果容疑者(27)です。
外山容疑者は、24日午後2時ごろ、自宅である木造2階建てアパートの部屋で、衣類などに火をつけ、ほかの部屋に燃え移らせようとした疑いが持たれています。
この火事で、部屋の一部が焼けたものの、延焼はなく、けが人もいませんでした。
その後、外山容疑者の親族から「自宅で服を燃やした」などと警察に通報があり、警察が捜査をすすめ、翌日25日夜、外山容疑者を逮捕しました。
警察の調べに対し、外山容疑者は「ストレスから家に火をつけた」と話しているということです。
2025.4.26 夜間、一人歩きの女性に背後から犯行…埼玉県内で痴漢被害が多発 昨夜は川口、川越で 県警が注意呼びかけ【防犯情報】
埼玉県警によると、県内では、夜間、一人歩きの女性が狙われる痴漢などの被害が多発している。犯人は、女性の背後から犯行に及んでいるという。
25日午後8時40分ころ、川口市赤井の路上で、女性が黒色の乗用車に乗った男から、運転席の窓越しに身体を触られる事案が発生した。
同日午後9時30分ころ、川口市芝新町の路上で、女子高校生が男に「彼氏いるの?」等と声をかけられ、つきまとわれたとの情報があった。男の特徴は、身長160センチ位、体格中肉、黒色パーカー、黒色ズボン、黒色野球帽、白色マスク着用。
川越市では、25日午後10時45分ころ、南大塚4丁目の路上で、女性が男に下半身を見せつけられたとの情報があった。男の特徴は、年齢30〜40歳位、身長170センチ位、頭髪黒色、半袖Tシャツ、パンツ姿。
被害に遭わないために、人通りのある明るい道を利用する、時々振り返る―などし、危険を感じたら、その場から逃げる、防犯ブザーを使用する、大声を出し、直ちに110番通報するよう呼びかけている。また、スマートフォンを操作しながら、イヤホンで音楽を聴きながらの「ながら歩き」は周囲の危険を察知しにくいため、やめるよう促している。
このほか、川口市では23日午後5時20分ころ、安行原の路上で、小学女児が自動車に乗った男に手をつかまれ、「何歳?」等と声をかけられたとの情報もあった。男の特徴は、年齢20〜30歳位、上衣黒色パーカー、黒色野球帽で、黒色の自動車を使用。児童への不審者の接触はさいたま市でも発生している。
児童に対しては、危険を感じたら、その場から逃げる、近くの人に助けを求める、防犯ブザーを使用する、大声を出す―などを繰り返し指導し、直ちに110番通報するよう促している。

JR福知山線脱線事故から25日で20年です。
兵庫・尼崎市の事故現場では、追悼慰霊式が行われます。
兵庫・尼崎市の事故現場の跡に設けられた追悼施設「祈りの杜」では、24日、約800本のろうそくに火がともされました。
2005年4月25日、JR福知山線の快速列車が制限速度を40km/h以上オーバーして脱線し、線路沿いのマンションに衝突しました。
この事故で、乗客106人と運転士が死亡し、562人が重軽傷を負いました。
事故で義理の弟を亡くした上田誠さんたち遺族が、事故発生から10年後にこの行事を始め、毎年犠牲となった人たちを偲(しの)んできましたが、遺族の高齢化などから2025年で最後にすることを決めました。
義理の弟を亡くした上田誠さん:
この事故をきっかけに鉄道の安全の大切さをみんなに伝えたい、事故を風化させたくない、そういう思いって遺族共通の思いだった。社会全体で、僕たち遺族の思いをつないでいってほしい。
祈りの杜では、25日午前9時45分から追悼慰霊式が行われます。
2025.4.25 神戸・高校生殺害事件 控訴審25日開始 少年法適用も異例「懲役18年」被告側「法令適用の誤り」主張か
神戸市北区で2010年、高校生だった堤将太さん(当時16歳)が殺害された事件。事件から11年後に逮捕された、事件当時17歳だった元少年は、おととし6月、1審の神戸地方裁判所で、少年法が適用された事件では異例の懲役18年の判決を言い渡された。(求刑は懲役20年)
この判決を不服とした元少年側の控訴を受け、きょう25日から大阪高等裁判所で控訴審が始まる。
■被告側「精神障害あった」「有期刑選択で『懲役18年』法令適用に誤り」など刑軽くするよう主張か
関係者によると、控訴審で被告側は1審では否定された、「事件当時には精神障害で刑事責任能力が十分ではなかった=心神耗弱の状態だった」と刑を軽くするよう求めるとみられている。
また1審では事件当時の少年法の規定で、「無期懲役を課す罪の場合、最長でも『懲役15年』」と刑を緩和する規定があったのに、この事件が、「無期懲役を課すべきもの」ではなく、「有期の懲役刑の上限ないし、それに近い刑を課すべき」と判断され、「懲役15年」よりも重い「懲役18年」が言い渡されたことについて、法令の適用に誤りがありったなどと主張し、刑を軽くするよう求めるとみられる。
※当時の少年法では、「成人で死刑を課すべき罪は無期懲役」、「成人で無期懲役を課すべき罪でも、少年の場合、有期の刑を言い渡すことができ、有期の刑の上限は15年」という規定があった。しかし成人を迎えている元少年については、有期の懲役刑を緩和する規定がなく、刑法が定める懲役刑の上限・懲役20年を課すことができると判断されたとみられ、懲役18年が言い渡された。
■被害者の父が意見陳述へ 取材に思い明かす「もっと生きたかったやろうから…」 「10年10カ月逃げていた その1日1日も犯罪」とも
きょう25日の法廷では、将太さんの父・堤敏さん(66)が法廷に立ち、意見陳述する予定だ。
被告側は1審の法廷で謝罪の言葉を口にしたものの、その後、裁判で命じられた賠償金の支払いも拒んで民事裁判が続き、直接の謝罪や賠償の申し出もない。
このように敏さんたち遺族にとっては、もどかしい日々が続いている中で、意見陳述で訴えたいことについて、関西テレビの取材に対し、次のように述べている。
【将太さんの父・堤敏さん】「相手に伝えるってことはもう考えてないしね。裁判所に、将太の気持ちを一番にわかって欲しい。僕らが代弁してやらんとあかんことやから。やっぱりもっと生きたかったんやろうから。なんの身に覚えもないで殺された。死ぬっていうことも受け入れられへんかったと思う。そこの気持ちをわかってもらう」
【将太さんの父・堤敏さん】「(事件からの約15年)もう悲しいし、悔しいし、そういう気持ちしかなかった。それが今でもずっとそのまま。うちの家族にとっては遠い昔の話じゃない。いまだにずっとそのまま続いている。『将太が殺された』その事件が毎日続いている。(被告が)逃げている間が事件。逮捕されるまで犯罪を、1日1日犯していた。この10年10カ月逃げていたのも犯罪でしょう」
【将太さんの父・堤敏さん】「(控訴や賠償金支払い命令への不服申し立ては)被告の権利言うけど、おかしいでしょう。将太の権利はどこ行った?殺されない権利、ね。権利どころか尊厳すら踏みにじっている」
■事件の経緯は 2010年に発生も「事件当時17歳・元少年」は2021年に逮捕
2010年10月、堤将太さんは神戸市北区の自宅近くの路上で何度もナイフで刺されて殺害された。
捜査は難航し、なかなか犯人逮捕に至らない中、将太さんの父・敏さんたち家族は、自作のビラを近所の家に直接配り、街頭に立って、犯人につながる情報提供を呼び掛けた。
そして事件からおよそ11年がたった2021年8月に逮捕されたのは、事件当時17歳の元少年(当時28・現在32)。
犯行当時の年齢から少年法が適用され、元少年の氏名などは公表されないまま、殺人罪で起訴された元少年の刑事裁判の第1審は神戸地方裁判所でおととし6月に開かれた。
■1審では「殺意を否認」「精神障害で心神耗弱」など主張
裁判で元少年は、「殺すつもりはありませんでした」と、殺意について否認。
弁護側は男に精神障害があって十分に刑事責任を問うことができない「心神耗弱」の状態で、刑を軽くすべきだと主張した。
裁判の中で元少年は、事件当時のことを、「幻聴や妄想があった」「『どうして人を殺してはいけないのかわからない』と(かかった精神科の医師に)言った」と口にしていった。
■被告人質問で元少年に被害者の父が問いかけ「(刺されて)痛いと言ったとき、何か思いませんでしたか」に「何も思いませんでした」
そして被告人質問では、被害者参加制度を利用した将太さんの父・敏さんが元少年に問いかけた。
【将太さんの父・敏さん】「なぜ将太があなたに殺されないといけなかったんですか?」
【元少年】「17歳の時の私は、被害者が家の近くまでやってきた、(自分を攻撃する)不良グループの1人だと思ったからです」
【将太さんの父・敏さん】「刺したときの将太の表情や反応はどうでしたか」
【元少年】「表情はわかりませんが、痛いと言っていました」
【将太さんの父・敏さん】「痛いと言ったとき、何か思いませんでしたか」
【元少年】「何も思いませんでした」
【将太さんの父・敏さん】「やめようとは思いませんでしたか?」
【元少年】「やめようとは考えも及びませんでした」
【将太さんの父・敏さん】「死んでもいいと思ったんですか」
【元少年】「死ぬとは思ってなかったです」
【将太さんの父・敏さん】「被害者が何か危害を加えましたか」
【元少年】「被害者から危害を加えられていません」
【将太さんの父・敏さん】「将太がどれだけ辛かったか、苦しかったかわかりますか?」
【元少年】「わからないですね」
また当時「なぜ人を殺してはいけないのかわからなかった」と発言した元少年に、こう問いかけた。
【父・敏さん】「今は分かりますか。何歳から分かるようになったんですか」
【元少年】「27歳です」
■神戸地裁は精神鑑定した医師の証言などから「精神障害なかった」傷のじょうたいなどから「殺意あった」認定 「懲役18年」判決を言い渡す
果たして、元少年は本当に精神障害があったのか、殺意はなかったのか。
さらに裁判では、精神鑑定で男の精神状態を調べた医師が、証人尋問で、「幻聴や妄想は統合失調症の可能性を検討する必要があるが、、病的な特徴をとらえていない」、「うその病気の可能性が高く、精神障害はなかった」と証言した。
こうした審理などを踏まえて、検察側は、男に責任能力が十分にあり、将太さんにあった複数の深い刺し傷などから殺意があったと指摘し、懲役20年を求刑した。
そして判決で神戸地裁(丸田顕裁判長)は、裁判でも証言した医師の精神鑑定は信頼でき、「精神障害はなかった」と判断し、責任能力は完全だったと認定。さらに、「将太さんの傷が首や頭など重要な部位に多数できている」ことなどから殺意があったとも認め、懲役18年を言い渡していた。
2025.4.24 「あなたに逮捕状が出た」中国の「特別捜査員」装い現金500万円だましとったか…中国人留学生の男を逮捕 驚きの犯行理由とは?
24日朝、東京・府中署で、カメラに気づくと目をそらしたメガネの男。
中国の「特別捜査員」を装い、現金約500万円をだまし取った疑いで逮捕された、中国人留学生の鍾佳乗容疑者(22)です。
3月、都内に住む中国人男性に接触。
鍾容疑者は中国の「特別捜査員」を装い、仲間とともに「あなたに逮捕状が出た。優先的に調査するため、送金する必要がある」と嘘をつきます。
鍾容疑者は偽の書類に署名や押印させ信じ込ませることで、約500万円をだまし取ったとみられています。
鍾容疑者は、なぜ犯行に及んだのでしょうか。
実は、鍾容疑者も中国警察を名乗る人物に「仕事を手伝わなければ、逮捕するだけだ」と脅され、犯行に及んでいたということです。
警視庁は、鍾容疑者以外に5人ほど共犯者がいるとみて、このグループの余罪を捜査しています。
2025.4.24 バイク店に2人組侵入「警報音」「警告ランプ」「防犯用の棒」想定外の出来事に大慌て…“部品”に狙い定めて盗む一部始終 愛知

愛知・名古屋市の高架下に止まる1台の車。
窓ガラスは白く曇り、何やら怪しい雰囲気です。
被害に遭った店のオーナー:
まっピンクでした中は。消火器がまいてあった。指紋とかが出ないように、泥棒がやる手口みたいですね。
実は約8時間前、ここから15kmほど離れた場所で窃盗事件が。
被害者によると、この車が犯行に使われた可能性があるというのです。
22日午前3時ごろ、バイク販売店にやってきた車。
中から2人が下りてくると、バールのようなもので扉をこじ開けます。
すると、ここで犯人にとって想定外の出来事が。
被害に遭った店のオーナー:
扉を開けた瞬間に、セコムのサイレンと警告ランプが光る。
警報音が鳴り響き慌てる様子の2人ですが、逃げることなく続行。
急ぎ足でバイクに手をかけて運び出そうとしますが、またしても想定外の出来事が…。
何と、ひざの高さに防犯用の鉄の棒が設置されていて、バイクが通れなくなっていたのです。
車から工具を持ってきて切断しようとしますが、そう簡単には切れません。
その間にも鳴り響く警報音。
さあ、どうする?
すると、何やら店の奥を物色し始めた2人。
バイクは諦めて、部品を持ち出すことにしたのです。
持ち運べそうなものを手当たり次第に盗み出す2人。
焦っているのか、部品を上から落としたり、仲間に投げてパス。
バケツリレー方式で次々と盗んでいきます。
被害に遭った店のオーナー:
(商品を)雑に扱っているのが本当に腹立つ。値打ちをわかっていないと思う。
そしてトランクがいっぱいになると、その場をあとにしました。
オーナーによると、被害額は300万円近くになるといい、警察に被害届を提出したということです。

自家用車で観光客を運んだ中国籍の男が、白タク行為の疑いで逮捕された。両国のホテルから空港まで約60kmを正規料金の約半額で運んだという。成田空港では去年4件の白タク行為が摘発されたが、今年は初めて。
成田空港で白タク行為
千葉・成田国際空港署で23日朝、報道陣のカメラに気がついたのか、カメラの方を二度見する男。
無許可で自家用車に客を乗せて料金を取る、いわゆる白タク行為をした疑いで逮捕された、中国籍のロウ・シレイ容疑者(34)だ。
警察はロウ容疑者が白タク行為をする姿を目撃していた。撮影された映像には、白いワンボックスカーからスーツケースを降ろすロウ容疑者が映っている。
警察によると、営業許可を得ず中国人観光客1人を東京・両国のホテルから約60km離れた成田空港まで運んだという。
運賃は正規料金の約半分
ロウ容疑者はアプリを通じて乗客とやり取りをしていたといい、またその運賃は正規料金の半分ほど、約1万3000円だったという。
警察の調べに対し、ロウ容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は他にも余罪があるか調べている。
成田空港では去年4件の白タク行為が摘発されたが、今年はこれが初めてだという。
2025.4.24 元交際相手の「指を斧・乳首をハサミで切断」23歳女を傷害罪で起訴 発覚のきっかけは「冷蔵庫に薬指」
大阪市北区の自宅で、元交際相手の薬指や乳首を切断し、重傷を負わせるなどした罪で、23歳の無職の女が逮捕・起訴された。
傷害の罪で起訴されたのは、大阪市北区の無職の23歳の女だ。
警察によると女は、去年9月からことし1月にかけて、当時交際していた21歳の男性の左手薬指を斧で切断したり、左の乳首をハサミで切断したりして、重傷を負わせるなどした罪に問われている。
ことし1月、女から男女トラブルに関する110番通報があり、警察が女の家に駆け付けたところ、冷蔵庫から3カ月ほど前に切断されたとみられる左手の薬指が見つかり、事件が発覚したということだ。
逮捕されたとき女は、警察の調べに対し、「彼が私のスマートフォンを使って斧を注文し、自身で薬指を切り落とした」などと否認していた。
女と男性はおととし5月から交際を始め、事件が発覚するまで一緒に暮らしていたとみられ、警察にはこれまでに4回、男女トラブルの相談歴があったということだ。
また、女が男性のパスポートやスマートフォンを管理するなど、支配的な関係にあったとみられていて、警察は日常的な暴行があったとみて詳しい動機を調べている。
2025.4.24 「治安がいい所なのでまさかと…」広尾ブランド品買取店強盗の被害総額60万円相当 男は恵比寿方面に逃走 東京・渋谷区
23日夜、東京・広尾のブランド品買取店に男が押し入り、バッグなどを奪って逃走した強盗事件で、被害総額が60万円相当に上ることが分かりました。
23日夜、渋谷区広尾のブランド品買取店で、客を装った男が「金を出せ」と脅し、バールでショーケースをたたき割り、バッグなどを奪って逃走しました。
被害店舗のマネージャー:
ガラスとか割られたものが散らかってしまっている。悔しいですね、こんなところでまさかというのが一番大きい。治安もいい立地だと思うので。
その後の取材で、奪われたのはバッグの他、ブーツやクッションなど合わせて4点、総額60万円相当に上ることが分かりました。
男は恵比寿方面に逃走していたということで、警視庁は男の行方を追っています。

同居する母親を転倒させた疑いで娘が逮捕されました。
母親はその後死亡しました。
竹沢浩美容疑者(57)は20日夜、群馬・太田市の自宅で84歳の母親ともめ事になり、両手で突き飛ばして転倒させた暴行の疑いがもたれています。
母親は病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
竹沢容疑者は容疑を認めています。

埼玉県草加市の学習塾の敷地に無断で侵入したとして現行犯逮捕された48歳の男が、23日朝、送検されました。
西村大輔容疑者(48)は、21日午後9時半すぎ、草加市原町の学習塾の敷地に全裸で無断で侵入したとして現行犯で逮捕され、23日午前8時30分過ぎ送検されました。
西村容疑者は警察の調べに対して、「それを言ったらまずい」と話しているということです。
事件前には、西村容疑者が川口市内で車同士の事故を起こし、相手の車を奪うなどして逃げていたとみられています。
21日夜、さいたま市緑区では、バイクに乗った男性が死亡するひき逃げ事件もあり、警察は関連を捜査しています。
2025.4.23 自宅で10歳の息子を殺害 首を絞めたか…父親逮捕 事件当時家には父子2人きりか 札幌・手稲
自宅で10歳の息子を殺害 首を絞めたか…父親逮捕 事件当時家には父子2人きりか 札幌・手稲
札幌市手稲区の自宅で10歳の息子の首を絞めるなどして殺害したとして、43歳の男が殺人の疑いで逮捕されました。
(山本記者)「アパートなどの共同住宅が多く立ち並ぶ閑静な住宅街で事件は起きました」
殺人の疑いで逮捕されたのは札幌市手稲区の自称会社員・厚海慎一容疑者43歳です。
厚海容疑者は2025年4月22日午前8時ごろから午後1時半ごろにかけて、札幌市手稲区の自宅で息子で小学5年生の厚海律さん10歳の首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
厚海容疑者はその後、「息子を殺してしまった」と自ら警察に通報したということです。
律さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。
事件当時、家にいたのは2人だけだったとみられ、警察が動機や当時の状況などを詳しく調べています。
2025.4.22 40代女性にわいせつな行為…自称運転手の77歳の男を不同意わいせつ容疑で逮捕(鳥取・倉吉警察署)
40代の知人女性にわいせつな行為をしたとして、倉吉市の77歳の男が4月21日に、不同意わいせつ容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは、倉吉市大立の自称運転手の77歳の男です。
倉吉警察署によると男は、4月1日午後9時ごろから2日午前3時ごろまでの間に、県中部に住む40代の女性宅を訪れ、この女性にわいせつな行為をしたとして不同意わいせつの疑いが持たれています。
被害女性の関係者からの届け出を受けて、警察が捜査した結果、男の犯行と明らかになり、21日午後6時25分に男の自宅先の路上で逮捕しました。
調べに対し男は、容疑を否認しています。
男の具体的な犯行内容については、被害者のプライバシー保護の観点などから明らかにされていません。
警察は引き続き、動機などについて調べています。
2025.4.22 全裸の男が学習塾に侵入…西村大輔容疑者(48)現行犯逮捕 直前に車の強盗や死亡ひき逃げ事件にも関与か 埼玉・草加市
埼玉・草加市の学習塾の敷地内に無断で侵入したとして、48歳の男が現行犯逮捕されました。男は逮捕前に交通事故や車を奪う強盗事件を繰り返していたほか、警察はさいたま市内で発生した死亡ひき逃げ事件にも関与しているとみて捜査しています。
住居・職業不詳の西村大輔容疑者(48)は21日午後9時半過ぎ、草加市原町の学習塾の敷地内に無断で侵入したとして現行犯で逮捕されました。
警察によりますと、西村容疑者は逮捕される直前に川口市内で車同士の事故を起こして相手の車を奪って逃走し、さらにその車を乗り捨てたあと、同じ川口市内で乗客2人が乗ったタクシーを奪って逃走を続けていたとみられています。
タクシーの乗客からの通報などにより、西村容疑者は草加市内の学習塾の敷地内にいたところを駆けつけた警察官に確保されました。
確保された時には西村容疑者は全裸だったということです。
西村容疑者は、学習塾に侵入したことに対して「それを言ったらまずい」と容疑を否認しているということです。
21日夜、さいたま市内ではバイク2台が相次いで車にひかれ、男性1人が死亡するひき逃げ事件も起きていて、警察は西村容疑者が関与しているとみて捜査しています。

茨城県阿見町の住宅で男性を殴ってケガをさせ、現金を奪おうとした疑いで、関西出身の父子ら3人が逮捕されました。
兵庫県養父市の笠井一郎容疑者(53)や息子で自称大学生の潤一容疑者(20)、自称探偵の長谷川弘志容疑者(55)の3人は、20日昼過ぎ、茨城県阿見町の住宅に押し入り、住人の56歳の男性の顔を複数回殴って負傷させ、両手足や口を粘着テープで縛り、現金などを奪おうとした疑いがもたれています。
被害男性が「トラブルに遭っている」と110番通報しましたが、3人とも住宅にいて逮捕されました。
被害男性と長谷川容疑者に面識があり、警察は動機を調べています。
2025.4.21 娘に食事与えず共済金詐取 母親に無罪判決 一部は有罪 大阪地裁
小学生の娘に食事を与えずに入院させ、共済金をだまし取ったとして、暴力行為法違反(常習傷害)や詐欺、強要未遂罪に問われた被告の母親(35)=大阪府=に対し、大阪地裁は21日、暴力行為法違反と詐欺罪は無罪とした上で、強要未遂罪の成立を認め、懲役6月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡した。
検察側は懲役3年6月を求刑し、被告側は全面無罪を主張していた。
起訴状によると、被告は2023年1月下旬から2月上旬、娘に食事を与えず低血糖症にさせた上、下剤を飲ませ、娘を入院させて共済金計14万円をだまし取ったとされる。
携帯電話で娘を脅して食事を取らせないよう要求したものの、病院側に知られて未遂に終わったとする罪にも問われた。
事件は、異変に気づいた病院が児童相談所に通告して発覚した。
検察側は公判で、18年4月から22年6月までの間、娘が37回入院し、うち22回は低血糖症が原因だったと明らかにした。
娘は、子どもから被害状況を聞き取る「司法面接」を通じて、食事を取らせてもらえなかったことや、下剤を飲まされたことを証言したと主張した。
娘の証言は極めて詳細で、実際に経験したからこそ語れる迫真的な内容だと指摘。被告が共済金を手に入れるために犯行に及んだとし、「動機は身勝手で娘の絶望感は大きい」と述べた。
公判では、食事に関する被告と娘の携帯電話のメッセージのやりとりも示された。
「食べて早くたいいんしたいから」と連絡してきた娘に、被告は「帰ってこなくていいよ。うそつきやから」「食うなよ、寝とけ」と返信していた。
一方の弁護側は「食べるな」とのメッセージは「叱責の行き過ぎ」にとどまるとした。
娘の低血糖症については持病に起因する可能性があると反論し、食事を与えなかったり、下剤を飲ませたりした事実はなく、意図的に体調を悪化させて入院させてはいないとした。
とりわけ検察側が立証の柱に据えた司法面接を問題視。面接時の娘の記憶の正確性には重大な問題があり、別の経験と混同している供述もあって信用できないとし、被告は無罪だと訴えていた。
2025.4.21 商品を見ていた隙にいきなり服の上から身体を…10代女性が被害 10代〜20代くらいの男が逃亡中 不同意わいせつ事件として捜査 札幌市中央区
20日、札幌市内中心部の店舗で、10代の女性が近づいてきた男に体を触られました。男はその場から逃走し、警察は不同意わいせつ事件として捜査しています。
20日、午後3時半まえ、札幌市中央区北4条西2丁目の店舗内で、店の従業員から「客が痴漢に遭った」と警察に通報がありました。
警察によりますと、被害に遭ったのは10代の女性で、近づいてきた男にいきなり服の上から身体を触られました。
女性はこの日、親族と店を訪れていて、1人で品物を見ていた時に被害にあったということです。
警察は、男の詳しい手口を明らかにしていませんが、男はすぐに現場から立ち去ったということです。
逃げた男は10代から20代くらいで、身長およそ170センチ、体格はやせ型で黒髪の短髪、黒のダウンジャケットのような上着に青いジーンズ、黒縁のメガネにマスク、黒のリュックサックを背負っていたということです。
警察は、店内の防犯カメラの映像を分析するなどして、逃げた男の行方を追っています。
2025.4.21 47歳息子が81歳父の頭を金づちで…頭蓋骨陥没などで重傷 殺人未遂容疑で逮捕 横浜市
横浜市で、81歳の父親の頭を金づちで複数回殴って殺害しようとした疑いで47歳の息子が逮捕されました。
岩崎誠一容疑者は横浜市緑区の自宅敷地内で20日午後2時20分ごろ、同居している父親の頭を金づちで複数回殴り、殺害しようとした疑いが持たれています。
警察によりますと、父親は金づちで殴られた後、自ら119番通報していて、搬送時は会話ができる状態でしたが、頭蓋骨(ずがいこつ)の陥没骨折、脳挫傷、外傷性くも膜下出血の重傷です。
金づちは長さが30センチほどで、取り調べに対し、岩崎容疑者は「やったことは間違いない」と容疑を認めています。
警察は、動機や経緯を詳しく調べています。
2025.4.21 湯河原殺人10年、情報募る 神奈川県警、チラシ配布
2015年の殺人、放火事件から10年となり、情報提供を呼びかける神奈川県警小田原署員(右)=21日午前、神奈川県湯河原町
神奈川県湯河原町で2015年、住宅の焼け跡から住民の平井美江さん=当時(66)=が遺体で見つかった殺人、放火事件は21日、未解決のまま発覚から10年となった。県警小田原署の捜査員らは同日、JR湯河原駅でチラシを配り情報提供を呼びかけた。
事件は15年4月21日午前6時ごろ、平井さん宅から出火し発覚。平井さんの遺体は額に包丁が刺さり、頭と顔に刃物による十数カ所の傷があったほか、顔に鈍器で殴られたような痕もあった。
県警によると、火災前後の時間帯に、現場方向から現れ、湯河原駅の改札内に入る不審な人物が防犯カメラに写っていたことが捜査で判明した。
2025.4.20 自宅で40代女性の性的な姿を撮影 静岡市の60歳の男が現行犯逮捕
自宅で40代女性の性的な姿を撮影したとして、静岡市の60歳の男が現行犯逮捕されました。
性的姿態等撮影の疑いで現行犯逮捕されたのは、静岡市葵区の自称・運送業の60歳の男です。警察によりますと、男は20日午後1時ごろ、自宅で静岡県中部地区に住む40代女性の性的な姿を撮影した疑いが持たれています。
女性が「盗撮された」と警察に自ら通報したことで事件が発覚。男は通報を受け駆け付けた警察官にその場で逮捕されました。
警察は捜査上の支障があるとして、男が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
2025.4.20 「令和ゆかりの地」で罰当たりな“賽銭ドロボー” 粘着テープつけた棒で約500円盗んだ71歳男を逮捕 福岡・太宰府市
福岡・太宰府市の坂本八幡宮で、賽銭ドロボーの犯行の一部始終が防犯カメラに捉えられた。男は粘着テープをつけた棒で硬貨を盗み出していたという。関係者は罰当たりな犯行に肩を落としている。
賽銭箱から粘着テープで硬貨盗むドロボー
福岡・太宰府市にある「令和ゆかりの地」として知られる神社、坂本八幡宮で1月に防犯カメラに撮影されたのは、罰当たりな賽銭ドロボーの一部始終だった。
未明の神社に棒のようなものを持ち現れた男は、青い垂れ幕の奥へと棒を入れると、何やらガサゴソと探っていた。
ゆっくりと棒を抜き出すと、その先端には硬貨がくっついていた。
男は棒の先に巻き付けた粘着テープで、賽銭箱の中にある硬貨にくっつけ引き抜くと、1枚1枚丁寧に剥がし盗んでいたのだった。
まさに“天に唾を吐く”ような卑劣な行動に、神社の関係者は「やられたなという感じ。悲しい。手が器用なんでしょうね。普通の人じゃできないと思う」と語っている。
71歳男を逮捕「同じ神社で何度も盗んだ」
一転して13日、関係者が犯人らしき男を確認した。
通報を受けて駆けつけた警察官により、住所不定無職の男(71)が賽銭箱から約500円を盗んだ疑いで逮捕された。
調べに対し男は「食べ物やたばこを買うお金が欲しかったので盗みました」と話し、容疑を認めているという。
さらに、「同じ神社で何回も盗んだことがある」とも話していて、警察は余罪についても調べを進めている。
2025.4.20 ダンプカーで82歳女性をはね逃走か…75歳男を逮捕「気づかなかった」容疑を一部否認 女性は死亡 熊本・八代市
コンビニの駐車場で女性をはねて死亡させ、そのまま逃走した疑いで、75歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、田村髙雄容疑者(75)です。
4月18日、熊本・八代市にあるコンビニの駐車場で、中山タツ子さん(82)をダンプカーではねて死亡させ、逃走した疑いが持たれています。
警察は、防犯カメラの映像をもとに捜査を進め、八代市内でダンプカーを発見しました。
調べに対し、「気づかなかった」と容疑を一部否認しています。
2025.4.20 繁華街で男女グループが看護師の45歳男性を暴行 現金約30万盗み逃走 大分市
大分市中心部の繁華街で、男性が男女のグループから暴行を受け、現金を奪われました。
現場は大分市中心部の国道197号線沿いです。4月19日午前7時半ごろ、複数の警察官による鑑識作業が続けられていました。
19日午前2時40分ごろ、大分市都町で、若者とみられる男女のグループが看護師の男性(45)に暴行を加え、現金約30万円を奪い逃走しました。
男性は足の骨を折るなど重傷を負い、「公園で若者グループから声を掛けられ、逃げたが追いつかれて投げ飛ばされたり、胸を蹴られたりした」と話しているということです。
警察は、犯人グループは5~6人ほどとみて、強盗致傷事件として行方を追っています。
2025.4.19 池袋暴走事故から6年 遺族「こんな思い 誰もしてほしくない」

東京・池袋で高齢ドライバーの車が暴走し、11人が死傷した事故からきょうで4年。
突然の事故で最愛の妻と娘を失い、絶望と混乱に陥ったという遺族の松永拓也さん。
「もうこんな思いを誰にもしてほしくない」
その決意を支えたのは1冊のノートでした。
東京 池袋で高齢ドライバーの車が暴走し、母親と幼い子どもが死亡した事故から6年となる19日、遺族が事故現場を訪れ、亡くなった2人を悼むとともに、交通事故防止への思いを訴えました。
2019年4月19日、東京 池袋で当時87歳のドライバーが運転する車が暴走して、歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負いました。
19日、真菜さんの夫の松永拓也さん(38)と、父親の上原義教さん(67)が現場近くの公園に設けられた慰霊碑を訪れ、事故が発生した時刻に合わせ黙とうをささげました。
事故のあと、全国各地で交通安全を訴える活動を続ける松永さんは、去年5月、上原さんとともに事故を起こした飯塚幸三元受刑者と面会し、悲惨な事故を繰り返さないため、ことばを交わしました。
その5か月後の去年10月、93歳だった元受刑者は、収容先の刑務所で老衰のため死亡しました。
松永さんは「手を合わせたとき浮かんだのは、真菜と莉子の笑顔や『お父さん』と呼んでくれる2人の声でした。命日というのはとても悲しさを感じます。だからこそ、こんな思いは誰もしてほしくないです。加害者とも去年対話して、彼なりに苦悩や後悔があったのだと思います。加害者にも被害者にもならない社会にしなくてはいけないとより強く感じています」と話しました。
また、上原さんは「真菜も莉子も会って抱きしめたいんだけど、それはかないません。ときどき人前でお話する機会がありますが、私はこんな苦しい思いをしましたよ、皆さんも交通事故に気をつけてくださいと語りかけています。二度とこういう悲惨な事故が起きてはいけません」と話していました。
慰霊碑を訪れた人たちは
慰霊碑では、訪れた人たちが花を手向けたり、手を合わせたりして2人を追悼していました。
毎年この時期に献花に来ているという30代の女性は、「忘れられない事故だったので毎年来ています。私は真菜さんと同い年なのですが、すごく優しい人だったのだろうなと思いますし、莉子ちゃんも生きていたらもう小学生になっていたと思います。2人を忘れないことで供養になったらいいなと思います」と話していました。
小学6年生の息子とともに訪れた40代の男性は「近所に住んでいて、最初に事故を知ったときは子どもが保育園のときだったので、自分の子どもではないかと、すごく心配になったのを覚えています。自分の親も70歳を超え、免許返納について話し合っているところです」と話していました。
また、ふだんから車を運転するという茨城県内に住む60代の女性は、「いまのところアクセルとブレーキの踏み間違いなどは一度もないですが、左右や後方の確認など、特に高速道路では瞬時の判断が厳しく感じることがあるので注意しています。たとえ60代でも、必要ないと思ったら免許返納を考えたい」と話していました。
遺族「国や自治体 もしくは国民全体で考えるべき時期」
事故から6年になるのを前に今月、松永拓也さんに心境を伺いました。
松永さんは先月、3人で暮らしていた部屋を改装し、遺品は整理してクローゼットの中に大切にしまいました。
松永さんは「当時のままの景色だと精神的な波が悪い時はどうしてもつらくなってしまうので、遺品も目につくところには置かないようにしています。だから自分が思い出したいタイミングや、振り返った時に愛しい思い出だと思えるタイミングで見られるよう、遺品はクローゼットの中にしまっています」と話しました。
去年、刑務所を訪れて面会した飯塚元受刑者がそのおよそ5か月後に死亡したことについて、松永さんは「家族に看取られることなく刑務所で亡くなったことは、すごく悲しいことだと感じました。妻と娘の命が奪われているのだから、もちろん加害者を許しているわけではなく、裁判のときは『刑務所に入ってほしい』と自分で言っていたので、何か矛盾しているようにも感じますが、悲しいことだと思ったんです。高齢ドライバーがもし事故を起こして刑務所に入ると、現実として起こり得ることだと思い、すごく複雑な気持ちでした」と話しました。
そのうえで「真菜も莉子も、もちろんかわいそうだなと思っているのですが、飯塚さんも飯塚さんでつらかっただろうなと思います。去年、彼と対話して、彼は彼なりに苦しみがあったでしょうし、家族に看取られることもなく刑務所で亡くならなければなりませんでした。事故が起きたから、双方、不幸になっているんですよ。交通事故は誰も幸せにならない。だから池袋暴走事故を知った、また思い出したという時に、加害者にも被害者にもなりたくない、誰も幸せにならないと、改めて思うきっかけになってほしいです」と切実な思いを訴えました。
また、6年前の事故は高齢ドライバー問題が大きく注目されるきっかけとなりました。
松永さんは「非常に難しい問題ですが、若年者と高齢者の対立構造になってはよくないのかなと思っています。免許返納はあくまで1つの手段でしかありません。交通インフラの問題とか、車の技術はどうあるべきなのかとか、当事者だけが考えるのではなく、国や自治体もしくは国民全体で考えるべき時期なのだと思います」と話していました。
高齢のドライバー 専門家「自身の運転レベル 正確に認識を」
池袋暴走事故をきっかけに大きな注目を集めた高齢ドライバー問題。
近年は、高齢者による事故が増加傾向にあります。
警察庁のまとめによりますと、75歳以上の高齢者による交通死亡事故は4年連続で増加していて、去年は410件でした。
これは、免許保有者の人数当たりで比較すると、75歳未満よりも2倍多くなっています。
事故の原因は、ブレーキとアクセルの踏み間違いや、ハンドル操作の誤りなど、運転操作のミスが最も多く、全体のおよそ3割を占めます。
また、池袋暴走事故をきっかけに、1つの対策として、運転免許の自主返納が広く呼びかけられました。
池袋暴走事故が起きた2019年は、60万1022件で過去最多となりましたが、ここ数年は減少傾向にあります。
去年は前の年に比べて4万件あまり増えましたが、42万7914件と、事故の前とほぼ同じ水準となっています。
高齢者にとっては、買い物や通院など、車を簡単に手放せない事情があったり、車に代わる公共交通機関が無かったりして、免許返納だけでは解決できない難しさがあります。
高齢ドライバー問題に詳しい九州大学大学院システム情報科学研究院の志堂寺和則教授は「高齢ドライバーは自身の運転レベルを正確に認識し、夜間や雨天時の運転を避けたり、安全性能の高い車に乗り換えたりするなど、自分で対策を取ることが重要だ。家族や自治体、企業などがいろんな面でアプローチしていかないと解決できない問題で、若い世代もいずれ高齢者になることから、それぞれが自分事として考えることも大事だと思う」と話しています。
2025.4.19 『ロマンス詐欺』の指示役とみられる中国籍の男を逮捕 日本と台湾出身の両親を持つ30代独身女性を名乗り約500万円だまし取ったか
2024年に熊本県北部の男性がいわゆる『ロマンス詐欺』の手口で1億円以上をだまし取られた事件の続報で、警察は4月16日に『指示役』とみられる中国籍の男を逮捕した。
マッチングアプリで架空の女性になりすまし
逮捕されたのは、東京都渋谷区に住む中国籍の大学生・李建新容疑者(26)。
警察によると、李容疑者は去年、仲間と共謀し、マッチングアプリで知り合った熊本県北部に住む60代の男性に対し、架空の女性になりすまして「投資で一緒にお金を増やそう。私も投資でお金を稼いでいる」などと嘘の投資話を持ち掛けた。
そして、違法に入手した他人名義の預金口座に500万円を振り込ませ、だまし取るなどした疑いが持たれている。
男性は計約1億1000万円を指定された口座に振り込んでいて、男性から相談を受けた警察は、2024年に口座から現金を引き出す『出し子』とみて中国籍の会社員を逮捕。その後の捜査でこの会社員への指示役とみられる李容疑者が浮上し、4月16日に逮捕した。
李容疑者らは男性に対し「日本と台湾出身の両親を持ち、金融機関に勤める30代の独身女性」と名乗り、恋愛感情を抱かせた上で投資に勧誘したとみられている。
警察は李容疑者の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしておらず、組織的な犯罪とみて捜査を進めている。
2025.4.18 “実父から性的虐待” 最高裁が女性の上告退ける決定
子どものころに実の父親から繰り返し性的虐待を受け、後遺症に苦しんでいるとして広島市の40代の女性が父親に賠償を求めた裁判で、最高裁判所は18日までに女性の上告を退ける決定をし、裁判を起こすのが遅かったことを理由に訴えを退けた判決が確定しました。
広島市の40代の女性は、保育園のころから中学2年になるまで実の父親から性的虐待を繰り返し受け、当時の記憶を思い出す「フラッシュバック」などの後遺症に苦しんでいるとして、賠償を求める訴えを起こしました。
裁判では、不法行為を受けてから20年が過ぎると賠償を求める権利がなくなるという「除斥期間」がどの時期から適用されるかなどが争点となっていました。
2審の広島高等裁判所は「極めて悪質、卑劣な行為で、女性の精神的苦痛は察するにあまりある」とした一方、「遅くとも20歳になって以降、訴えを起こすことは可能で、そこから20年が経過した時点で、賠償を求める権利は消滅したと言わざるをえない」として、1審に続いて訴えを退けました。
女性側が上告していましたが、最高裁判所第3小法廷の平木正洋 裁判長は18日までに退ける決定をし、裁判を起こすのが遅かったことを理由に女性の敗訴とした判決が確定しました。
2025.4.18 山中で24歳女性の遺体発見…自宅で死亡した知人男性との関連を捜査 女性の携帯電話から「男女が言い争うような会話」110番通報も 岡山・備前市
岡山県内の山中で女性の遺体が見つかりました。
この女性の知人の男性が自宅で死亡しているのが見つかっていて、警察は事件との関連を捜査しています。
岡山・備前市の山中で死亡していたのは24歳の女性です。
女性は16日夜、家族に「友達が近くまで来ている」と言って自宅を出ました。
その約50分後に女性の携帯電話から110番通報があり、男女が言い争うような会話が聞こえてきたあと、一方的に電話が切られたということです。
女性は17日午後6時半ごろ、備前市の山中で遺体で発見されました。
また、17日午前には女性の知人の30代の男性が自宅で死亡しているのが見つかっています。
警察はこの男性が自殺した可能性があるとみて、女性の死亡との関連を捜査しています。
2025.4.18 逮捕の男「女性との関係に悩み、去年8月、首を絞めて殺した」 車内に“19歳女性”遺体遺棄 愛知・一宮市
逮捕の男「女性との関係に悩み、去年8月、首を絞めて殺した」 車内に“19歳女性”遺体遺棄 愛知・一宮市
愛知県一宮市で、車の中から19歳の女性とみられる遺体が見つかった事件で、逮捕された男が「女性との関係に悩み、去年8月、首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
18日、一宮警察署から送検された男。愛知県豊田市の無職・藤井貴也容疑者(24)です。
去年8月からおとといまでの間、一宮市内の路上に止めていた乗用車のトランクの中に女性の遺体を放置し、遺棄した疑いがもたれています。
司法解剖の結果、死後、数か月以上が経過していたとみられる女性の遺体。
捜査関係者によりますと、遺体は藤井容疑者と交際していた、岐阜県に住む19歳の女性とみられています。
死体遺棄の容疑について、認めているという藤井容疑者。
さらに、「女性との関係に悩み、去年8月、首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしているということです。
女性は、去年、「別れ話をしたら脅された」などと交際をめぐるトラブルについて、岐阜県内の警察署に複数回相談をしていました。
その後、去年8月に岐阜県の自宅を出ていたという女性。
家族は、去年の年末ごろまでは女性とスマートフォンでやり取りができていたということですが、その後連絡がとれなくなり、今月14日、岐阜県警に行方不明者届を出していました。
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、藤井容疑者が事件の発覚を遅らせようとした疑いもあるとみて、殺人の容疑も視野に、調べを進めています。
2025.4.18 倒木や枝の落下 3年半の間で1732件 全国の公園・道路で うち1件が東京・日野市の死亡事故
去年11月までの3年半の間に、全国の公園や道路で倒木や枝の落下による事故が1732件起きていたことが分かりました。
去年9月、東京・日野市でいちょうの木の枝が落下し、下敷きになった男性1人が死亡する事故がありました。
これを受け、国土交通省が調査したところ、全国の公園や道路などで倒木や枝が落ちたことによる事故が去年11月までの3年半で、あわせて1732件起きていたことが分かりました。
人身事故は110件で、このうち、被害者が死亡した事故は日野市の1件でした。
事故は、コナラやサクラ類、ケヤキなどで多く、木が腐っていたり、病気になっていたりしたことが原因だったケースが509件あったということです。
国土交通省は今後、点検方法のあり方などについて検討するとしています。
2025.4.18 【強盗殺人事件】強盗殺人の疑いで再逮捕から1週間 33歳の男と被害者の間に何が? 少しずつ見えてくる犯行の様子 《新潟》
【強盗殺人事件】強盗殺人の疑いで再逮捕から1週間 33歳の男と被害者の間に何が? 少しずつ見えてくる犯行の様子 《新潟》
新潟市の男性が殺害され金庫を奪われた事件。死体遺棄などで起訴された男が強盗殺人の疑いで再逮捕されて4月17日で1週間です。被害者との間に何があったのか。これまでの取材で犯行の様子が少しずつ見えてきました。
小山大輔容疑者(33)。新潟市中央区で男性を殺害し金庫を奪ったとして逮捕されてから17日で1週間が経ちました。
事件が発覚したのは4か月前。聖籠町の空き家の敷地で土の中から見つかったのは小杉英雄さん(78)の遺体でした。
その後の捜査で小杉さん名義の通帳などを不正に利用し345万円あまりを引き出していた小山容疑者が死体遺棄の疑いで逮捕、起訴されました。
■小山容疑者と小杉さんの接点は―?
リフォーム業を営んでいた小山容疑者。小杉さんから仕事を依頼されていたといいます。
〈小山容疑者を知る人〉
「(小杉さんは)いろんなお仕事をくれるのでいいお客さんだと(小山容疑者が)言うのも聞いている 」
自宅の改修工事を請け負うなど小杉さんとは日常的に接点があったとみられます。
■仕事で接点 なぜ殺害?
小杉さんを殺害し金庫を奪ったとされる小山容疑者。逮捕前、小山容疑者を知る人物は次のように証言していました。
〈小山容疑者を知る人〉
「(小山容疑者は)人をだましたり借金をこしらえて人をだましたりというトラブルは何回か起こしている」
捜査本部によると小杉さんが殺害されたのは去年10月14日ごろ。夜に小杉さんを訪ね殺害したことがわかっています。その翌日には小杉さんの口座から現金を引き出していました。
小杉さんの死因は「窒息死」。ひも状のもので首を絞められたとみられます。
2人の間に何あったのか。捜査本部が全容解明を進めています。
2025.4.18 【判明】車内から発見された遺体は死後数カ月以上たった20歳前後の女性か 藤井貴也容疑者(24)殺害についてもほのめかす 愛知・一宮市
愛知・一宮市で車の中から遺体が見つかり、24歳の男が逮捕された事件で、遺体は死後数カ月以上たった20歳前後の女性とみられることがわかりました。
逮捕された豊田市の無職・藤井貴也容疑者(24)は、年齢と性別のわからない遺体を、一宮市の路上に止めた親族名義の乗用車に放置した疑いが持たれています。
行方不明届が出されていた岐阜県内の19歳の女性についての捜査の過程で、交際相手だった藤井容疑者が浮上し、16日夜、放置された乗用車のトランクの中に腐敗した遺体が見つかりました。
司法解剖の結果、遺体は死後数カ月以上たった20歳前後の女性とわかり、警察が身元の確認を進めていますが、藤井容疑者は殺害についてもほのめかしているということです。
2025.4.18 未就学の娘の髪をつかむなどの暴行加えケガさせる…頭や足など複数箇所を打撲 30代の母親を逮捕
未就学の娘に暴行を加えてケガをさせたとして磐田市に住む母親が緊急逮捕されました。
傷害容疑で緊急逮捕されたのは磐田市に住む無職の女(30代)で、4月17日正午頃、自宅で未就学の娘に対し髪をつかむなどの暴行を加えてケガをさせた疑いです。
事件は児童相談所との勤務を兼務している警察官から磐田署に連絡があったことで発覚し、女児は頭や足など複数箇所を打撲していたものの命に別条はないということです。
調べに対し女は容疑を認めていて、警察は日常的な虐待の有無なども含めて調べを進めています。
2025.4.17 「500件以上やった」自動販売機荒らしの疑いで男逮捕 東京・青梅市
東京・青梅市で自動販売機の扉を壊し、現金を盗んだとして58歳の男が逮捕されました。男は「500件以上やった」と話しています。
無職の後藤克一容疑者(58)はおととし12月、青梅市で自動販売機から現金約5000円を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁によりますと、後藤容疑者は自動販売機の扉を壊し、中から現金を盗んだということです。
取り調べに対して容疑を認め、「令和4年ごろから500件以上、自動販売機の荒らしをやった」などと話しています。
周辺では同様の被害が複数確認されていて、警視庁が関連を調べています。
2025.4.17 広島 府中町 殺害された男性は東京 練馬区の52歳会社員と確認
今月12日、広島県府中町の森林公園で男性が殺害された事件で、男性の身元が東京 練馬区に住む52歳の会社員と確認されました。警察は、複数の男女が事件に関わった疑いがあるとみて行方を捜査しています。
今月12日の夜、府中町の水分峡森林公園にある管理事務所の近くで、男性が何らかの凶器で頭部を複数回殴られて殺害され、警察は周辺で事件に関わる遺留物を捜すなどして捜査を進めています。
男性のスマートフォンや身元が分かる物は見つかっていませんが、警察がDNA鑑定を行った結果、殺害されたのは東京 練馬区の会社員、里見誠さん(52)と確認されました。
警察によりますと、事件の前にトラブルなどの相談は寄せられていなかったということです。
これまでの捜査関係者への取材で、里見さんが事件当日に新幹線で東京から広島に移動したことが分かっていますが、防犯カメラの映像から、現場周辺の店舗に複数の男女といたことも分かりました。
公園に向かう様子も確認されていて、警察は事件に関わった疑いがある男女の行方を捜査しています
遺族「今 深い悲しみの中に」
里見さんの遺族は警察を通し、「私たち家族は、今、深い悲しみの中におります」などとするコメントを出しました。
2025.4.17 相模原19人殺害事件 死刑囚の再審 東京高裁も認めない決定
相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などで死刑が確定した、植松聖 死刑囚が求めていた再審=裁判のやり直しについて、東京高等裁判所は1審に続き、認めない決定をしました。死刑囚側は不服として特別抗告したということです。
植松聖 死刑囚(35)は、2016年に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害した罪などに問われ、1審の横浜地方裁判所で死刑を言い渡されました。
弁護士が控訴しましたが、その後、本人が取り下げ、死刑が確定しました。
死刑囚はその後、再審を請求し、横浜地裁に退けられたため、不服として即時抗告していました。
死刑囚の弁護士によりますと、東京高等裁判所は17日までに、「確定した裁判記録を調べても、再審を認めなかった1審の決定に誤りはない」として、再審を認めない決定をしました。
死刑囚側は不服として、最高裁判所に特別抗告したということです。
2025.4.17 被害総額5億円超か ニセ電話詐欺事件、見張り役?の男逮捕
佐賀県内在住の60代女性から1億4100万円をだまし取ったとして、県警はアルバイト従業員田中俊晃容疑者(25)=横浜市神奈川区入江1丁目=を詐欺の疑いで逮捕し、17日に発表した。女性はニセ電話詐欺で計約5億3540万円をだまし取られており、被害としては県内最高額という。
発表によると、田中容疑者は何者かと共謀して3月19~22日、警察官などを装って女性に電話をかけ、「お金を資金拘束します」などとうそを言い、現金1億4100万円をだまし取った疑いがある。田中容疑者は「3月に佐賀に行ったことは間違いないが、現金は受け取っていないし、分からない」と容疑を否認しているという。
女性の携帯電話には2月13日以降、長野県警の警察官や検事を名乗る男らから相次いで「逮捕状が出ている。拘束するかは検事が決める」「行動を監視している。ネットや人と接触しないように」などと連絡があり、同17日には「身柄拘束から資金拘束にかえる。警察職員が自宅に向かう」と言われた。女性は3月27日までに計6回、自宅に来た男に現金計約5億3540万円を手渡したという。
親族に相談して詐欺だと気づき、4月3日に警察に被害を届け出た。防犯カメラなどの捜査で田中容疑者が浮上。県警は田中容疑者が事件の見張り役とみて調べている。
2025.4.17 「女性の方がバッグ開いている」満員電車で女性狙う“スリ”…前リュックで手元の視界ふさぐ手口 28歳会社員の男を現行犯逮捕

満員電車で女性のバッグから化粧ポーチなどを盗んだ会社員、小島真一容疑者が現行犯逮捕された。前リュックで手元の視界ふさぐ巧みな手口。「女性のバッグは開いていることが多いから」と女性を狙った理由を話している。
リュックで視界遮り巧みに…スリの手口
16日午前、東京・愛宕署でカメラが捉えたのは、メガネにマスク姿の男。
地下鉄車内で女性のバッグから化粧ポーチなど6000円相当を盗んだとして、窃盗の疑いで現行犯逮捕された会社員の小島真一容疑者(28)だ。
その犯行は電車内の女性をターゲットにしたものだった。
警視庁によると、犯行は14日の午後6時頃。帰宅ラッシュで混雑していた車内。入口付近で被害女性と向き合い乗車していたという小島容疑者。
被害女性の視界をふさぐように前でリュックを抱え、身長の差は膝を曲げることでカバー。被害女性が左ひじにかけていたトートバッグに手を伸ばし、化粧ポーチを盗んだ。
「女性の方がバッグが開いている」
その際に警戒中だった捜査員が小島容疑者が盗んだポーチに気づき、現行犯逮捕したという。
小島容疑者は調べに対し「女性の方がバッグが開いていることが多いので狙った」と話した。
都内では電車内のスリ被害が去年の同じ時期と比べ2倍に増えており、警視庁は注意を呼びかけている。

父親の遺体を2年以上押し入れに遺棄か 息子を逮捕 東京・中野区
東京・中野区のアパートで死亡した父親の遺体を2年以上にわたって押し入れの中に隠して遺棄したとして、56歳の息子が逮捕されました。
警視庁によりますと、飲食店経営者の鈴木伸彦容疑者は2023年1月ごろから今月6日にかけて、父親の慧悟さんの遺体を中野区の自宅アパートに遺棄した疑いが持たれています。
鈴木容疑者が経営する飲食店が1週間ほど閉店していたため、自宅を訪れた警察官が自殺をはかろうとして、血を流して倒れている鈴木容疑者と押し入れの中から白骨化した、慧悟さんの遺体を発見しました。
警視庁は鈴木容疑者のケガの回復を待って逮捕したもので、調べに対し「葬式は金がかかるし面倒だった」などと容疑を認めているということです。警視庁は殺人の疑いも視野に調べています。
2025.4.17 SNSで知り合った松山の女性にウソの投資話 1350万円詐取 市内のマンション投資拠点に装う【愛媛】
SNSで知り合った愛媛県松山市の女性にウソの投資話をもちかけ、現金1350万円をだまし取った疑いで、無職の男が17日に逮捕されました。男は投資の拠点に装った市内のマンションの一室で現金を受け取っていて、警察が余罪のほか共犯者の有無を調べています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、神奈川県横浜市に住む無職・大塚一輝容疑者(29)です。
警察の調べによりますと大塚容疑者は2020年11月中旬、SNSで知り合った松山市内の女性(20代)に「不動産投資で確実に稼げる話がある」などとウソの投資話をもちかけ、市内永木町のマンションの一室で現金1350万円をだまし取った疑いがもたれています。このマンションは不動産投資の拠点を装った見られています。
女性は警察署で「現金を渡したけど連絡がとれなくなった。だまされたと思う」と被害届を受け捜査。男の容疑を固めました。男は取り調べに容疑を認めています。
警察は動機や余罪、共犯者の有無を調べています。
2025.4.17 さいたま市女子高校生殺害事件 容疑者宅から包丁を含む刃物2本押収
さいたま市で女子高校生が殺害された事件で、逮捕された男の部屋から包丁を含む刃物が2本見つかっていたことがわかりました。
谷内寛幸容疑者(24)は14日夜、さいたま市桜区のマンションで高校1年の手柄玲奈さん(15)を包丁で切りつけるなどして殺害した疑いがもたれています。
現場からは血の付いた包丁が押収されていましたが、その後の取材で、警察が谷内容疑者が住んでいた寮の部屋から別の刃物2本を押収していたことがわかりました。2本のうち1本は包丁で、比較的新しく料理などに使用された形跡はないとみられるということです。
部屋には台所がなかったことなどから、警察は谷内容疑者が犯行に向けて刃物を準備していた可能性があるとみて調べています。

さいたま市のマンションで15歳の女子高校生が殺害された事件で、逮捕された男が現場近くの建設会社で働いていたことが分かり、警察は男に土地勘があった可能性もあるとみて調べています。
谷内寛幸容疑者(24)は14日夜、さいたま市桜区のマンションのエントランス付近で、高校1年生の手柄玲奈さん(15)を刃物で切りつけるなどして殺害した疑いが持たれていて、16日朝に送検されました。
司法解剖の結果、手柄さんの死因は上半身を刺されたことによる臓器損傷とみられることがわかりました。
また、谷内容疑者は現場から500メートルほど離れた市内の建設会社で働いていたことが新たに分かりました。
会社の社長によりますと、事件当日は午後6時半ごろに会社の寮を出たということです。
谷内容疑者が働いていた会社の社長:
真面目で一日も休まないし、仕事じゃない仕事、例えば寮の掃除とかもきちんとする子だった。(事件当日も)事件を起こす雰囲気はなかった。
警察は、谷内容疑者が土地勘があった可能性もあるとみて調べています。
2025.4.16 「脅すつもりで買った包丁」女子トイレで妻を刺殺した58歳夫の犯行直前の行動 妻の父親の遺産相続トラブルか 東京・清瀬市

東京・清瀬市のスーパーで13日、夫が女子トイレ内で妻の脇腹などを刺して死亡させたとして逮捕された。
入店から犯行まで約5分。男は遺産を巡る金銭トラブルがあったと話すものの黙秘している。
包丁購入からわずか2分後の犯行
東京・東村山署で15日午前、前をじっと見つめながら歩くメガネをかけた男、兼沢孝行容疑者(58)だ。
兼沢容疑者は都内の西友・清瀬店で13日、妻の益代さんを包丁で刺し現行犯逮捕された。
事件発生から2日経過し新たに分かったのは、兼沢容疑者の犯行直前の行動だ。
警視庁によると、夫婦で入店したのは13日午前10時35分頃。入店わずか3分後に兼沢容疑者は、犯行に使用した刃渡り18cmの包丁を購入。
この包丁について兼沢容疑者は「脅すつもりで買った包丁で突き立てた」と供述している。
そして購入から2分後、3階の女子トイレの中で益代さんの右脇腹など複数箇所を刺し、殺害したとみられている。
遺産を巡る金銭トラブルが原因か
取り調べに対し、兼沢容疑者は「金銭トラブルがあって刺した」と話している。
兼沢夫婦の間にあったのは、遺産を巡る金銭トラブル。
夫婦を知る近隣住民は「(益代さんが)『やっとお父さんが私にお金を預けるようになった』と言ったんですよ。お父さんもすごく彼女(益代さん)のことをかわいがってました。仕事を一生懸命してた人なので、多分かなり貯金があったと思いますよ」と話す。
現在、兼沢容疑者は黙秘しており、警視庁は詳しい動機を追及する方針だ。

「捜査員に連れられ、容疑者の男が出てきました」
「わいせつ物頒布」の疑いで逮捕されたのは、小売業の水谷智浩容疑者(44)、会社員の堤内真人容疑者(34)、会社員の菅沼貴司容疑者(53)、パート従業員の桜井七海容疑者(28)の4人です。
警視庁によると4人は、生成AIで“実在していない”裸の女性のわいせつな画像を作成して、その画像を印刷したポスターを去年、インターネットのオークションサイトで、複数回販売した疑いがもたれています。
4人はグループではなく、それぞれ単独で犯行に及んだということですが、その手口は、多くの点で同じ。
2025.4.15 【速報】刃物で刺され死亡したのは女子高校生の手柄玲奈さん(15)と判明 血が付いた服で交番を訪れた男の身柄確保 さいたま市
さいたま市のマンションできのう15歳の女子高校生が男に刃物で刺され、死亡しました。警察は血がついた服を着て近くの交番を訪れた男の身柄を確保し事情を聞いています。
14午後8時すぎ、さいたま市桜区のマンションで「女性が男に殴られている」という通報や、「家族が刃物で刺された」などの110番通報が相次ぎました。
警察によりますとこのマンションに住む高校生の手柄玲奈さんが男に刃物で刺され、エントランス付近で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
捜査関係者によりますと、警察は現場から立ち去った男の行方を追っていたところ、血が付いた服を着て近くの交番を訪れた20代くらいの男の身柄を確保しました。
警察は男から詳しい事情を聴いています。

生成AIを使って、裸の女性のわいせつな画像を作成し、ポスターにしたものをインターネット上で販売したとして、男女4人が逮捕されました。生成AIを使った、わいせつ物の販売事件の検挙は全国で初だということです。
捜査関係者によりますと、水谷智浩容疑者(44)ら20代から50代の男女4人は2024年10月頃、インターネットオークションサイトで複数回にわたり、生成AIで裸の女性のわいせつな画像を作成し、その画像を印刷したポスターを販売したとして、わいせつ物頒布の疑いが持たれています。
水谷容疑者ら4人は、それぞれが無料の生成AIソフトをパソコンに取り込んで、様々な種類の裸の女性の画像を作成していたということです。
ポスターは1枚、数千円ほどで販売されていて、水谷容疑者は約1年で1000万円ほどを売り上げていたということです。
また、わいせつ物としてオークションサイト側に削除されないようにするため、出品時の画像では、下半身にはモザイク加工されていて、届いた商品はモザイクが外されている状態だったということです。
生成AIで作成した人間の画像をわいせつ物と認定して、わいせつ物販売事件として検挙したのは、全国で初の事例だということです。
2025.4.14 「映画の世界みたいな感じ」住宅街に現れた“高級車泥棒” 全身黒づくめの3人組が約6分で窃盗か 犯行の手口は? 千葉・木更津市

千葉・木更津市で、静まり返った住宅街に現れた人影。
被害者も「あっという間でビックリです」と驚くほどの素早さで高級車を盗み去る泥棒。
犯行の一部始終をカメラが捉えていました。
8日午前0時半過ぎ、防犯カメラの画面左から暗闇に人影が現れます。
全身黒ずくめの3人組です。
1人がためらうことなく駐車場に入り車に近づくと、しゃがみ込んで何やらゴソゴソ。
残る2人は見張り役でしょうか、道路で周りの様子をうかがっているようです。
実はこの時、家の中にいたという被害者。
3人組の犯行には全く気付かなかったといいます。
被害者:
(Q.物音は聞こえた?)いえ、全然聞こえないですよ、セキュリティーとかいろいろつけてるが。
そして、3人組が現れてから約6分、車のライトが点灯。
運転席側に回り込むと鍵がかかっていたドアがオープン。
自分の車のように乗り込み、エンジンをかけると走り去っていきました。
盗まれた車は1年半前に新車で購入。
総額で約1000万円の高級車です。
被害者:
狐につままれたというか、気持ちの整理がつかない。自分ごとですが、自分ごとでないような、映画の世界みたいな感じ。
警察は盗難事件として3人組の車泥棒の行方を追っています。
2025.4.14 海岸で35歳女性保育士の遺体見つかる…服を着て胸に殺人事件の可能性うかがえる損傷 “連絡とれない”と家族から行方不明届 司法解剖行い捜査
13日、宮城・岩沼市の海岸で35才の保育士の女性の遺体が見つかり、警察は、殺人事件の可能性があると見て捜査しています。
13日午前10時過ぎ、宮城・岩沼市下野郷(しものごう)の海岸で、「砂浜に人が倒れている」と近くを散歩していた人から通報がありました。
倒れていたのは、仙台市内に住む保育士の行仕由佳(ぎょうじ・ゆか)さん(35)で、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、行仕さんは服を着てあおむけに倒れていて、胸には殺人事件の可能性がうかがえる損傷があったということです。
家族からは、本人と連絡がとれないとして、事件前に行方不明届が提出されていました。
警察は14日に遺体の司法解剖を行い、殺人事件の可能性もあるとみて捜査を進めています。
2025.4.14 電車内の盗撮容疑で都職員逮捕=20代女性の太もも撮影―警視庁
電車内で女性の太ももを撮影したとして、警視庁万世橋署は14日までに、東京都迷惑防止条例違反容疑で、都都市基盤部調整担当課長の青木真毅人容疑者(45)を逮捕した。認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は12日午後6時ごろ、東京―神田駅を走行中のJR京浜東北線の車内で、20代の女性の太ももなどをスマートフォンで撮影した疑い。
同署によると、青木容疑者は女性の隣に座っていた。車内にいた男性が盗撮に気づき、取り押さえた。

コンビニエンスストアで現金を奪おうとしたとして、男が逮捕されました。
上田宰容疑者(23)は2025年1月、東京・江戸川区にあるコンビニに押し入り、男性店員(20代)を脅し、現金を奪おうとした疑いが持たれています。
上田容疑者は、店員にナイフを取り上げられ逃走していましたが、防犯カメラ映像により、現場近くに住む上田容疑者が浮上したということです。

北海道札幌市内では13日、火事が相次ぎました。札幌市西区では共同住宅の一室が燃える火事があり、部屋の中から高齢女性の遺体が見つかりました。
火事があったのは、札幌市西区二十四軒3条7丁目の共同住宅の3階の1室です。13日午前1時すぎ、この部屋にいた50代男性から「室内から出火」と消防に通報がありました。消防によりますと、火はおよそ1時間後に消し止められましたが、部屋の中から70代女性の遺体が見つかりました。通報をした男性は病院に搬送されましたが、意識はあるということです。
また、札幌市手稲区金山3条2丁目でも午前7時ごろ、住宅が燃える火事があり、50代男性が顔に軽いやけどをして病院に搬送されました。警察と消防が火の出た原因を調べています。
2025.4.13 「金銭トラブルで口論になりかっとなって妻を刺した」夫とみられる男を現行犯逮捕 50代くらいの女性刺され死亡 東京・清瀬市
きょう午前、東京・清瀬市のスーパーで50代くらいの女性が包丁で刺され死亡しました。警視庁は夫とみられる男を現行犯逮捕しました。
午前10時40分ごろ、清瀬市のスーパー「西友清瀬店」で、「包丁で刺した人がいる」と110番通報がありました。
捜査関係者によりますと、3階のトイレで50代くらいの女性が右腕と右脇腹を包丁で刺され、病院に搬送されましたが、死亡しました。警視庁は、近くにいた住所職業不詳の兼沢孝行容疑者(58)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
兼沢容疑者は死亡した女性の夫とみられ、取り調べに対し「金銭トラブルで口論になり、かっとなって妻を刺した」と容疑を認めているということで、警視庁は容疑を殺人に切り替えて捜査しています。
2人は一緒にスーパーに来ていて、犯行に使った包丁は兼沢容疑者が店内で購入したということです。
現場のスーパーは西武池袋線・清瀬駅の北口にあり、事件が起きた3階は生活用品売り場で、発生当時、営業中でした。
現場に居合わせた人は「店の中が騒然となって、『包丁を振り回してる人がいるので下の階に逃げてください』という声がしたので1階に逃げた」と話しています。

「月に100万円は稼げる」などと言って海外の闇バイトに知人を勧誘した疑いで22歳の男が逮捕されました。
埼玉県春日部市の職業不詳、石川哲也容疑者(22)は3月、同居する18歳の少年と25歳の男性に対し、カンボジアへ渡航して「アポ電」をする闇バイトに勧誘した疑いが持たれています。
警察によりますと、石川容疑者は、「月に100万円は稼げる」と伝えたうえで、「銀行員のふりをして電話をし、タンス預金の在りかを聞いてそれを奪いに行く」と具体的な犯行をほのめかしていたということです。
調べに対し、石川容疑者は、「冗談で言った」と容疑を否認しているということです。
2025.4.12 「入居者が刃物で刺された」高齢者向け住宅に住む男性切りつけ 殺人未遂容疑で男逮捕 北海道
「入居者が刃物で刺された」高齢者向け住宅に住む男性切りつけ 殺人未遂容疑で男逮捕 北海道
北海道・千歳警察署は2025年4月11日、恵庭市に住む自称・佐々木裕美容疑者(80)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
佐々木容疑者は2025年4月11日午後5時30分ごろ、恵庭市恵み野1丁目にある高齢者向け賃貸住宅で、同じ高齢者向け住宅に住む74歳の男性の右の首などを文化包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。
4月11日午後5時35分ごろ、この住宅の関係者から「入居者がもめていて刃物で刺された」と交番に通報があり、現場に到着した警察官が午後6時10分ごろに佐々木容疑者を現行犯逮捕しました。
警察によりますと男性(74)は右の首とほほに傷をおい出血も見られ病院に搬送されましたが軽傷だということです。
佐々木容疑者は調べに対し「被害者の態度に腹が立ったので殺そうと思った」と容疑を認めているということです。
佐々木容疑者と男性は顔見知りと見られ、警察は二人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しく調べています。

マンションのオートロックに入る女性の後をつけてエレベーター内で女性を押し倒したうえ、わいせつな行為をしたとして、37歳の男が警視庁に逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、住居不定・職業不詳の萩尾田司容疑者(37)です。
萩尾田容疑者は先月28日の午後11時ごろ、東京・中央区にあるマンションのエレベーター内で、このマンションに住む女性(20代)を押し倒し、上半身を触るなどわいせつな行為をした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、萩尾田容疑者は女性と面識がなく、女性がマンションのオートロックを解除して入り口を通る際に、後ろからついて一緒にマンション内に入ったということです。
萩尾田容疑者は取り調べに対し容疑を認め、「お酒を飲んでムラムラした」と供述しているということです。
きょう(11日)午前1時半ごろ、台東区のマンションでも同様のわいせつ事件が起きたため、周辺で警戒していた交番の警察官が萩尾田容疑者を見つけたということです。
都内では、きょうの事件を含め先月下旬からエレベーターの中で体を触られるなど同様の被害が6件起きていて、警視庁は萩尾田容疑者との関連を調べています。

2022年、鹿屋市で女性(86)が自宅近くの山中で見つかった事件は、未だ犯人が逮捕されていません。事件からまもなく3年がたつのを前に県警は11日、捜査方針を話し合いました。
この事件は2022年4月鹿屋市永小原町で1人暮らしをしていた福山京子さん(86)が自宅近くの急斜面の下で遺体で見つかったものです。死因は外傷性ショックでした。
自宅から血痕のようなものが複数見つかったほか、捜査関係者によりますと福山さんには複数の殴られたような跡があったということです。
警察は殺人・死体遺棄事件としてこれまでに延べ3万3000人の捜査員を動員し、捜査を続けていますが犯人の逮捕には至っていません。
事件からまもなく3年です。県警は11日本部と鹿屋警察署をリモートでつなぎ検討会を開きました。捜査情報を共有したり、今後の捜査方針を確認したということです。
鶴田忍捜査本部長は「被害者および、ご遺族の無念をはらし、住民の方々の不安解消のためにも引き続き、犯人の検挙にむけて捜査を進める」とコメントしています。

三重・四日市のコンビニの駐車場から車を盗んで約300km走行し、衆議院赤坂議員宿舎へ無断侵入した無職の23歳男が逮捕された。男はパトカーに追われた末、議員宿舎敷地内に車を放置して逃走したが港区内で警察官が確保。「車では逃げ切れないと思った」と容疑を認めている。
盗難車で深夜の議員宿舎に無断侵入
東京・赤坂警察署で10日午前9時頃、カメラが捉えたのは、マスクで顔を隠した男。
盗んだ車で建物の敷地内に侵入し、建造物侵入・窃盗の疑いで8日に逮捕された、住所不定・無職の水谷拓夢容疑者(23)だ。
水谷容疑者は6日、三重・四日市市内のコンビニエンスストアの駐車場から鍵がかかっていなかった車を盗むと、約300kmも離れた都内まで盗んだ車を運転してきた。
塀越え逃走も港区内で確保
しかしその後、パトカーに追われていることに気がつくと、逃走の末、逃げ込んだ先は港区の衆議院赤坂議員宿舎だった。
警視庁によると、水谷容疑者は車で議員宿舎の敷地内に侵入後、駐車スペースのラインをはみ出して車を止め、高さ約2mの塀をよじ登り、逃げていったという。その後、行方を追っていた警察官が港区内にいる水谷容疑者を発見し、確保した。
調べに対し、水谷容疑者は「警察に追われているのが分かり、車だと逃げ切れないと思い、駐車場に乗り捨てて逃げた」と、容疑を認めているという。

去年、首都高で6人が死傷した事故で9日、遺族が会見を開き、「過失運転致死傷罪」で起訴された運転手の罪名を、より法定刑の重い「危険運転致死傷罪」に変更するよう求めました。
2025.4.10 深夜「服の上から胸を触られた」20代女性が歩いていると突然―背後から見知らぬ男が近づき服の上から“胸”を数回揉み逃走…20代ぐらいのやせた体格『不同意わいせつ事件』として行方追う 北海道札幌市
札幌市の路上で深夜、女性が見知らぬ男から胸を触られました。男は現場から逃走していて、警察は不同意わいせつ事件として行方を追っています。
4月9日午後11時30分ごろ、札幌市中央区南5条西13丁目の路上で、1人で歩いていた20代の女性が、後ろから近付いてきた男に服の上から胸を数回触られました。
女性にケガはありません。女性は男と面識がなく、男はその後、歩いて東方向に逃走しました。
事件直後、女性が「服の上から胸を触られた」と110番通報し事件が発覚。警察によりますと、男は20代ぐらいのやせ型で黒色のブルゾンとグレーのフード付きパーカーを着用。眼鏡とマスクを身に着けていました。
警察は不同意わいせつ事件として、男の行方を追っています。

宮城・仙台市の高校教師の男が、千葉県のホテルで知人女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕された。
仙台市立仙台高校教師の若松実容疑者(39)は2024年12月、千葉県内のホテルで知人の20代女性に長時間にわたって酒を飲ませたうえ、性的暴行を加えた疑いが持たれている。
警察によると、事件のあった翌日に女性からの被害届を受け、ホテルの防犯カメラの映像などから若松容疑者を特定し逮捕したという。
調べに対し、若松容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。
2025.4.9 【宅飲み→雑魚寝中に隙を見て女性にワイセツ行為】胸や尻を触った疑いで28歳会社員の男を逮捕…女性がその場で注意・親族通報で発覚 北海道札幌市
自宅で飲酒し寝ていた知人の女性の胸や尻を触った疑いで、札幌市東区の会社員の28歳の男が不同意わいせつの疑いで逮捕されました。
男は2月2日午前2時ごろから午前7時ごろまでの間、自宅で知人の20代女性の胸や尻を服の上から触るわいせつな行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと当時、2人のほか複数人が男の自宅に集まり飲食をしていました。
その後女性らがそのまま自宅内で寝ていたところ、男が隙を見て突然女性の体を触ったということです。
被害に気付いた女性はすぐに男に注意し帰宅。
事件から1か月以上経過した3月19日に「家族がわいせつ被害にあった」と親族から警察に通報が寄せられていました。
調べに男は容疑を認めていて警察が動機などを調べています。
2025.4.8 【旭川中2女子いじめ凍死】遺族側が損害賠償を求めて市を提訴した内容判明 責任転嫁や、問題の矮小化…「いじめの認知を徹底して回避した」と主張 訴状は200ページ超

8日、北海道旭川市郊外の公園です。4年前の出来事を絶対に忘れない人たちがいます。
廣瀬爽彩さん。
通っていた中学校の上級生らから「いじめ」を受け、この公園で凍死した状態で見つかりました。
中学2年でした。
今年2月、廣瀬さんの遺族側は、約1億1500万円の損害賠償を求めて旭川市を提訴。
8日、その内容が明らかになりました。
訴状の内容
「学校及び市教委は、発達特性の問題、家庭環境の問題として責任転嫁し、問題を矮小化するなどして、いじめの認知を徹底して回避した」
200ページを超える訴状の中で、遺族側は学校や市教委の対応の不備を再三に渡って指摘。
学校側がいじめの認知を回避したことで、フラッシュバックや希死念慮などの症状を招き、廣瀬さんが自殺に至ったと主張しました。
訴状の内容
「必要な注意を尽くしていれば、廣瀬爽彩が自殺により死亡することはなかったということができる」
3月27日の会見で旭川市の今津市長は。
旭川市 今津寛介市長
「まずは訴状の内容をしっかり認識したなかで、適切に判断したい」
旭川市は遺族側の訴えにどう応えていくのでしょうか。

盗品の金属ケーブル買い取ったか…中国籍の男逮捕 会社に家宅捜索 茨城
盗品である金属ケーブルを買い取ったなどとして、茨城県の金属買取業者の役員で中国籍の男が逮捕されました。
警察によりますと、土浦市の金属買取業者「万達株式会社」の役員で中国籍の張・コウ容疑者は去年8月、盗品と知りながら通信ケーブルなどに使われる銅製のケーブルをおよそ2万円で買い取った疑いがもたれています。
万達株式会社も同様の疑いで、9日に書類送検されるということで、警察は8日、会社に家宅捜索に入りました。
銅製のケーブルは買い取る直前に土浦市内の通信設備会社事務所から盗まれたもので、張容疑者はそれを知っていたとみられますが、調べに対し、容疑を否認しているということです。
警察は、張容疑者と会社が、ほかにも同様に盗まれた金属を買い取っていたとみて調べています。

1963年に埼玉・狭山市で女子高校生が殺害された事件で服役し、冤罪を訴えながら亡くなった石川一雄さんの妻が、4度目となる再審請求を行いました。
1963年に起きたいわゆる「狭山事件」で、無期懲役の判決が確定し、1994年に仮釈放された石川一雄さんは、冤罪を訴えて再審請求していましたが、3月11日に亡くなり、東京高裁が審理を打ち切りました。
石川早智子さん:
彼の遺志と共に第4次再審を闘います。亡くなった今もかかっている“見えない手錠”を外したい。
石川さんの妻・早智子さんは会見を開き、早智子さんを請求人として4度目となる再審請求をしたことを明らかにしました。

千葉県柏市のアパートで外傷がある21歳の男性が倒れていてその後死亡した事件で、警察は傷害の疑いで、同居する21歳の男を逮捕しました。
傷害の疑いで逮捕された会社取締役の齋藤城容疑者(21)は、6日夜と7日未明に、柏市塚崎の自宅アパートで、同居する野上永遠さん(21)の腹部などを複数回殴ったり蹴ったりするなどして負傷させた疑いが持たれています。
野上さんは7日、顔や腹部に打撲の痕があり意識不明で見つかり、その後死亡しました。
齋藤容疑者は調べに対し、「ケンカになって顔面を殴ったり、腹に膝蹴りを入れたりした」と容疑を認めています。
2025.4.7 ロマンス詐欺か 十勝地方 40代女性が1900万円余の被害
SNS上で知り合った男性を名乗る人物からうその投資話を持ちかけられた十勝地方の40代の女性が、1900万円余りをだまし取られ、警察はSNS型のロマンス詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、去年12月、十勝地方に住む40代の女性がSNSを通じて韓国在住の投資家と名乗る男と知り合い、やり取りをする中で先物取引への投資を勧められました。
女性はその後、ことし2月から先月にかけて、この人物が指定した銀行口座に11回にわたって、合わせておよそ1950万円を振り込んだということです。
その後、振り込んだお金が引き出せないことなどを不審に思った女性は家族に相談して被害に気付いたということで、警察は恋愛感情につけこんだロマンス詐欺事件として捜査しています。
SNSで知り合った面識のない相手から現金の振り込みなどを要求されたら詐欺を疑い、警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するよう呼びかけています。
2025.4.7 「300台くらい盗んで売却した」ロードバイクなど窃盗繰り返し被害総額数百万円か…34歳男を逮捕 売りさばいたカネを生活費に 神奈川
神奈川・相模原署で4日、男がロードバイク1台を盗んだ疑いで逮捕された。男は横浜市の駐輪場などを回り、約半年でスポーツタイプの自転車を約300台盗み、最高3万円で転売して生活費に充てたと供述。被害総額は数百万円に上る見込みだ。警察は余罪と売却ルートを追っている。
半年でロードバイク300台を盗難
神奈川・相模原署で4日午前9時前、カメラが捉えたのは、うつむきながら歩く、アゴにヒゲを生やした男。
横浜市内のマンションの駐輪場で2月、ロードバイク1台を盗んだ疑いで逮捕された、松本直樹容疑者(34)だ。
警察によると、松本容疑者とみられる男が別の窃盗事件で逮捕された男の自宅で、盗品の自転車を軽トラックから降ろす姿が、確認されたという。
調べに対し、松本容疑者は「私がやったことに間違いありません。スポーツタイプの自転車を300台くらい盗んで売却した」と供述している。
約半年前から約300台の自転車を盗んでいたとみられる。
盗まれた自転車は高いモノで1台約3万円
狙われたのは、主にロードバイクなど、スポーツタイプの自転車。
盗まれた自転車は高いモノで1台約3万円の値段だといい、売りさばいて得たカネは生活費に充てていたという。警察は余罪について調べを進めている。
2025.4.7 学生寮に指導名目で呼び出し…10代生徒2人にわいせつ行為か 私立学校元教師の49歳男を4度目の逮捕
10代の生徒にわいせつ行為をしたとして、三重県の私立学校の教師だった男が4月7日、逮捕されました。
逮捕されたのは、三重県内の私立学校の元教師・高木真清容疑者(49)で、2024年8月から10月にかけ、当時勤務していた学校の学生寮で、10代の生徒2人にわいせつ行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、高木容疑者は授業後に生徒2人を指導名目で寮に呼び出して、犯行に及んでいたということですが、調べに対し「全く身に覚えがありません」と否認しています。
高木容疑者は別の生徒に対する不同意性交の疑いなどで、これまでに3度逮捕されていて、警察は余罪の裏付けを進めています。
2025.4.7 自宅敷地で下半身露出の男(59)逮捕 複数回見てしまった男性(60代)が通報し発覚 札幌
札幌・豊平警察署は2025年4月7日、公然わいせつの疑いで、札幌市清田区に住む会社員の男(59)を逮捕しました。
男は2025年1月13日から3月16日までの間、数回にわたって自宅敷地内で下半身を露出した疑いが持たれています。
3月17日、男が屋外で陰部を露出している様子を複数回目撃した男性(60代)が警察に相談し、事件が発覚しました。
現場は住宅街で、調べに対し男は「私がやったことに間違いありません」と容疑を認めています。
警察は男の余罪や犯行の目的を捜査しています。
2025.4.7 【特集】100人に1人が発症 知ってほしい私の病気「てんかん」 ある日突然「てんかん」に…「悲しみが大きかった」

3月26日は「パープルデー」と言って世界中で行われている「てんかん」という病気を啓発する日です。
「てんかん」がどんな病気なのか、よく知らないという方も多いのではないでしょうか?病気のことを周囲に伝えることができず悩みを抱える患者さんも多いこの病気、
長野県内の女性が自らの経験を語りました。
山田みかさん
「自分一人でも行動できなくなりやりたかったことが出来なくなった時のストレスと言うか悲しさはすごかったです」
緊張した表情でひとつひとつ言葉を選んで話す女性。
松本市の山田みかさん34歳。
高校1年生の時、「てんかん」と診断されました。
これまで、病気について周囲に打ち明けることはなかった山田さん。
多くの人を前に自らの「てんかん」を話したのはこの日が初めてでした。
東筑摩郡麻績村で生まれ育った山田さん。
3人きょうだいの長女で絵を描くのが好きな穏やかな性格の女の子でした。
15歳の時、その日は突然訪れました。
母・恵子さん
「弟が隣の部屋にいた私に「姉ちゃんなんかおかしいよ」って教えてくれて。そしたらこうなんかなんかよくわからない言葉で焦点も合わなくてうろうろしているというか…。とにかくベッドに横になろうって言って横になった瞬間全身けいれんが始まってで慌てて救急車を呼んで」
「脳炎」と診断され、その後の後遺症で「てんかん」を発症しました。
信州大学医学部付属病院てんかんセンター副センター長 金谷康平先生
「てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮することで起きる病気です。脳の神経細胞が過剰に興奮することでてんかん発作というのを繰り返す病気ですのでその発作はいつ起きるかわからない」
「通常、数秒で終わる発作から1、2分続く発作もあります。大きな発作では全身がこうがくがくするような全身のけいれん発作というものが出る人もいます」
「中には意識がぼんやりしたり言葉がしゃべれなくなったり視界がゆがむとかそういう発作も持ってる人がいますのでてんかんの発作と一言で言っても本当に様々な発作の種類があります」
県内に、およそ2万人の患者がいると言われる「てんかん」。
先天性のほか、脳の病気による後遺症、さらには、原因が分からないままに、誰でも発症する可能性がある病気です。
年代別では、子どもと高齢者に多い傾向があるものの100人に1人が発症すると言われています。
15歳で発症した山田さん。お守りのように持ち歩いているものがあると言います。
いつもカバンに入っているお財布の中の大事なところに。えっと。 読みますね。
「私はてんかんの後遺症があり、突然視野障害が起こることがあります。そのとき、自分の名前や住所を何もわからなくなり、喋れなくなってしまいます。申し訳ありませんが、その時、こちらにご連絡ください。」って裏に連絡先を書いてもうずっと持っていますね。
しかし、これまで1度もこのお守りを人に見せたことはありませんでした。
山田みかさん
「治るまで耐えて動かないように耐えて、辛かったというかその時は自分の中でこうするしかないって思ってましたし。知らない人に話しかけて、助けてください。って言う勇気がなかったので」
高校生でてんかんを発症してから多い時には1か月に7、8回およそ3分間に渡る発作が起きていました。
それでも大好きな「食」の道に進もうと調理師の専門学校を出て飲食業界に就職。しかし、いつ起こるかわからない発作に不安を抱え、29歳の時に仕事を辞めました。
そして、去年3月、てんかんの原因となっていた脳の一部を切除する手術を受けました。
およそ6時間におよぶ難しい手術を耐えた山田さん。まもなく1年が経とうとしています。
金谷先生
「さてどうですか調子は?
山田さん
「発作がまた1回もなかったです。手術をしてからスキーに行けて」
山田さんは、てんかんを発症してから行くことができなかったスキーに今シーズン4回、行くことが出来ました。
金谷先生
「やりたいことはだんだん出来るようになってきてると思うしさらに希望通りになってけばいいなと思うけど。まぁ焦らずだけどね」
山田さん
「そうですね、焦らず…」
患者の7、8割は、薬や手術などによって、山田さんのように発作の症状を軽減できると言います。
3月20日、松本市で開催された啓発イベント「パープルデー信州」。
「てんかん」について広く知ってもらおうと年に1度、開かれています。
小学生(松本市)
「パープルデー信州だからいろんな人が紫色で取り組みがすごいなっ思いました」
長野市から
「てんかんって色々誤解もされやすいですし私たち親もてんかん発作を見ると慣れないとすごく心配になってしまう。(パープルデーが)今くらい広がってきたのが嬉しいなって思います」
伝えることを紙に書く山田さん
山田さんは、これまで周囲には隠してきた自身の「てんかん」について初めて、経験を伝えます。
山田みかさん
「薬を飲んで一生生きていくということはもう一生の覚悟で発作は起きたら自分でなんとかするしかないと思って人生の半分以上発作が起きて生きてきました。もし発作が起きたとしてもちょっと助けてくださいって言うのは前は恥ずかしくて言えなくて隠れてたんですが、もし発作が起きても誰かに助けて下さいって言えそうな自分に変わったと思います」
山田みかさん
「てんかんになっちゃったことは辛かったですけどでも、てんかんで辛い思いをしている方が少しでも気持ちが楽になってくれたらうれしいです」
「てんかん」をもっと理解してほしい、自分の言葉で伝えきった山田さん。力強く前を向いて歩んでいきます。
2025.4.6 16歳の少女が自分の赤ちゃんの遺体を自宅に放置か 死体遺棄の疑いで逮捕 容疑認める
長野県上田市の16歳の少女が自宅に男の赤ちゃんの遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで逮捕されました。容疑を認めているということです。
逮捕されたのは上田市の無職の16歳の少女です。
警察の調べによりますと、16歳の少女は、今年3月上旬から4月5日まで、上田市内の自宅に男の赤ちゃんの遺体を放置し、遺棄した疑いが持たれています。
赤ちゃんは少女が3月上旬に出産したとみられ、遺棄したことについて容疑を認めているということです。
関係者からの届け出を受け、警察が6日に逮捕しました。
自宅には家族の家族も同居していたということです。
警察は赤ちゃんが死亡した経緯や動機などを調べています。

東京・足立区のアパートの一室に侵入し、女性に性的暴行を加えたうえ現金を奪ったとして、タクシー運転手の男が逮捕されました。
強盗・不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、タクシー運転手の福田陽平容疑者(33)です。
警視庁によりますと、福田容疑者は今月2日の未明、足立区にあるアパート3階の20代女性の部屋にベランダ側から窓をハンマーで割って侵入し、刃物で女性を脅迫。財布から現金2万円を奪ったうえ、女性に性的暴行を加えた疑いがもたれています。
さらに、福田容疑者は女性をコンビニに連れていき、ATMから5万円を引き出させ奪ったということです。
取り調べに対し福田容疑者は「借金で金に困って強盗した」「通報されないように性的暴行を加えた」と容疑を認めているということです。

同僚だった男性を線路に立ち入らせ電車と衝突させて殺害したとして男4人が逮捕された事件で、東京地検はきょう、塗装会社の社長ら男2人を傷害致死などの罪で起訴しました。ほかの2人は、殺人の罪で起訴されています。
傷害致死と暴行の罪で起訴されたのは、塗装会社の社長・佐々木学被告(39)と、社員の岩出篤哉被告(30)です。
佐々木被告らはおととし12月、同僚だった高野修さん(当時56)の顔を殴るなどの暴行を加えたほか、埼玉県戸田市の橋から川に飛び込むよう迫って心理的な支配下におき、東京・板橋区の踏切から線路内に立ち入らせ、電車に衝突して死亡させた罪に問われています。
東京地検は、2人の認否を明らかにしていません。
この事件をめぐって、東京地検は去年12月、同じ塗装会社の社員・島畑明仁被告(34)と、野崎俊太被告(39)の2人を高野さんへの殺人の罪などで起訴しましたが、佐々木被告らと岩出被告については処分を保留して捜査を続けていました。高野さんに対する殺意を認定できなかったものとみられます。
2025.4.4 “児童ポルノ”国際集中取り締まり544人摘発 日本は111人検挙
児童ポルノなど、子どもが性的に搾取される事案を世界の6つの国と地域の警察が集中的に取り締まった結果、1か月余りで、544人が摘発されました。このうち日本では、幼い娘に性的暴行を加えてその動画をインターネット上のグループチャットで共有していた父親など111人が検挙され、警察庁は引き続き、海外の捜査機関と連携し、取り締まりを強化することにしています。
ことし2月から3月にかけてインターネット上で子どもが性的に搾取される事案に対する国際的な集中取り締まりが行われ、日本の警察も初めて参加しました。
警察庁によりますと、取り締まりを行ったのは日本とシンガポール、タイ、韓国、香港、マレーシアの6つの国と地域の警察で、情報を共有しながら捜査を進めた結果、1か月余りで合わせて544人が摘発されたということです。
このうち、日本の警察は日本に住む14歳から68歳までの111人を検挙したということです。
この中には、インターネット上のサイトに子どもの性的な画像を掲載した高校教諭や、幼い娘に性的暴行を加えてその動画をインターネット上のグループチャットで共有した父親などが含まれているということです。
警察庁によりますと、去年1年間に児童ポルノに関する犯罪で全国の警察に検挙された人は1424人と、依然として多くなっています。
警察庁は、インターネット上の児童ポルノに関する捜査には国際協力が効果的だとして、引き続き、海外の捜査機関と連携し、取り締まりを強化していきたいとしています。
2025.4.4 扶桑町の住宅で女性頭殴られけが 男逃走 強盗傷害事件で捜査
3日、愛知県扶桑町の住宅に何者かが侵入し、この家に住む50代の女性が鈍器で頭を殴られ、けがをしました。
男は逃走していて、警察は強盗傷害事件として行方を捜査しています。
3日午後7時半ごろ、扶桑町柏森の住宅で「女性が助けを求めてきた。強盗にあったと言っている」と近くに住む人から警察に通報がありました。
警察によりますと、この住宅に何者かが侵入していて50歳の女性がちょうど帰宅したところ、玄関で男と鉢合わせたということです。
その後、男は、女性の頭を鈍器で数回殴って、そのまま逃走したということです。
女性は、殴られた際に頭にけがをしましたが、命に別状はないということです。
逃げた男は20代ぐらいで、身長1メートル75センチほどのやせ型で黒っぽい上着を着ていたということです。
警察によりますと、玄関のガラス戸が割られていたということで、室内から盗まれたものがないかなど、詳しい被害の状況を調べるとともに強盗傷害事件として逃げた男の行方を捜査しています。
現場は名鉄犬山線の扶桑駅から南西に500メートルほど離れた住宅街です。

警視庁の警察官を装い、都内の女性からキャッシュカード5枚を盗んだとして23歳の男が逮捕されました。男はキャッシュカードを使い、およそ1080万円を引き出していました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは遠藤晴容疑者(23)で、先月25日、東京・武蔵野市の70代の女性宅を地元の警察官を装って訪れ、その場で用意させたキャッシュカード5枚入りの封筒をトランプを入れた封筒とすり替え、盗んだ疑いがもたれています。
警視庁によりますと、女性の自宅には警察官を名乗る人物から「クレジットカードが不正使用されたのでカードを調べる」などと事前に電話があったということです。
遠藤容疑者は翌日にかけ、盗んだキャッシュカードを使ってコンビニのATMなどであわせておよそ1080万円を引き出したり、別の口座に送金したりしていました。
取り調べに対し容疑を認めているということで、警視庁は同様の手口で余罪があるとみて調べています。

千葉県我孫子市の小学校教師の男が女性の下着を盗撮した疑いで逮捕されました。
我孫子市の小学校教師・綿引亮介容疑者(32)は2024年千葉県内の施設で女性の下着をスカートの下からスマートフォンで盗撮した疑いが持たれています。
警察によりますと別件の盗撮事件で2025年3月に綿引容疑者のスマートフォンを押収して解析したところ女性の下着が映った動画が見つかったということです。
調べに対し綿引容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
綿引容疑者のスマートフォンからは他にも盗撮したとみられる動画が見つかっていて警察は余罪を調べています。
2025.4.3 謎多い事件…冷凍庫に“成人女性”遺体 裁判所事務官(49)と父親(72)、親族(62)逮捕 発見のきっかけは“ある夫婦の遺書” 滋賀・長浜市
成人女性とみられる遺体が、静かな住宅街の一角の冷凍庫の中から見つかった。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、滋賀・長浜市の無職・岩瀬浩一郎容疑者(72)と息子で裁判所事務官の岩瀬龍彦容疑者(49)、そして親族の野中秀紀容疑者(62)の3人。
謎が多いこの事件。一体、何があったのか?
遺体は凍り、目立った外傷はなく…
冷凍庫から見つかった、女性とみられる遺体。
謎が謎を呼ぶ事件が、滋賀・長浜市で起きた。
記者リポート:
事件現場がこちらの家です。規制線が張られています。玄関の中に人の姿があります。いままさに、鑑識の作業が行われています。
死体遺棄の疑いで逮捕、3日に身柄を送検された、裁判所の事務官・岩瀬龍彦容疑者(49)と、同居する父親で無職の浩一郎容疑者(72)。
そして、2人の親族で、大阪・堺市に住むアルバイト清掃員・野中秀紀容疑者(62)の3人。
岩瀬容疑者の自宅の冷凍庫の中から、女性とみられる身元不明の遺体が発見された。
冷凍庫は人1人が入るほどの大きさで、遺体は凍り、目立った外傷はなかったという。
岩瀬容疑者について、近所の人はこう話す 。
近所の人:
普通のおじいちゃん。息子さんも、ちょっと暗めだけど、普通の方。
(Q. 奥さまはこっちにはいなかった?)
(引っ越して)来たときには奥さんはいなかった。
容疑者3人と遺体は、どのような関係なのか…。
謎に包まれている事件は、遺体が見つかった経緯も不明。
事件が発覚したキッカケは、現場から100キロ以上離れた大阪・堺市で起きた、“別の事案”だった。
1日、堺市の住宅から通報が入り、その後57歳の夫と71歳の妻が死亡が確認された。
記者リポート:
遺書には、岩瀬容疑者が死体遺棄に関与しているとの内容が書かれていたということです。
現場には遺書が残されていて、その中に、“岩瀬浩一郎容疑者の名前”や、“遺体がある”などとする内容の記述があったという。
その後の調べで、遺書に書かれていた通り、岩瀬容疑者親子が住む長浜市の自宅から遺体が発見された。

5人の関係でこれまでに分かっていることは、岩瀬容疑者親子と野中容疑者が親族であることと、その野中容疑者の住所は遺書を残して死亡した夫婦と同じ、堺市ということのみ。
警察は、冷凍庫から見つかった遺体の身元の特定と、遺体が遺棄された経緯についても捜査を進めている。
2025.4.3 冷凍庫に遺体を遺棄容疑、男3人逮捕 遺体は女性か、滋賀県警が捜査
自宅の冷凍庫に遺体を遺棄したとして、滋賀県警捜査1課と長浜署は3日、同県長浜市四ツ塚町の無職岩瀬浩一郎容疑者(72)、息子で長浜簡易裁判所事務官の龍彦容疑者(49)ら男3人を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。県警は3人の認否を明らかにしていない。遺体は女性とみられ、県警が身元や死因などを調べている。
長浜署によると、ほかに逮捕されたのは大阪府堺市東区大美野のアルバイト清掃員野中秀紀容疑者(62)。3人は岩瀬容疑者の自宅の冷凍庫に遺体を放置し、遺棄した疑いがある。
1日夜に大阪府内で見つかった別の人の遺書に、3人が死体遺棄に関与しているという趣旨の記述があり、大阪府警から2日に情報提供を受けた滋賀県警が岩瀬容疑者の自宅を調べたという。
2025.4.2 ラブホテル街の黄色い道路 大阪の中心部で「立ちんぼ」対策 摘発逃れて巧妙化する“売春”行為 背景に女性の「承認欲求」か
売春目的で路上に立つ、いわゆる「立ちんぼ」。
大阪キタの繁華街で急増したことを受けて去年、警察などが、対策を講じてきましたが、現状はどうなっているのだろうか。
取材を進めると、摘発を逃れるために、より巧妙に売春が行われている現状が見えてきた。
■大阪キタで「立ちんぼ」対策 道路が黄色に
記者リポート:ちょうど話しかけてる人がいますね。交渉してますね。
4月1日、午後7時頃。
大阪市中央区には、売春目的で路上に立つ女性たちの姿が。
記者が話しかけると…。
女性:警察?
記者:警察じゃないです。関西テレビの記者です。
女性:(風俗店で働くと)中抜きも嫌だし、相手選べないっていうのがでかいです。
摘発を気にしながらも横行する売春行為。
警察などは大阪のキタで、ある「異例の対策」を行った。
記者リポート:こちらの道路ですが、先の方まで道が黄色に塗られています。こちらには明るく開放的な海の生き物の絵が描かれています。
梅田エリアの繁華街・太融寺町。
去年の年末、ラブホテルが立ち並ぶ一角の道路が黄色に塗られたのだ。
■「立ちんぼ」で逮捕されたのは30人 対策は「目立つ場所を嫌がる人間の心理」を利用
この場所では、おととしから去年にかけて、いわゆる「立ちんぼ」が急増していた。
去年11月の取材では…。
(Q.いくらくらいでやっている?)
女性:相場くらい。
(Q.相場どれくらい?)
女性:言ってって。
(Q.1万5000円ぐらい?)
女性:…(うなずく)。
記者リポート:今、男の人が女の人と交渉しているように見えます。2人で歩き出しましたね。
去年、このエリアで売春を目的に客を待ち、逮捕された人の数は、30人にのぼった。
地域の治安悪化も懸念され、去年12月に打たれた対策が、道路を明るい色に塗ることだった。「目立つ場所を嫌がる人間の心理」を利用した取り組みだ。
■対策して4カ月 対策の効果で9割減少
4カ月が経過して、対策の効果はあるのだろうか?
警察の調査によると、塗装前は一度に最大17人、平均すると7人ほどが立っていた。
塗装後のことし2月は平均で0.9人に。およそ9割減少したという。
街の人:少なくなったイメージあります。
街の人:良いんちゃうかなと思います。(立ちんぼは)イメージ悪いから。
■消えた梅田にいた「立ちんぼ」 ミナミで取材すると「移動した」
実際にそうなのか、現場を取材してみると…路上にいたのは女性2人のみだった。
別の日の夜も1人だけで、対策の効果が一定あるようだ。
では、これまでこのエリアにいた9割の女性は「売春を辞めた」のか。
同じく客待ち行為が横行しているミナミで取材をすると…。
「以前は太融寺にいた」という女性に出会った。
道が黄色に塗られたことで売春をする人が減ったことに加えて、警察が取り締まりを強化したため、「移動した」と話す。
■摘発リスクを回避して“出会い系居酒屋”に潜伏
さらにこんな証言も。
大阪の風俗店関係者:出会い系居酒屋に潜伏して、新しい人を引っ張ってくる。
「出会い系居酒屋」は、来店した初対面の男女が同じ席で飲食や会話を楽しむ店で、女性たちはここで新たに客を探しているというのだ。
大阪の風俗店関係者:(知人が)太融寺に立ってた子なんですけど。1回摘発されて捕まってから、また路上に立つのがリスクがあるから、出会い系居酒屋にずっと行ってる。『帰るところがない』と自分で切り出して、『助けてほしい』みたいな。金銭援助してほしいという感じの方向にもっていく。そこでうまくいった子たちが、味を占めて同じ店に通う。
場所を変えて横行する売春行為。
手口はより巧妙に、そして複雑化しているようだ。
■「承認欲求を満たすために居座る人も」と加藤デスクの指摘
売春目的で客待ちをする女性が減ったようにも見えたが、移動して、売春をやめたわけではないということが取材で分かった。
売春をする背景には「居場所のなかった人の承認欲求」と関西テレビの加藤さゆり報道デスクは話す。
関西テレビ 加藤さゆり報道デスク:立ちんぼをなさってる方々の多くが、それを心から望んでやってるかというと、そういうわけでもないと言われています。というのも、その多くがホストに入れ込んでしまって多額の売掛金を持っていたり、元々、家庭環境が複雑で家に居場所がないとか、学校には居場所がなくて、経済状況も良くなくて、その中で生きて行くために『承認欲求』みたいなものが、どんどん出てくるわけです。自分の居場所がない方々にとっては。そうすると、こういう所はすごく刹那的なんだけれども、ある種の自分の承認欲求を満たされるというとこで、こういう所に居座ってしまうという方々も多くいらっしゃると、支援する団体の方々はおっしゃっています。
売春は、不法行為ですし、危険な目にあう恐れもある。
そのあたりをしっかりと認識していただきたい。
2025.4.2 事件発生から25年 渓流に手足を縛られた状態の17歳遺体 父「自首して真実を話して」【福島発】
福島県郡山市の山深い渓流で、当時17歳の女性が遺体で見つかった事件。2025年4月2日で発生から25年が経った。延べ4万人を超える捜査員を動員し捜査を進めるが、有力な手掛かりが乏しく未解決となっている。
■山深い渓流で一体何が
当時17歳だった山岸亜世美さん。2000年4月、福島県郡山市逢瀬町の山深い渓流で殺害されているのがみつかった。
当時流行していた厚底ブーツを履いていて、手足は結束バンドと呼ばれる業務用の頑丈なひもで縛られた状態だった。
■決め手となる証拠が乏しく
携帯電話が10代にも広く普及し始めた時代。携帯電話に登録されていた知り合いやいわゆる「メル友」は数百人にのぼった。
「交友関係者がとても多かったのを覚えている。忘れることができない事件だ…」当時の捜査幹部はこう振り返る。
警察は何らかのトラブルに巻き込まれたとみて捜査を進めたが、決め手となる物的な証拠や目撃情報が乏しく、事件の発生から25年が経った。
■父「失った悲しみは薄れることはない」
亜世美さんの身に何が起きたのか? 76歳の父親は、福島テレビの取材に対し「娘を失った悲しみは25年が経った今も決して薄れることはない。犯人には自首して、正直に真実を話してほしい」とコメントしている。

愛知・一宮市の住宅のクローゼットで見つかった若い女性の遺体は、16歳の女子高校生と分かlった。
3月31日午後11時前、愛知・一宮市木曽川町の住宅を訪問した警察官がクローゼットの中で女性の遺体を見つけた。
遺体は、東京都内に住む女子高校生・加藤和華さん(16)で、首などに複数の刺し傷があり、布とテープのようなもので体を覆われていた。
警察は、この家に住む江口真先容疑者(21)を死体遺棄の疑いで緊急逮捕した。
捜査関係者によると、加藤さんは3月28日に「ネットゲームで知り合った男性に会いに行く」と外出してから連絡が取れなくなっていたという。
江口容疑者は容疑を認め、殺害をほのめかす供述もしているということだ。

1日午後1時ごろ、名古屋市中区栄3丁目の地下鉄栄駅近くで「人が倒れている」と110番通報があった。
愛知県警中署と消防によると、乗用車が歩道に乗り上げ複数人をはねた。乳児から60代の男女7人がけがをして搬送されたが、全員意識はあるという。同署は運転していた70代の女を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、その後釈放した。署が詳しい原因を調べている。
現場は名古屋市最大の繁華街・栄で、デパートなどが立ち並ぶ地域。
目撃した男性によると、乗用車が歩道に乗り上げながら信号待ちの人たちに衝突。子連れの女性ら2、3人がはね飛ばされたのが見えたという。
車を運転した女は警察に「事故を起こした人はいますか」と聞かれると、落ち着いた様子で手を上げていたという。男性は「本当にこの人が事故を起こしたのかと驚いた。正直怖かった」と話した。
別の50代の男性は現場で「ドン」という音を聞き、乗用車が信号待ちの人とぶつかるのを目撃した。乗用車にはねられた人のうち数人は、交差点の真ん中くらいまで5メートルほど飛ばされ、頭から血を流して倒れていた。男性が運転していた女に駆け寄りけががないか尋ねると、ハンドルを握ったまま「どうしよう、どうしよう」と動揺した様子だったという。
2025.4.1 本屋大賞ノミネート作品ばかり”売れ筋”単行本8冊を万引容疑…33歳の無職男を逮捕「万引した本を売ってお金に換えていた」「借金があったので返済のため」<札幌市中央区>
書店で人気作品の単行本8冊を盗んだとして、33歳の無職の男が窃盗の疑いで逮捕されました。
男は3月30日午前10時ごろ、札幌市中央区の書店で単行本8冊(販売価格計1万4960円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、札幌市中央区の書店が30日に本を盗まれたと被害届を提出。
翌31日午前11時ごろ、本の買取店から「同一商品を何度も持ち込む客が来店している。査定後の11時30分に戻ってきます」と警察に通報がありました。
警察が本の買取店に駆け付けると、男は犯行を認めたということです。
男が転売しようとした本の大半は、今年の本屋大賞ノミネート作品だったということです。
調べに男は「借金があったので返済のため万引した本を売ってお金に換えていた」と容疑を認めています。
逮捕時、男は所持金を持っていませんでした。
警察は転売目的の犯行とみて余罪を調べています。
2025.4.1 紙パンツ専用パット1点を万引「自分で使うために盗んだ」34歳無職の女を現行犯逮捕<北海道函館市>
スーパーで紙パンツ専用パット1点を万引した34歳の無職の女が窃盗の現行犯で逮捕されました。
女は3月31日午後1時ごろ、北海道函館市のスーパーで、紙パンツ専用パット1点(販売価格1628円)を盗みました。
警察によりますと、警備員が棚から商品を手に取り、会計をせずに店を出た女を目撃。女はその場で逮捕されました。
調べに女は「自分で使うために盗んだ」と容疑を認めています。
2025.4.1 ミャンマーの拠点から詐欺電話か 日本人の男2人に逮捕状 愛知県警
ミャンマーを舞台にした国際的な詐欺をめぐり、タイの警察当局が拘束した日本人の男2人について、愛知県警が詐欺の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材で分かった。男らは、2月に保護され帰国した愛知県の少年(16)と同じ詐欺拠点にいたとみられている。今後、タイから移送し、詳しい経緯などを調べる。
捜査関係者によると、20代と30代の男2人は1月、男性に警察官などをかたってうその電話をかけ、現金をだまし取った疑いがある。
男らはミャンマー東部の拠点で特殊詐欺の「かけ子」に従事していたとみられ、3月11日にタイ西部のミャンマー国境付近で不法滞在の疑いでタイの警察当局に拘束されていた。
一方、少年は帰国後、愛知県警の聞き取りに対し、「電話で警察官などをかたる詐欺に加担させられた」「他に8人くらいの日本人が同じ仕事をしていた」などと説明。県警はこうした情報を元に同じ拠点で特殊詐欺に従事していたとされる男らの関与について捜査を進めていた。
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